山本有三農水大臣が佐藤勉・衆院議院運営委員長のパーティーで「強行採決するかどうかは佐藤氏が決める。だから私は、はせ参じた」(ネットニュースより)と挨拶し、大問題になっている。
政治家同士のパーティーとはいえ、まさに国会で審議中の議題について「強行採決」を匂わせる発言は担当閣僚として如何なもんだろうか?
今国会で安倍内閣が「絶対に可決したい」という事項であることが至上命題になっているから、こんな発言が飛び出したのか。
「強行採決」という表現には、国会で多数を占める「与党の驕り」が感じられる。
何も決められなかった「民主党政権」もダメだったが、引き継いだ「自公政権」にも危うさを感じる。
国民の目に映る安倍政権の傍若無人ぶりは、これまでにも「特定秘密保護法」「防衛関連法」と「強行採決」ばかりだ。
時間を掛け、同じような質問を繰り返すだけの「国会審議」で、法案の内容は「国民の目」見えてこない…。
自民党議員の質問は「だだただ可決したいだけ」の議論に終始し、野党議員の質問に安倍さんはじめ関係閣僚たちは「ノラリクラリ」とかわしたり、話をすり変えたりするばかりで、法案の本質が全く分らない。
TPPにしたって、日本は参加に乗り遅れて不利な条件を突きつけられたりしている。
次期アメリカ大統領候補のクリントンおばさんやトランプじいちゃんは「TPPに参加しない」と公言してるし、安倍さんは何とか早く「TPPを国会承認」して主導権を握ろうとしてるんだけど、本当に大丈夫なんだろうか?
プーチンロシア大統領と安倍首相の地元山口県での会談では、北方領土問題の解決に向けていろいろ言われているけれど、中国とロシアは蜜月状態と言われてるし、アメリカと中国は経済で日本以上に深い繋がりを築いている。
安倍さんは、アメリカとロシアに協力してもらって敵対する中国を抑え込もうとしてるようだが、表面的は上手く米・露外交をしているように見えるけど、結局TPPではアメリカに尻尾をまかれるかもしれないし、北方領土を返してもらうためにロシアへの莫大な投資も迫られることになるだろう。
こんな大変な状況の中で、一人のおバカな閣僚発言が政権の足を引っ張るのは、他人事として見てると面白いけど、日本の将来を決める重要事項が絡んでいるとなると笑えない。
議員というのは、心底バカな人たちだと思う。
その場の雰囲気で「おべっか」のような話をしてしまうのは「じいちゃんも同じ」だが、彼らは公人として日本の将来を決めるような職についているのだから、発言には慎重にも慎重を期さなきゃいけないだろう。
安倍さんなんかは、言質を獲られないようにそれはもう薄っぺらな表面上の発言しかしないので、国民の心を掴むことができないのだが…。
本音ばかり言ってちゃ、政治の世界は動かせないだろうけど、言うべきじゃない「本音」をポロリとこぼすのは「単なるバカ」だ。
最終的には「TPPも強行採決」になるんだろうけど、国会審議の流れを見極めて発言しなけりゃ、今回のように「大人が大人に怒られる」という醜態をさらしてしまうことになるんだなぁ~。
政治家同士のパーティーとはいえ、まさに国会で審議中の議題について「強行採決」を匂わせる発言は担当閣僚として如何なもんだろうか?
今国会で安倍内閣が「絶対に可決したい」という事項であることが至上命題になっているから、こんな発言が飛び出したのか。
「強行採決」という表現には、国会で多数を占める「与党の驕り」が感じられる。
何も決められなかった「民主党政権」もダメだったが、引き継いだ「自公政権」にも危うさを感じる。
国民の目に映る安倍政権の傍若無人ぶりは、これまでにも「特定秘密保護法」「防衛関連法」と「強行採決」ばかりだ。
時間を掛け、同じような質問を繰り返すだけの「国会審議」で、法案の内容は「国民の目」見えてこない…。
自民党議員の質問は「だだただ可決したいだけ」の議論に終始し、野党議員の質問に安倍さんはじめ関係閣僚たちは「ノラリクラリ」とかわしたり、話をすり変えたりするばかりで、法案の本質が全く分らない。
TPPにしたって、日本は参加に乗り遅れて不利な条件を突きつけられたりしている。
次期アメリカ大統領候補のクリントンおばさんやトランプじいちゃんは「TPPに参加しない」と公言してるし、安倍さんは何とか早く「TPPを国会承認」して主導権を握ろうとしてるんだけど、本当に大丈夫なんだろうか?
プーチンロシア大統領と安倍首相の地元山口県での会談では、北方領土問題の解決に向けていろいろ言われているけれど、中国とロシアは蜜月状態と言われてるし、アメリカと中国は経済で日本以上に深い繋がりを築いている。
安倍さんは、アメリカとロシアに協力してもらって敵対する中国を抑え込もうとしてるようだが、表面的は上手く米・露外交をしているように見えるけど、結局TPPではアメリカに尻尾をまかれるかもしれないし、北方領土を返してもらうためにロシアへの莫大な投資も迫られることになるだろう。
こんな大変な状況の中で、一人のおバカな閣僚発言が政権の足を引っ張るのは、他人事として見てると面白いけど、日本の将来を決める重要事項が絡んでいるとなると笑えない。
議員というのは、心底バカな人たちだと思う。
その場の雰囲気で「おべっか」のような話をしてしまうのは「じいちゃんも同じ」だが、彼らは公人として日本の将来を決めるような職についているのだから、発言には慎重にも慎重を期さなきゃいけないだろう。
安倍さんなんかは、言質を獲られないようにそれはもう薄っぺらな表面上の発言しかしないので、国民の心を掴むことができないのだが…。
本音ばかり言ってちゃ、政治の世界は動かせないだろうけど、言うべきじゃない「本音」をポロリとこぼすのは「単なるバカ」だ。
最終的には「TPPも強行採決」になるんだろうけど、国会審議の流れを見極めて発言しなけりゃ、今回のように「大人が大人に怒られる」という醜態をさらしてしまうことになるんだなぁ~。