昨年9月の大雨、
その後の話しです。
鬼怒川が決壊したのは毎日のように報道されてましたが
私の自宅近くの普段はおとなしい小さな西仁連川でも数か所の決壊があった、
いつもお世話になってるT自動車屋の田んぼがその西仁連川の決壊で
刈り入れ直前にして全滅してしまったのだ、
田植えを手伝った私としてもショックは大きかったが、
社長はもっと悔しかったことだろう。
水が引いた数日後、穂が泥で汚れ異様な匂いの稲を
刈り入れではなく刈り払い機で刈り、
その刈った稲は火を付けて燃やすしかなく、
燃えていく穂はポップコーンのようにはじけ
社長と二人で同然と眺めていた。
その後、数回の耕しをしてなんとか今年の田植えができそうだという。
社長宅では食べるコメがなく、被害のなかった私のとこのコメを食べてもらおうと考えてたが
社長の義妹が新潟の長岡市に嫁いでおり、そちらで世話になるので心配ないと言ってくれた。
そして先日遊びに行ったときのこと、
新潟産コシヒカリだ!
「妹がたくさん送ってくれたから持って帰れ」
と無理やり車に積まれてしまった。
後でわかったことだが正月に新潟まで買い付けに行ったとのことだった。
私は困ってないからと断ったのだが、折角の御好意に甘えさせていただくことにした。
まだ、食べてはないがじっくり味わっていただきます。
あのときの大雨では数多くの家、田畑が流され未だ影響が残ってる、
今考えても恐ろしい水害だった、
災害は大変だったけど、お互いの思いやりが分かる良い話しですね。
だんだん災害が巨大化し、想定外の事態が日常化しています。
緊急時ほど、我々アナログ人間が活躍できる時かも。
鍋でコメも炊けるし、サバイバルでも生きて行ける。(キャンプ感覚?)
難民にならなければ、いいか。
胸にジーンときました(´;ω;`)
私も時たま実家でコッソリとお米を持たされるのですが、
農家じゃないので買って来てるのを持たされると尚更、粗末に出来ないなぁと、感謝の気持ちで頂いてます。
ほんと最近の災害はでかすぎますね、
そんなときこそ情けの大切さを痛感します。
奥さんと二人で行ってきなよと
近所にできた温泉の券を渡してきました、
よろこんでくれたかな?