米中、やってることは同じじゃん！

　中国が一国二制度にある香港に権力を及ぼしたいと始めたことに対して、香港市民が昨年から大規模なデモ活動を展開し、これに「待った」をかける意味で先頃の全人代で決めた国家安全法にまたまた香港市民が反発し、中国政府は国家安全法に基づいて軍を投入すると言っています。

　これに対して、アメリカのトランプ大統領は中国に制裁を科すと喚いています。

　そのアメリカでは、白人警察官が黒人の首根っこを膝で8分間も抑えつけ死亡させるという事件で大暴動や略奪が行われて、こちらも軍を投入して鎮圧に乗り出すと言っています。

　原因は両者とも違いますが、政府の行動は市民を軍で鎮圧するという全く同じことをしています。

　中国は、どこまで行っても中国共産党の勢力を伸ばしたいだけで、トランプさんは再選したいだけ…。

　どちらも私利私欲の塊です。

　そこへ行くと、日本人の何と穏やかなこと…。

　安倍政権のコロナ禍に対する施策の失敗や総理が絡む訳の分らん問題が続発しているというのに、大きな騒動には至らず、何とかかんとかネットの投稿で騒ぐぐらいです。

　そういう意味では、戦後文科省（文部省）教育の賜物でしょう。

　「みんな仲良く元気よく」がモットーの日本の教育環境の中で育った僕たちは、政府への抵抗なんて考えもせず、じいちゃんのようにブログでバカだの、チョンだの言うのが関の山…。

　それだけ、生活も安定してるし、ある意味明日の暮らしに困ることがないのですから（取りあえずじいちゃんの家族は）…。

　しかし、コロナ禍で窮地に立たされている人たちが、ヒョンなことから立ち上がる可能性は無きにしも非ず。

　安倍さん、いつまでも胡坐をかいてると明日はどうなるか分りませんよ。

　かと言って、ひ弱なじいちゃんが立ち上がる訳もないのですが…。

　情けねぇ～。