ちょこっと子育て

坊は、ゲーム作りに夢中😌
私はろじえも聴きながら、
ご飯作ってまーす💓♥️❤️

ぼくの気持ち。

2011-11-02 | Weblog

先日のことです。

学校から帰ってくると、袋入りのおせんべいをバッグから出し「はい、お母さんが食べて・・・」と元気のない一言。
「何?このおせんべい、どうしたと?」と不思議に思って聞いてみると。

あららぁ・・・の出来事が。

息子の算数の授業、いま掛け算をしてるんです。
掛け算の授業はとっても面白いらしく、「づつ屋さん」ごっこをしながら覚えていってるそうです。

「づつ屋さんごっこ?・・・って何~?」と思ったら、近くのスーパーへ出向いて『二つづつ』にまとめられてる果物や、『二尾づつ』にまとめられてるお魚さんを見つけては、先生に報告する遊びだそうです。
これだと、かなり意欲的に掛け算に興味を持つようですよ(笑)

で、この日は弐の段を覚えるために先生が用意された「づつ屋さんごっこ」が、この持ち帰ってきた「おせんべい」だったようです。
透明の一袋に二枚づつ入ったおせんべいで、2×△って式を作って一通り覚え・・・。

「じゃ、みんな食べていいよ!」との先生のかけ声。
う~~~~~む。
知らなかった。
聞いてなかった。

息子もびっくり。
「先生、ぼ・・・ぼくは食べられません・・・」と手をあげて聞いてみたそうで。
そしたら「あ、そうだね、そしたらお母さんに持って帰り~」との返事だったみたい。

う・・・先生ってば、私に伝えるの、忘れてたでしょ
以前、オレンジジュースを算数に使った時はちゃんと連絡して下さってたから、本当に本当に「うっかり」だと思うけどぉ、忘れてたでしょぉ~~~~~~

ま、済んだことは仕方ないが。

これがね、ちょうど小腹のすく4時間目だったから、むすこには辛かったみたいです。
「じゃぁ、教室で食べてなかったのは一人だけだったの?」と聞くと、そこで初めて大粒の涙を流し、うん・・うんってうなづいて声を殺してしばらく泣いてました。

今まで、どんな状況にあっても「まずは僕のこと」を周囲が一番に考えてくれる環境だっただけに、今回の事はかなり衝撃的だったようです。

「それで、その教室にいてどう思った?」って聞いてみたら
「もっと・・・もっと。ボクのことを・・・考えてほしかった・・・」って。
そりゃそうだろなぁ。
7歳の子に、こんなサプライズはいらんやろぉ・・・と母も思いました。

この日の息子の頑張りには心からエールを送ります。
泣かずに、みんなが食べ終わるのを我慢強く待って、残りの授業もきちんと受けて。

旦那も、この算数せんべいには驚いてたけど
「辛いことも知っとかなね。」と、じょんじょんしてました。

んだな。
ま、これを機に「殿様」状態からの脱却ってのもありかしら(笑)

あ、息子はね、ひとしきり泣いたらスッとしたようで、それからはいつもの坊に戻ってます
でも、また似たような状況におかれるかもしれないって不安はあるみたいなんです。
それで、解決策を練りました。

①今回のように辛い気持ちになったら、我慢しないで保健の先生にお話しを聞いてもらう。
②そこでは大声で泣いてもいいし、気持ちが落ち着くまで過ごしてもいい。

「お母さんがいいって言った」ってだけなんですが、この一言で大きく安心するみたいですね。
保健室に行くことが「ずるい事」とか「逃げてる」って思うようなので、
「保健室っていうのはね、お怪我をした時に行くでしょ?外からは見えないけど、おせんべいの時みたいに、心が怪我をすることもあるよね。だから、その時は先生とお話をして、心が痛いですって伝えたらいいんだよ。」って言いました。

誰も守ってくれないってスネるより、誰かを上手に頼ることを覚えてほしいです
がんばるのじゃ、息子よ。

レシピブログに参加しています♪応援クリックお願いします!
  



最新の画像もっと見る

17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
切ないよね(TT) (桃うさぎ)
2011-11-02 13:09:23
こんなサプライズ、いらないから!!
もう、先生ったら、うっかりやさんだね!
みーさんも、切なかったね。。。

保育園では、うちの息子もこういう状況によく遭遇して泣いていたよ。
園庭で収穫されたものを、その日のおやつなんかに出してきたりするの。。。

むすこくんは、もう小2だから、泣きたくたってその場では大きな口開けて泣けないもんね。
「スネるより、頼れ!」、私もこの名言を今夜 息子に送ります(^-^)。
返信する
(T_T) (ぺんちゃん)
2011-11-02 15:04:53
あー、学校ってこんなことあるんです(涙)
食べもの使って授業するのやめてほしいです(涙)子どもが関心を持つからって、他のことで興味をひくよう、工夫してほしい(>_<)
でも、こういうことって、これからもたびたびあることですよね・・・
小学生になって、もっと大きくなって…
いろいろな試練(?)がめぐってきたとき、きっとアレっこたちは、強く立ち向かえると信じて、私もみーさんのように息子に接しなければ!!
返信する
Unknown (ぺんちゃん)
2011-11-02 15:08:41
あれ?半分しか残らなかった(汗)
ごめんなさい。続きを・・・

でも、こんなことってこれから先もきっと
ありますよね。
いろいろな試練に(?)出会ったとき、
アレっ子たちはきっと強く立ち向かえるはずです!
そう信じて、私もみーさんのように息子に接したいと思います^^
返信する
はじめまして (しゅかいち)
2011-11-02 21:30:33
はじめまして みーさま。
食物アレルギーを持つ母として、
ブログ 楽しみに拝見させてただいています。
わが子も来年春より小学生です。
胸が締め付けられる思いがしました。
皆様がおっしゃるとおり、
食アレ家族には様々な試練が・・。
鍛えられますね・・・。
息子さまがみーさまに 気持ちを打ち明けることができてよかったですね。
心の傷はなかなか表現できにくいもの。
それを伝えることができる息子さまは、
強くて優しいな~と。
そしてみーさまもあたたかいママだな~と・・。
私もそんな母を目指します。
これからも ブログ拝見させてください。
楽しみにしております。


返信する
桃うさぎさんへ (みー)
2011-11-03 18:30:35
あたたかいお言葉、ありがとうございます

そうなんです。
最近は、我慢しちゃうようになってしまって。
不満をぶつけないかわりに、殻に閉じこもってしまう傾向ありでして

もっと細やかに対応してあげられたらいいんですが、私の方も何かと忙しくなってきて。

男の子って、本当に繊細なんですねぇ
「気にするな」って言い方をよくしちゃうけど、それって息子からすると「お母さんがきちんと向き合ってくれてない」言葉らしいんです。

子育ては勉強って言いますが、学ぶことが多すぎ(笑)

私は・・・桃うさぎさんを頼っちゃおっかな
返信する
ぺんちゃんさんへ (みー)
2011-11-03 18:37:38
ご心配いただいて、ありがとうございます

ウチの学校は、割と食べ物で惹きつける系かしらねぇ(笑)

そうそう、でもね、世の中に出たらこんなもんじゃスマンですよね

もまれる時の予防訓練と思えば・・・まだマシかな?

逃げ道はいっぱいあった方がいいから、頑なに拒否せず、ゆらりゆらりとかわしてって欲しいですね

ぺんちゃんさんの方が、熱心に会話を持たれてると思いますよ~
私こそ見習わなくっちゃです
返信する
しゅかいちさんへ (みー)
2011-11-03 19:01:09
メッセージありがとうございます
来年から小学生なんですね
おめでとうございます

とはいえ、アレッ子ファミリーには不安な時期でもありますよね。

まさに数々の試練ですよね。

ただ、ウチの場合はラッキーなことに、こうして皆さんと情報交換できてるのでストレスをあまり感じないですんだかなって思います

同じ悩みを持つママさん達からの励ましの言葉で、どれほど救われたかわかりません。
感謝でいっぱいです

息子の優しさや強さはみんなからの頂き物だと思って接しています。
ただ、母も果たしてそうかというと、実はそうではないんですねぇ

私はまだまだですね~
ま、このまま未熟な方が子どもにとっては面白いのかしら・・・とも思うんですが(笑)

なので、・・・「さま」はやめましょ「さん」とか「ちゃん」とかでお願いします

不定期に更新しますが、いつでもお寄り下さいませ
返信する
Unknown (tommy)
2011-11-04 17:20:34
見ていてこちらまで切なくなりました。
うちはまだ幼稚園ですが同じ経験があります。去年ですが、幼稚園で何かおやつなど出るときは先に連絡していただき、食べられるものを持たせるって感じだったんですが、その日は連絡なしに、かえってくるなり

「今日みんなお魚の形したおやつ食べてた、でもね私食べれないのだったの・・・だから○○ちゃんは我慢しようねって言われて待ってた。」と。
かなり酷だなと感じました。


坊ちゃんの件もそうですが幼稚園や学校は特におやつ食べなきゃいけない場所じゃないし、アレルギーで食べられない子がいるんだったら、その場で食べなくても、全員持って帰ったらいいじゃん・・・なんて思いましたね。
主人が小学校の教員なんで聞いてみたら
確かに酷だね・・・自分ならみんな食べさせないと言っていましたよ。
返信する
tommyさんへ (みー)
2011-11-04 23:46:18
tommyさんとこも、同じような事件があったんですね。

あれはですねぇ、後から知らされる親は辛いですよね

我慢するといっても、欲しいオモチャを我慢するのと食事を我慢するのでは、度合いが違いますよね。
食べることを我慢することが、人間にとってどれほどキツイことか。

考えると切ないですね

経験しちゃったものは忘れることもできないだろうし・・・。
逆に強く残っちゃうのかな。

痛みを知ることで、人への接し方を学んでくれればと思います。

tommyさんの旦那さんは、きっとそのすべてを理解されてるんですね
そんな先生が、これからももっと増えてほしいなって思います
返信する
Unknown (kofuyu)
2011-11-06 15:39:22
今頃のコメでゴメンナサイ、オジャマします。

私は、先生に伝えます。「事前に連絡をいただきたいです」って。先生が旅先でのお土産を皆に配ったことがあったんですが、長男の食べられないクッキーでした。習い事などでは、よくあるので,長男は慣れていて食べないで帰ってきました。皆は学校で食べました(本当は、それは学校ではしてはダメです)。先生は連絡帳に原材料名を書いてくださったのですが、明らかに食べられません。しかも先生は「他のクラスの子には内緒で」と言いました。内緒の菓子なら、さらに要りません^^;;;;
先生には連絡帳に「調理自習などで食べられないモノがあり、違うモノを食べるという違いがいいのですが、先生からのお土産が食べられないのは、先生のことは好きなだけに、子どもにとっては悲しいことです。旅先のチラシ、しおり等でも子どもは嬉しいものですが、そういう代わりもないと、食べられないモノだけだと、お土産が、皆にはあっても長男にはナシになってしまいます。長男は食べてもショック症状などを起こすほどの重度のアレルギーでない分、食べないことが苦しく思うこともあって、よくよく我慢して頑張っています。学校でお菓子を配られることがあるのでしたら、事前にご連絡いただきたいのと、お土産は、他の先生では今まで聞いたことがなく、先生のお気持ちは子ども達も嬉しいでしょうし、親としても子ども達への先生の愛情を感じられるのですが、クラスで一人だったとしても長男の感情を汲んでいただきたいと思います」←ちょっと違うけれど、こういうことを書きました。その後、先生の結婚式があり、子ども達が出し物をしに披露宴に参加した時のことです。最後に子ども達に何かを配っているのが見えました。「あれ?お菓子だ. . . 。長男に、何て言おう. . . 」と思っていると、長男が嬉しそうな顔をして私のところへ。「ボクのはコレだった☆」と見せてくれたのは男の子の好きな柄の文房具でした。周りの子からは「長男くんの方がイイ」との声も。そうですよね、そういう声もあるし、それなら,皆、文房具にしてくれたら ^^ ってコレは先生のプライベートなコトなので、そこまで思いません^^お菓子でも、プライベートなので^^まあ、イイかな。でも、気にして代えてくださいました。またまた、その後も、「皆にはお菓子、長男にはエンピツ」という具合に定着していきました。(ってか、先生、旅先のお菓子とか配り過ぎ. . . )
悲しい気持ちは、先生に伝えていいと思います。クレームでなくて、事実だけを。悲しい気持ちになったことを。「その場で食べるのではなく、皆さん、持ち帰らせていただくか、楽しい授業になるようにとの配慮であれば、こちらから事前に用意しますので、お知らせいただきたいです。」って。担任に言いづらければ、言いやすい先生を捕まえて聞いてみます^^
あっさりと「皆は食べて、君は持って帰ってね」では「担任」としては「ちょっとアレルギー対応のレベルが低い」と思います。事前に知っているのですから^^
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。