結局は平行線…

　平昌冬季オリンピックが開幕しました。

　開会式に先立って行われた日韓首脳会談は、結局平行線に終わったようです。

　日米韓で北朝鮮への制裁を続けようとする安倍首相と対話を模索する文大統領の意見は食い違い、慰安婦問題では「日韓合意」の履行を安倍さんが求めても「合意は被害者の声を反映していない」「日本が自ら被害者の名誉回復に向けて努力を継続すること」「日本が拠出した１０億円は返さない」というばかりの大統領…。

　結局、日本の一新聞社が焚きつけた「慰安婦問題」で私たち日本国民は未来永劫、韓国に継続して謝罪をしていかなきゃいけないような感じになってしまいました。

　極東の小さな島国で歴史を刻んできた日本人には、計り知れない朝鮮半島の人たちの「恨み・怨み」という根性が見え隠れし、たったの７０数年では消え去ることのない負の歴史となってしまいました。

　謝れば謝るほどツケ上がって、様々な要求を突き付け、日本政府が世界に向けて釈明すればするほど疑惑の目で見られ、世界各国に住むコリアンたちが慰安婦像を設置する度に戦中の日本の行動が歴史的事実として伝えられてしまう…。

　戦中に「慰安婦」という人たちがいて、今では考えられないような悲劇があったことは事実ですが、日本はどうすればこの歴史を清算できるのでしょう。

　謝って許してもらえたと思っても、政権が変わる度に蒸し返されて、結局ずぅ～と謝罪し続けなくてはいけないんでしょうね。

　一度犯した過ちはどんなに謝罪し償おうとも、相手が許してくれなきゃ～終焉を迎えることはありません。

　長～い歴史の中で中国や日本に蹂躙されてきた朝鮮半島に暮らす人々には、「恨み・怨み」の精神が受け継がれているのですから「小さな島国でみんな仲良く暮らしましょうね」という意識しか育まれていない日本人には理解できない民族の血という奴が流れているのですからね。