今日は撮影日和

Raicho9の贈る、鉄道&ノラ猫のフォトページです。

彦根口

2010-06-12 23:37:50 | 近江鉄道
彦根・高宮と、近江鉄道の主要駅に挟まれた駅が、この彦根口駅



まずは外観

がっしりした造りと、背景の新しいマンションとの対比が時代を物語ります

また、この画像では見えませんが、一番上の瓦には”近”の文字が入ってます



駅の字に注目

いたずら・・・にしては変だから、やっぱり消し忘れでしょうか?

大雑把な手書き線が残っています



と、駅へ入る前に気になるこちらはモダンすぎるトイレ

おしゃれなんですが、機能性はゼロ・・・というのも、扉がないので全くの丸見え状態なんです 笑

駅舎とは時代が違う風体ですがやっぱり、建てられたのはかなり古いようですね



いろいろ調べたところで、駅舎もいつ建ったか定かではなく、明治・大正時代の駅舎も残っていることから、開業当時、明治31年の6月11日から活躍していると考えてもいいかと思われます

そうなると・・・昨日でちょうど112年!?(あくまで推測ですので悪しからず)

しかしこの手作り案内、スタフみたいですね

駅の開業日も書かれているのが、愛されてる駅って感じで素敵です

ちなみに1998年に、現・太郎坊宮前が太郎坊から改称、そして近年出来たフジテック前(2006)・ひこね芹川(2009)・河辺の森(2004)・スクリーン(2008)の各駅の記述がないことから、この案内も10年弱使われている様子

その割にはキレイというのも嬉しいですね



改札を抜けてホームへ



ベンチもあります

ちょっと座高が低い・・・いわゆる日本人の体型に合ったものです

しかし、床が微妙に舗装さてれいるほかはどこを見ても木造というのは落ち着くものです



ところで、八日市方面行きの入り口は簡素極まりないもの

見るからに後付けです

開業当時の駅や周りの様子はどんなだったんだろう、そんな疑問が頭をよぎりました

およそ10分の駆け足訪問でしたので、またの機会にゆっくりと訪れたいものです


2010.05.30/近江鉄道本線彦根口駅