23インチのワークブーツXL250Sと錆びオヤジとブロンコも

昭和のバイク、昭和の車が大好きな
オヤジがいじり壊したり
治ったつもりのやっつけ仕事を
綴った独り言です。

赤城山へ行ったんだが・・・

2021-05-09 10:11:54 | XL500S

連休中のこと、

4日に赤城山までひとっ走りしてきたよ、

 

大沼付近では大勢の人でごったがいしてた、(そうは言っても私もそのうちの一人だが・・・)

人や車が入らない隙を狙ってパチリと、

 

赤城山大沼、

 

怖いくらいの鯉の群れ、

(こいつらに密は関係なさそうだ)

 

大沼を後に沼田市方面に抜け昭和村へ

昭和村からの景色がいい!!

赤城山とはついでで、今日の目的はこの景色だった、

 

 

そして、川額ビューポイントへ、

絶景!!たまらんです、 

関東平野のど真ん中に住んでたらこんなの見られないからね、

しばしウットリ、

 

3時ごろには帰宅し、約230キロの走行、

正直なところへとへとです、

 

数年前なら日帰りで500キロくらい走ってもこれほどの疲れは感じなかった気がする、

最近ときたら200キロどころか100キロくらいでもやたら疲れる、

仕事では大した体力を使うわけでもなく、それほど疲労を感じることはないが、バイクでは疲労困憊だ、

来年は60になるんだし、そういうことかと考えさせられるこの頃だ、

 

そして、ここからが本題、

6日のこと、友人S君がある買い物を検討していて、それを一緒に見に行った、

渡良瀬遊水地の近くで待ち合わせてそれを見た後、待ち合わせ場所で別れ、その直後の事だった、

薄暗くなった遊水地の一角で1台の目立つバイクを見つけた、

パリダカ(XL250Rパリダカ)だ、

パリダカの隣にはテントが張ってあり、カップ麵で缶ビールをヤッてる。

 

人見知りな私から声を掛けることなんてそうそうないんだが、

パリダカときたら話を聞きたくてお声掛けさせていただいた、

伺うと能登半島を回ってきた帰りで、自宅までは数キロのとこだが

ここからの夕日が大好きでここでもう一泊して帰るんだとか、

パリダカを見せていただくとナンバーは県名一文字だけのナンバーだ、

お世辞にもきれいとはいいがたい状態で、汚れ 遣れがいい味を醸し出してる、

新車購入時から乗り続けてるそうでメーターは交換したが10万キロを超えてるんだそうだ、

 

白髪に真っ白な髭の方で60過ぎてるとのこと、

パリダカでは北海道数回、九州も数回、などなど

今年はどこ行こうかなどと、いまだにパリダカが楽しくて仕方ないんだそうだ。

「いまだに」とは失礼ですね、

 

20分くらい話し込んでしまったろうか、

「時々ここでキャンプしてるんでたまには来てみて」

そう言っていただき「食事中失礼しました」とその場を去った、

 

いろんな話を伺って私の2日前の「疲労困憊」が帰りの車内で頭をかすめた、

正直言って500Sは疲れるバイクだ、

今どき どこに行っても出会うのは、ほとんどが曲がる止まるなどを楽にこなす高価なバイクばかりだ、

私もそんなバイクをと妄想することがたびたびある、

いっそのこと500Sを手放して代替えしちゃおうかと何度思ったことか、

 

そんな中で出会ったパリダカのお方、

私よりも年上で、十分にパリダカを楽しんでる、

なんかあの方に「何を考えてるんだ、500Sがかわいそうだろ、最後まで面倒見てやれ!!」

そんなふうに背中を思い切り叩かれた気がした、

 

翌7日、500Sを洗車してあげたら、ゴロンゴロンと私にスリスリしてきた