よみびとしらず。

あいどんのう。

アイ

2020-06-26 00:13:39 | 散文
色に触れて色を忘れた
わたしに重なるその色は
どこにも能わない色彩となりて
その色の名前も分からずに
苦しみに近い違う誓いを立てては
わたしの内面をあおく染め上げた
色に触れられ産まれおちたのは
まっさらなわたしのアイの色

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