ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

ノーベル文学賞・・

2012-10-12 11:04:32 | 日記
 今年のノーベル文学賞を中国の莫言(ばくげん)さんが受賞することになりました。

 映画「紅いコーリャン」の原作者です。ちなみに、じいちゃんと同い年です。

 この「紅いコーリャン」という映画で中国作品を認識し、かなりハイレベルのものが、あの共産党政権の国でよく作られたもんだと思ったことがあります。

 ベルリン国際映画祭で銀熊賞も受賞した作品でしたが、日本での公開は小劇場ばかりだったように記憶しています。

 その原作者の莫言氏の受賞は、中国をまたまた勢いづかせることでしょう。

 なんせその対抗馬が、日本のベストセラー作家村上春樹さんでしたから・・・。

 何年もノーベル文学賞の候補になっている村上さんですが、今回も残念ながら落選です。

 やっぱりマスコミがギャアギャア騒ぐとロクなことはありません。

 本人もその気になっちゃうし、ファンはエスカレートしちゃうし・・・。

 よく見かけるのが、それほど実力がないのにワールドカップで優勝するような勢いで報道される(あの日本一のお山を名前にしたTV局だけですが)女子バレーボール。

 日本戦だけ集められたエキストラのファン?の前ですごい応援されてるのにも拘らず、ボロ負けしてた時代が続いていましたが、ロンドンオリンピックでやっと久しぶりに日の目が見れました。

 「紅いコーリャン」を見て、じいちゃんは、東京で独立プロダクションの助監督などをしてた頃のことを思い出したりしました。

 じいちゃんは、広告業界へ転身して、PVやCMの作品をいっぱい作ってきましたが、劇場映画にも再挑戦してみたいと思った時期もありました。

 子供の頃から、邦画・洋画をたくさん見てきましたが、大手映画会社が配給する大金と豪華な役者たちを揃えた作品には、これまで何度、駄作だと思ったかしれません。

 そして、低予算でスタッフが弁当持参で作ったちっちゃな劇場でしかかからない作品に何度涙したことでしょう。

 最近のじいちゃんは、日本映画はほとんど観ません。

 今、興味があるのは、ハリウッドで世界に向けて公開される予定で制作されているTVドラマシリーズです。

 1話が約43分なので、シナリオのキレがよく(無駄なシーンがないんです)、きっちりと作られた主人公たちの人間性が回が進むごとに現れてくるおもしろさもあります。

 3話で大体映画1本分ですから、1シーズン12話が終わる頃には、キチンとした人物像が表現され、第2、第3シリーズと進んでいくごとに面白くなっていきます。

 日本のTVドラマだと、視聴率がいいから次のシーズンを始めようという感じですが、ハリウッドのプロデューサーは、ハナっから第5シーズン(例えば)まで作るという意気込みで制作してますから、ゆっくりと時間をかけてシナリオを創り、ガンと衝撃を与えるシーンをものすごいお金をかけて撮影し、キャストをドラマの人物になりきらせます。

 今、じいちゃんは「MONK」という少し変な探偵が、その感性で事件を解決するというドラマにハマっています。

 SMAPの中居くんが主人公をしてた「ATARU」とよく似た感じのドラマです。

 「MONK」はずいぶん前に始まってますので、どこかでこれを見た日本のスタッフが参考にしたんじゃないでしょうか。

 まあ、それはいいとして、あの「紅いコーリャン」の原作者がノーベル文学賞を受賞したことに対して、素直な気持ちで拍手を送りたいじいちゃんです。

 
コメント
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