元号も改まって「令和」になりました。このところワインは飲んでいるんですが投稿をサボりぎみでした。
時期はGWも過ぎたのに朝晩はなんとなく肌寒い。
そこで我が家オリジナルの陸海空鍋をすることに。
どんな鍋かって、合鴨の脂身たくさんと数種のきのこ(中でもなめこは必須、生なめこがあればなおいい)とアサリ、長ネギ、刻んだ生姜を醤油、みりん、酒で甘じょっぱくしたつゆに入れていただく鍋です。鴨肉が足りない時は鶏肉にもご登場願うことも。
鴨脂となめこのぬめりで、とろっと美味しい鍋です。きのこは種類が多いほど美味しいんですよね。
きのこ類が「陸」、アサリが「海」、合鴨が「空」で「陸海空鍋」。別に自衛隊の鍋じゃないけど、まぁよく考えれば鍋なんてどれも陸海空の食材入ってるかぁ。
ジビエっぽい鍋なのでピノ・ノアールあたりを探しにリカーショップのカクヤスへ。
そこにあったのがこれです。なんと税別500円!
後で調べたらネットのショップでは1500~2300円程度の品です。こりゃあ「カクヤス」で格安にゲットです。ただちょっと気になったのはヴィンテージが2018と若いこと。でもプリミティーボは早飲みにも向くとのことなのでいいでしょう。
このカンポ・デ・マルゾ・プリミティーボ・ディ・プーリアは創業1903年の老舗ワイナリー、トスカーナ州のカステラーニ社がプリミティブ州で醸した赤ワイン。
プーリア州はイタリアをブーツに見立てて、かかとの部分にあたる所に位置します。
使われたブドウのプリミティーボ(アメリカではジンファンデルと呼ばれています)はプーリア州の代表的な品種です。
しっかりとした赤黒い濃い色、ベリー系のいい香りですが強くはありません。厚みのある果実味飲み応えがあります。複雑さはありません。早飲みだけでなく少し寝かせてもまた違った顔を見せてくれそうな感じもします。
でも、そんなこと出来ないだろうなぁ。家に置いてあると熟成を待たずに飲んでしまうだろうからね。
陸海空鍋の鴨脂にもよく合いました。