2017年LPGAツアー第32戦『富士通レディース』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の大会最終日が千葉県千葉市の東急セブンハンドレッドクラブ西コース(6,662ヤード/パー72)で行われた。朝から雨が降り続くコンディションの中、テレサ・ルーが混戦を制して今季3勝目、ツアー通算15勝目を飾った。(天候:雨 気温:17.0℃ 風速:2.5m/s)
10月13日に30歳の誕生日を迎えたテレサ・ルー。バースデーウィークでの優勝は本当に嬉しいと喜びを噛み締めた。
今シーズンはすでに2勝を挙げているテレサだが、7月と8月はスランプと呼んでいいほどの不調に陥っていたと言う。「思うような動きができずにイライラしていました。もう優勝はできないかと思っていました」。
不調の原因は右肩を痛めていたことも影響していた。本当はゴルフをやらずに休んで治すべき症状のようだが、シーズン中ということもあり肩を専門としたトレーナーにケアをしてもらいながら戦っている。
また復調できた要因の一つには夫の存在があった。「色々な面で助けられています。ドライバーショットに悩んでいたんですが、新しいシャフトに変えてみたらと言われて、色々試してみました」。
結果的にシャフトはまだ変えていないが、その試みが良かったのか今週はドライバーが曲がらなかったとのこと。また、料理をすることも今は気持ちをリフレッシュする良い方法になっている。「最近はリゾットに挑戦しました。パエリアみたいになってしまいましたが、美味しいと言ってくれるので、それで満足です」。
心技体とスポーツの世界ではよく言われることだが、ゴルフにおいては特に心の部分が大きなウェイトを占めている。テレサにとっても夫の存在は大きな心の支えになっていることは間違いない。
この優勝でテレサの賞金ランキングは4位へ浮上。トップのキムハヌルとは約2,000万円差。これから賞金額が大きい試合が続くだけに十分逆転のチャンスはある。賞金レースを争うメンバーにとってはテレサの存在は脅威となりそうだ。
以上、日本女子プロゴルフ協会
実力者は、テレサルー、イミニョン、キムハヌルの順じゃないかと私は思います。それと申ジエです。
鈴木愛に頑張ってほしいのですが、今日は得意のパットが決まらずに4位で残念でした。