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天皇杯四回戦 アルビレックス新潟vsザスパ草津

2005年11月03日 | アルビレックス新潟

<ファビのセンタリングに飛び込んだ寺川のシュート!!>


<GK小島が弾いたものの、ボールはゴールイン!!>

天皇杯四回戦 アルビレックス新潟vsザスパ草津

新潟スタジアム(ビッグスワン)

結果 1:0

新潟市内は、午前11時頃から雨が落ちてきて、本格的な降りとなった。
スタジアムの座席に座っていると、背中に受ける風で凄く寒さを感じた。
体も寒かったが、試合も寒かった。
結果としては1:0で勝利をつかんだが、感動のない試合であった。

新潟で天皇杯予選を開催するのは2年ぶりとなる。
昨年は、中越大地震発生に伴い地元開催を返上せざるを得なくなった上に、選手は地震発生の動揺から良いところ無く、湘南に負けてしまった。
今年は地元での開催、しかもビッグスワン開催は初めてになる。
天皇杯予選は、昨年からJリーグ閉幕後ではなく、リーグ戦の合間に開催するよう変更を加えた。
これは、リーグ閉幕後のモチベーション低下+契約更改と言う悪循環を断ち切る為だと聞いている。

相手は、今年J2に昇格したザスパ草津。
プロチーム同士の戦いだから、良い試合を期待した。
アルビは、先発選手をリーグ戦と大幅に代えて来た。
リマ、慎吾、河原がFW、寺川、宮澤、本間、菊池の中盤、直樹、荻村、藤井の最終ライン、そしてGKは木寺。
注目は、河原と藤井の働きだ。

前半は、草津が自分たちのリズムをつかんで、普段通りのサッカーをしていたように思える。
アルビは、DFは決定的に危ない場面は無かったが、攻撃が寒かった。
サイド攻撃は今一歩、中央でパスを回しても、最後はシュートで終われない。
シュートで終われないから、サッカーにリズムが生まれないという悪循環だ。
あまりの寒さに、ゴール裏から試合中にブーイングが飛ぶ始末だ。
引いて守る相手を崩すのは、容易では無いことは分かるのだが、寒いとしか言いようがない。
両チーム共に、得点の匂いが感じられず、0:0で折り返した。

先に動いたのは、アルビだった。
反町監督は、直樹に代えてベンチスタートだったファビを後半開始と共に投入した。
ファビ、リマ、河原の3トップに変更。
サッカーとは不思議なもので、選手を交代するだけで、サッカーが変わる。
新潟サッカーの持ち味は、縦への速い突破だ。
その申し子と言えるファビが入ったことにより、攻撃にリズムが生まれてきた。
後半9分頃、左サイドのスローインからボールを受けたファビがドリブル突破をしてセンタリングを上げた。
そこへ、中央から寺川が飛び込んだ。
ぐさっと突き刺さるシュートでは無かったが、GKに弾かれたボールはゴールへ転がり込んで、アルビは先取点をゲットした。
で、通常であればここから肩の力が抜けて押せ押せなのではあるが、押し切れなかった。
チャンスはメークしたが、結果的に追加点は奪えなかった。
草津は一挙に二人を交代させて、攻勢に転じた。
その、放り込みサッカーに対しては、DFがしっかりと空中戦で決定的な仕事はさせなかった。
試合終了が見えた時間帯、リードしているアルビは以外と早めにボールキープに入った。
神戸戦では、リードした試合を如何に安全に終わらせるかという試合運びをしなかったばかりに、引き分けと言う大きな代償を支払った。
今日は、臆病と言えるほどに、ボールは回しても、無理な攻撃はしなかった。
周りからは、そんなサッカーに疑問の罵声が飛び交っていたが、私はこれで正解だと考える。まずは、勝利を得ることだ。
これで天皇杯四回戦を突破して、五回戦へ駒を進める事ができた。


<寺川のゴールが決まった直後のアルビゴール裏>


<ファビと小島の競り合い。ファビ投入は攻撃にリズムを生じさせた>



<試合が終わって挨拶に来た選手達>



天皇杯は、いつも観客数が少ない。
ビッグスワン初開催となった今回も、その例に漏れなかった。
入場者数は、一万人を少し超えただけ。
リーグ戦の入場者から比べると、本当に寂しかった。
普段観戦しているメイン側を自分が見ているのも、何か不思議な感じがした。
今日は、自由席は行き来が自由だったので、前半はアウェー側ゴール裏、後半はホーム側ゴール裏と梯子観戦をしてしまった。
アルビの攻撃だけを堪能しようと言う魂胆だったが、拍手喝采の攻撃は見ることはできなかった。Hi



<メインスタンドの様子>


<バックスタンドの様子>


<アウェー側ゴール裏の様子>




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