ayameじいちゃんの日記かな?

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原発の怪???

2015-05-14 09:46:13 | 日記
 じいちゃんが購読している新聞の今朝の一面に原発に関する記事が二つありました。

 ひとつ目は「浜岡原発の維持に年間1000億円かかっている」というもの。

 ふたつ目は「北陸電力志賀原発、活断層の疑い」というものです。

 浜岡原発は、東日本大震災の後民主党政権によって停止されたまま4年間も稼働していません。

 しかし、発電していないのにもかかわらず毎年1000億円の維持費が掛かっていて、それを電気料に上乗せして家庭や企業が支払っているということです。

 政府も電力会社も「こんな経費費は無駄だから早く再稼働させてくれ!」ということなんでしょうが、そんなにお金が掛かるのなら、さっさと廃炉作業をした方が今後のためにいいんじゃないかと思います。

 廃炉には長い時間がかかるのだから必要な経費も莫大なものになります。

 どっち付かずで先延ばしにしていては、費用が嵩んで行くばかり・・・。

 福島第一原発事故を経験した国民にとって、原発はもはや歴史の遺物でしかないことを政府も財界も早く認識してもらわないとお金はどんどん溝に捨てられてしまいます。

 「北陸電力志賀原発」の記事は、「原発の敷地内を活断層が走っていて地震が発生する可能性を否定できない」という記事です。

 1号機の原子炉建屋直下を走る「S-1断層」、1号機と2号機のタービン建屋直下を走る「S-2、6断層」があり、添付のイラストを見ると、まあヤバいって感じです。

 1号機は1988年に着工されたのですが、地質調査が始まったのは84年。

 いまからおよそ30年前です。

 その頃に日本は「原発を増やせ!」という政策のもとに、「原発を作る」ことを決めた上で御用学者が地質調査を進め「OK」を出していたんじゃないでしょうか?

 実際には活断層があって危険だけれど「大丈夫だよ~」というお墨付きを与えてたんでは?

 原子力規制委員会の有識者調査団が「活動性を否定できない」として、地盤をずらす可能性のある断層(活断層)の疑いを指摘する意見書を公表したのに、北陸電力の社長が「1号機建設当時に専門家にチェックしてもらっており、そこで重大な見落としがあるとは思っていない。」と発言した所に当時の怪しい関係が見え隠れしています。

 電力会社が今ある原子力発電所を稼働したいという気持ちは分らない訳ではありませんが、時代に逆行していることは認識してほしいと思います。
コメント
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