南北会談と日韓合意…

　昨日、北朝鮮と韓国の会談、日本と韓国間の慰安婦合意について韓国政府から発表がありました。

　日米韓の主張に基づいて国際社会で北朝鮮への圧力が増している現在、平昌オリンピックに北朝鮮が参加することを口実にした会談に韓国がまんまと乗せられているような気がします。

　北朝鮮は、この会談によって日米韓を切り崩し、経済制裁を逃れようとしているのは、誰が見ても明らか…。

　核開発やミサイル開発を止めようなんて、さらさら考えていないでしょう。

　平昌オリンピックの北朝鮮参加について、日米は金銭的な援助をしないように韓国政府に求めていますが「宿泊費ぐらいは出しても…」というのが韓国政府の意向です。

　巧妙な手口で期待を裏切るのは北朝鮮のこれまでの対応で分っています。

　韓国政府首脳もアホじゃないから、そんなことはよく分っていると思うのですが、血を分けた同じ民族ですから、韓国も北朝鮮もやってることは同じ…。

　日韓合意の見直しだって、日本にしてみれば、韓国がやってることは北朝鮮と同じこと…。

　美味いこと言って隣国からカネを引き出し、その後に約束を守らないのは、嘘つき国家と言われても仕方ありません。

　結局、日本は戦争に敗れたという負い目から、いつまでも抜け出せないし、朝鮮半島の人たちは、いつまで経っても苦しくなると「歴史問題」を持ち出しては、金銭を要求してくるというドウドウ巡りになっています。

　まったく日本人は、お人よしです。

　小さな島国で多くの人が生きて行くために、お互いの気持ちを察するという性格が外交では裏目に出てばかりです。

　他の国々は、家族であったり、民族であったり、宗教であったり、集団にまとまって言いたいことを要求し続けていますが、日本人にはそれが理解できても、親切心や他国とのいざこざを何とかカネで解決しようとするばかり…。

　資金援助さえしていれば、こちらの味方になってくれると信じて疑わないのは、国民も政治家も官僚も同じです。

　少子高齢化で政府は国民に大きな負担を負わせているのだから、文句ばかりつけてくる外国には、もっと強気で接して欲しいです。

　在日米軍のヘリだって事故を起こしても、すぐに運用を再開してるし、国際社会から完全に舐められている感がある安倍政権には、国民に負担がかからない外交努力をして欲しいと思います。