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祝!! 東宝ゴジラ2016復活

2014-12-20 18:21:57 | 怪獣のことならこちら
今年ハリウッドの映画GODZZIRA の 大ヒットで、文字通り世界的スターとなったゴジラですが、再来年に本家東宝でも復活する事が報じられました。ゴジラフリークとしては嬉しい限り。やっぱり、そうこなくっちゃ。


※ハリウッド版のゴジラ。ちょっとメタボ?


ゴジラとの最初出会いは子供の頃、街の東宝の封切り館で「モスラ対ゴジラ」を観た時。その頃は各街にはそれぞれ映画館が有りました。
切符をもぎってもらい重い扉を押して入ると、冷房(そのころは家にクーラーなんてなかった)のひんやりした空気と独特の映画館の臭い。光り輝く東宝のマークが写し出されると非日常の始まりでした。怪獣映画でなくてもこの東宝のマークを見ると今でもワクワクするなぁ。
最初の場面は暴風にうねる海の映像だったことを印象的に覚えています。この作品は悪役ゴジラと極彩色のモスラの一大決戦で、今見ても撮影技法、カットの編集など円谷特撮の円熟期の映画だと思います。



それ以降もリアルタイムでシリーズを見ましたが、地球最大の決戦以降、ドンドンつまらないものになっていってしまいました。モスラ対ゴジラ以前の作品はテレビで出会ったのですが、ビデオもましてはBlu-rayもない時代、夏休みや年末年始に特番でオンエァされるのを一期一会のようなチャンスで観るしかありませんでした。


※初代ゴジラ。怪獣なんてものは何もまだ存在しない時代に、このデザインは凄い!


そのなかでも最初の「ゴジラ」は、戦後まだ高度成長期前夜の東京を襲った前代未聞の大惨事をドキュメントで見るような、またゴジラの隠された秘密を知るような、他の作品とは一線を画する映画でした。
時は流れて、地に落ちたゴジラ映画が80年代に一度、平成にもシリーズとして一度復活したのですが、どうしても内容が陳腐。そんなことをしているうちに、金子修介監督がガメラを復活させ、王道の怪獣映画をつくり出しました。ゴジラも21世紀に入りミレニアムシリーズが始まりました。そのなかで、あの金子修介監督による大怪獣総攻撃そしてゴジラXメカゴジラ、東京SOSの3作品はまあ好のみ映画でしたが、シリーズ最後のファイナルウォーズはやっぱりこうなっちゃうのかなって作品に。
もうまともなゴジラ映画は見られないと思っていたところに、ハリウッド版ゴジラです。それも、世界で大人気だというじゃないですか。突っ込み所はありますが、真っ正直からゴジラ映画に取り組んでもらえたのには賞賛を贈ります。
さて、来年続編も決まりハリウッド版ゴジラが存在する今、本家の意地を見せて、輝く東宝マークから始まる見ごたえのある作品を待っています!
論議はありますが、伝統の着ぐるみでも、最新のCGでもボクは構わない。ただただ見応えのあるものを・・・

※ミレニアムゴジラのポスター用のデザイン画、こんな感じいいですねぇ。

今回はワインは関係なしでした。


追伸 続報は2015年4月のブログを見てください!