ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

安倍首相の的外れな答弁

2020-04-29 10:44:44 | 日記
 昭和の日の今日は、祝日にも関わらず国会審議が行われています。

 9時前からNHKでこの様子が放送されていますので、ご覧になってる方も多いでしょう。

 最初に質問に立った国民民主党の玉木議員の「緊急事態宣言は6日に解除できるのか、できなければその根拠をきちんと説明して欲しい」という話に、安倍首相が「接触を80%減らして欲しい」とこれまでと同様の曖昧な答弁をしていました。

 玉木議員から「そういうことを聞いているんじゃない」と言われ、的外れな答弁を窘められていましたが、その通りで国民が聞きたいのは接触を80%減らすことより、感染状況がどう改善されたら解除されるのかを聞きたいんですね。

 多分、それを明確にしてしまうと、ことによってはいつまでも解除できない日々が続き、経済の破たんを招くかもしれないと思っているからハッキリと言えないんでしょう。

 明確な解除方針を公にしてしまうと、経済の混乱が今以上に高まった時に少しでも早く解除の方針を出したいと思っても、野党や国民の大反発を招くだろうと人気取りばかりを気にしてる安倍首相は考えているのかも…。

 昨日、知事会合で「学校の入学・始業を9月にしたらどうか」という提案が出たそうで、小池都知事が「今だから欧米に合わせて9月から学校の入学をするというパラダイムシフトを行うべきだ」と話しました。

 またまた訳のわからん多くの人が初めて聞く「パラダイムシフト」なんていう言葉を使って、頭がいいことをアピールするような姿勢を見せています。

 パラダイムシフトというのは、時代や分野で当然と言われていることを劇的に変化させることで、パラダイムチェンジとも言われるそうです。

 確かに、明治以来百年以上続いてきた4月の入学式を9月に変えるのは大きな社会的変化になります。

 5月になっても全国のほとんどの学校の休校が続きそうで、再開は9月になるかもしれないと言われている今しかできないことかもしれません。

 しかし、頭の固い政治家や事なかれ主義のお役人が、そんなことできるはずありません。

 もしやれたら、さすがのじいちゃんも大絶賛してあげましょう。

 なにも欧米に合わせる必要はないのですが、今や国際社会の中でしか日本も生きるすべがありませんから、留学生や研究者、外国人の雇用などを考えると9月始まりにするのはいいことかもしれません。

 「9月始まりになると夏の高校野球はどうするんだ」なんて声も聞こえてきますが、そんなのは決まってから考えりゃ~いいんじゃない。

 アホなことを言う人がイッパイいるから、現状の社会的な習慣がいつまで経っても変わらないんだよね。

 特に、利権にマミレテいる人は今の状況を変えたくないし、政治家たちへもそんな人たちの声が一番届きやすいから、よほど切羽詰まらないとね。

 そういう意味では、いま安倍さんにヤル気さえあれば、できるかもしれないけど、まあダメでしょうね。

 「今年は9月から半年間、学校生活をしましょう」と言うぐらいが関の山だろうね。
コメント
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