よみびとしらず。

あいどんのう。

家庭菜園

2020-04-04 00:03:07 | 散文
風はつよく身体はあつくわたしは弱くあなたは潔(いさぎよ)くこの地に立ちて揺れて揺られて過ぎたらのちに土に還りて花となる風にかたちなくこの身に寄るべなくもてあました熱量の分だけ孤独を歌うみんなひとりぼっちでさみしくてつながりを求めあうことでごまかした本当のさみしさとかなしみをつよい風にも折れぬ身体でひるがえる布切れの分だけ記憶を運んだ風に流された思い出は巡りわたしは自らの弱さを糧としてまた巡り合うあ . . . 本文を読む