よみびとしらず。

あいどんのう。

Fire

2019-09-15 17:07:13 | 散文
苛立ちは燃えて静けさはおちていった水の底もういっそのこと、なくなってしまえば良かったのにそれでも残る跡形もなくなくなることなど誰ひとり許してはくれなかったいまなお燃える苛立ちも悲しみも涙のあとさえも残らずにわたしは燃える炎よ燃えろその悲しみの意味など疾(と)うに知るよしもないそれでも消え失せるわけにはいかないとどこまでも続くと決めた 命のともしび . . . 本文を読む