音楽療法士でこぼこ生活

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老健での私

2010-06-08 16:58:04 | 音楽療法いろいろ
老健でセッションをし始めてはや10年以上

最近急に「頼りにされている」感じがします

毎朝担当者がお一人の方のカンファレンスをされるのですが・・・以前は黙って座っているだけだったのに出席してるときは必ず「音楽療法の場面ではどうですか?」と意見を求められるし

出席していない時も後日「カンファレンスで決まりましたので音楽療法の対象者としてお願いします」など・・・良い意味で「利用」されることが多い

利用者さんの様子を語るときに生活面での様子と音楽療法での様子が参考になるというのは嬉しいことで

また問題解決のためのプランにも「音楽療法への参加」という項目が職員から出されることは「認めていただいている」と言うことで

また、もともと師長さんや主任と年が近いので・・・「今時の若い子って」なんておばさんの世間話はしていましたが

時には職場の人間関係や職員の様子などで相談を受けることもあり・・・・これって「私がそこそこの年齢になってきたから」と思うようになりました

確かに10年前は年上の方も多く・・職場での経験も深い方ばっかりの中で若輩者が一人とやっていましたが・・・今は年の順では上位・・職場経験でもほとんど方が「後輩」になります

音楽療法の方も経験を積んである程度は自信もでき・・我が老健での「音楽療法の実施意味」も確立されてきたように思われます

あと何年させていただけるのかわかりませんが「お役に立て続けたい」です


今日はちょうどセッションを始めようとしたときに面会の方が3人入ってこられなんとお一人は「うちのお寺の住職」もうお一人は「私の仲人」という・・私にとっては「頭の上がらない」大御所

ご挨拶したら「あらっこれから歌を歌われるのじゃ~私たちも参加させていただきます」としっかり入所者さんの間に座られ私にとってはまるで教師時代の「研究授業」のよう

蒸し暑さも手伝って「汗みどろ」でしたやっぱり世間ではまだまだ若輩者でした

コメント
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