不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

お酒の安売り店がなくなる?!

2015-04-25 10:20:16 | 日記
 じいちゃんが購読している新聞の社説に「酒安売り規制」という記事がありました。

 一年中晩酌を欠かさないじいちゃんにとってこれは一大事です。

 内容を見てみると「酒の安売りを規制する法案を自民党が今国会に提出する。量販店などに押される街の酒屋を守るためという。消費者利益を重視してきた規制緩和の流れに逆行する。」(社説より)

 お酒には、もともと高い酒税がかけられている上に量販店やコンビニで大量仕入、大量販売する酒類が酒屋さんを圧迫しているから「安売りやめろ!」という酒販売業者の団体からの訴えで法案をあげるようです。

 そういえばじいちゃんもここ何十年、町の酒屋さんからお酒を買ったことはなく、量販店で安い酒ばかり(同じ銘柄なら少しでも安い方が得した感じになるもんね)で購入しています。

 量販店がなかった頃、じいちゃんの家からは酒屋さんが遠くて(徒歩だと1時間近くかかる)ビールやお酒、醤油やソースなどの一升瓶売りのような重たい商品は酒屋さんから毎週のように「御用聞き」(サザエさんに出てくる三河屋の三郎君のような)がの家々を回ってきてくれていました。

 これは昭和40年代初め頃までのお話です。

 それ以降は、自動車がじいちゃんちにもやってきて(買ったということです)、酒屋さんに車で行けるようになり、御用聞きさんもだんだん来なくなりました。

 また、「一定規模の地域人口や、既存の販売店から一定の距離をおくなどの規制があった。一九九〇年代から段階的に規制が緩和された結果、量販店やスーパー、コンビニが参入した。」(同社説より)ということで以前は厳しい規制が掛かっていましたが、消費者の利便性の向上という時代の流れから規制緩和が行われました。

 今回の法案提出は、こうした規制緩和に逆行するもんだと社説では言っています。

 じいちゃんもまったくその通りだと思います。

 規制緩和に文句を言って売り上げが下がったから何とかしろと訴えている酒屋さんは、売上競争に負けたということを自覚していないんでしょう。

 サービスを強化し、安い酒を届けようとした一握りの酒屋さんが量販店として規模を大きくし、競争に勝ったということだけじゃないでしょうか(もちろん大企業の参入もあっただろうが・・・)。

 何の努力もしないで、「酒の安売りをするな」という業界団体の声に屈した自民党は、単純に票を集めるためだけに庶民に背を向ける政党だということが、この問題でも表面化することになりました。

 これ以上、消費者を敵に回しているとトンデモナイことになるんだよ~とじいちゃんは言いたい!

 安くてうまい酒をこよなく愛するじいちゃんの言うことにゃ、自民党議員が誰も振り返ってくれないかと思うと本当に悲しい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする