ayameじいちゃんの日記かな?

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教科書検定結果の公表

2015-04-07 10:44:33 | 日記
 文部科学省が来春から使用する教科書の検定結果を公表しました。

 『領土の教育を強化させた学習指導要領解説書に沿い、領土記述はほぼ倍増。社会科の全教科書に竹島と尖閣諸島が登場し、多くが「固有の領土」と書いた。社会科で政府見解の明記などを求めた新検定基準も初めて適用され、不合格本を含め六件の意見が付いた。』(新聞記事より)

 ということで、義務教育で「日本の固有の領土」が明記されることになりました。

 この公表により韓国や中国がすぐに日本政府に抗議したことも報道されています。

 韓国では「竹島」は自国の領土だと教えていますし、中国も尖閣は「俺たちのもの」と教育しています。

 国家間では「領土問題は避けて通れない」ということも歴史的にみて当然です。

 長い歴史の中で政治家たちは常に「領土拡張」を願ってきましたし、現在でも中国やロシアは「領土拡大」に余念がありません。

 敗戦によって日本は多くの領土を失ってしまいましたし、尖閣諸島に至っては正当な手続きを踏んで領土としたにもかかわらず、埋蔵資源が豊富ということが分ると中国は急に「俺のもんだ」という主張をし始めました。

 下手すると「沖縄(琉球)」さえも「俺たちのだ」から返せと言いたげな素振りさえみせています。

 子供たちに「領土意識」を芽生えさせるのは大事なことかもしれません。

 問題なのは「ここは日本のもの」ということだけを教えることだけじゃいけないということです。

 国家にとって「なぜ領土は必要なのか」とか「領土であるという確固たる歴史認識」とか「国土を守ることがいかに重要なことなのか」などなど、いろんな問題を合わせて教育しなけりゃいけないことは明白です。

 今、安倍首相が躍起になって進めようとしている「防衛法制」などに最も深くかかわるのが「領土問題」です。

 「国土を守るためには自衛隊が米軍とともに戦って死守する」ということにこだわり過ぎている安倍さんの姿勢は、果たして実行できるんでしょうか?

 もし、本当に自衛隊が他国と一戦を交えなければいけなくなった時、それは「国土を守るためなのか」、はたまた「国民を守るためなのか」・・・。

 先の大戦では「沖縄の人々」を犠牲にしたり、「本土決戦に備えて国民に竹やりを持たせて訓練」したりしましたが、空襲という圧倒的な米国の武力の前になすすべなく敗れました。

 たった70年前の出来事なのに安倍さんは、それを繰り返すことができるような国に「日本」を変えようとしています。

 「平和憲法」に国民は守られていると過信していますが、安倍さんが今していることは「国民」をあっという間に戦争に巻き込んでしまう可能性を秘めています。

 最悪の場合「領土を捨てても、国民の生命を守る」のが政治家の決断ではないでしょうか?

 お互いの国が話し合いで、地球の資源を利用できればそれにコシタことはありません。

 政治家が利益を自分たちの国だけのものにしたがるから争いが起こってしまいます。

 それが現在の国際社会の争いの根本にある問題です。

 自国の利権ばかりを追求しないで、地球に住む人々がみんなで資源を共有することができれば、争い事なんて無くなるだろうにと思うじいちゃんの甘い考え方は、現在の世の中では通用しないのでしょうか?
コメント
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