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ayameじいちゃんの日記かな?

今日も今日とて、ayameじいちゃんはお暇な毎日…。
道端で拾った名古屋弁混じりのお話もいいんじゃないかな?

ミーティングタイマー???

2010-10-14 10:07:38 | 日記
 朝刊を読んでいたら面白い記事を見つけました

 「三重県の伊勢市 庁内の会議を効率化させるためミーティングタイマーを導入!」というもので、この耳慣れない『ミーティングタイマー』ちゅうのは、「会議参加者の人件費を一秒ごとに計算してパソコン画面に表示させる」というものらしいです。

 人件費は、市長から一般職員までを八階級に分け、それぞれ平均月給をもとに時給を割り出したもので計算しているらしいです

 市長は、「ミーティングタイマーの導入」で「会議に緊迫感がでる」とおっしゃっているそうで、この市長、三十四歳なんですが、当選してからこのかた「全く緊迫感のない会議ばかり」で退屈していたんでしょうね

 チリでは「炭鉱事故で地下に閉じ込められた大勢の人々が救出されている」という緊迫感の中で、「ミーティングタイマーで会議に緊迫感を!」なんて叫んでいること自体笑ってしまいます

 大体、「上層部との会議」なんて担当者の人が、一生懸命考えた案を上司たちが徹底的にこきおろすというもので、偉いさんたちは、提案を叩いて、仕事しているように見せかけてるもんです(じいちゃんもえらい目に何度もあってます)

 偉いさんたちは、「この案いいね(たとえいいと思ってても)」とは、絶対に言わず「ここはもっとこうせい!」とか、「予算」や「道理に合わない」ことを平気で言うことを仕事と思っているんですからね

 また、下っ端たちも自分の将来の昇進しか考えてなくて、「ヘイヘイ分りました。直します」ってなもんです。

 これが内輪でやっている企画ならいいんですが、内部ではかたずけられない、または分らない仕事も多く、こうなると外部から参入している企業や企画者たちが迷惑するんですね。

 担当者と一生懸命作った企画を偉いさんの一言で「上司がこう言ったから直せ!」みたいな話がいっぱいあります。

 時には、こういう方向でどうかな?と担当者に打合せで言ったら「俺はこうだから、こうせい!」と言われて作ったものが上司が会議で「こっちでいけ!(最初にじいちゃんたちが提案した方向で)」と言ったから「直せ!」とか言われると、こちらも『だから言ったじゃん』ってなりますが、そんな時「俺はそんなこと聞いとらん!」と怒り出す人が大勢います

 まあ、世の中そんなもんです

 もし、偉いさんが「いいアイディアじゃん。頑張ってやってみなさい。責任は持つからね。」と言えば、チャンチャンと会議なんて終わります。(そんな会議に出てみたい!)

 とにかく「ミーティングタイマー」なんて無くても、ちゃんとした会議をして、しっかりとした市政を行ってくださいと願うばかりです
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