風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

夏の朝3 面と向かって言えません

2022-08-01 | 日記

 ダメだなぁ、イネひと株の中で、穂が出そうなもの、出ている最中のもの、すっかり出たもの、そうしたいろんな状態を撮ったつもりでしたが、ちっとも良くありません。

 坪当たり60株。一株当たり、平均で20本弱の穂数…。目の前にひろがる田んぼに現れた穂の数は、いったいどれくらいなのか?

 神社の祭典などに行われる「梵天あげ」。その際に歌われる梵天歌には、若い衆が、秋の出穂よりもっと揃ったという意味の歌詞が入っています。あるいは「若松さま」という単語。これも、おめでたい名前のひとつでしょう。どちらも、今の世相とは正反対ですが、この時期、ふと思い出します。

 あと数日で、稲の穂がすっかり出揃います。田植えから約2か月半が経過しました。

 

 今日はずいぶん久しぶりに雨の予報でした。最高気温も30度台で、少しは楽かなと思っていたら、どちらも大ハズレ。雨の前に畑を耕してしまいたいと、今朝は4時起き。でもさすがに、すぐにはトラクターを動かせません。5時頃から始めました。以前は5時頃から、いろんな機械の音がしたものです。草刈り機、防除機、動力散布機などなど。でもだんだん、周囲に気を遣うような時代となりました。農作業は天候や期間の制約を受けるため、集中してやらなければならない場合が多々あります。みんなが、規模はともかく農業をやっていた時代は、それが当たり前という感覚でしたが、いつしか、そんな感じではなくなりつつあります。雨や暑さを避けての早朝作業でしたが、朝の5時、まだ何にも音のしない中を、トラクターのエンジン音を響かせたのでした。近くの家まで数百メートル。

 暑すぎてゴロゴロ。家の中も、今日も33度!

 

「晩、何食べたい?」

「何でも良いよ」じゃ、いけませんよね。

 でも、何かひねり出しても、「却下!」(笑)。 

 オホン(咳払いのつもり)、特定のどこかの家のことではなく、一般的な話ですよ。

 で、最後にダジャレとなるわけですが、「『麺』と向かって言えない」

 

 三度に三度、ごはんです。麺類を食べることがあっても、最後にごはんで蓋をしなければなりません。パンももちろん、そういう感覚。こんなに暑い時は、ナス漬けがもう何とも言えません。「ナス漬けと水かけまま」は、最強の組み合わせなんです。とりあえずでも、何かを食べることが、何より大事。小食やプチ断食が、身体に良いとは聞きますけど…。