まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

真夏の夜のダービー

2010年08月17日 | アルビレックス新潟











アルビレックス新潟VS清水エスパルス

東北電力ビッグスワンスタジアム

結果 4:1


今夜のスタジアムも、座っているだけで熱中症になりそうな、とても蒸し暑い環境でした。
そんな蒸し暑さを吹き飛ばすような熱いゲームで、強敵清水を4:1で圧倒して勝利、前節の敗戦をシッカリと断ち切りました。

蒸し暑い環境にも関わらず、選手たちの動きはシッカリしていました。
最終ラインでボールを回してビルドアップを繰り返しながら、相手DFの綻びを狙いつつゲームをシッカリと進めていました。
ただし、チャンスはあったんですが、最後の詰めが決まらずに、中々相手ゴールを割ることができません。
そんな中、左サイドを突破した曹永哲が引っ張られて(あるいは足をかけられた方かな?)、ペナルティラインすれすれの場所でファールをもらいました。
キッカーは当然マルシオです、こんな好位置でFKをもらったら、猫に鰹節ですね。
マルシオは飛び道具でシッカリとゴールを入れて、待望の先制点をゲットしました。
ゲームの流れは掴んでいるのに、中々ゴールが入らない嫌な流れでもあったんですが、セットプレーで良い流れを引き寄せました。
さらに前半終了間際、韓国代表に呼ばれた曹永哲が追加ゴールを決めてくれました。
左サイドからの攻めで、ペナルティエリア内の相手ミスから奪ったボールを、叩き込んで2点目です。
角度のないところから、難しいゴールだったと思います。

前半の清水は、アルビが運動量で圧倒していたのか、それとも中二日のゲームで体が動かなかったのか、何か精彩を欠いていたように思います。
後半開始から市川を投入すると、サイドからの攻めが機能し始めました。
でも、追加点を入れたのはアルビでした。
ゲーム開始早々、ミシューから出たパスに走りこんだ貴章がゴールを決めて、貴重な追加点を入れてくれました。
アルビは3点リードしたので、やや自陣に引いた感じでしたが、最初のうちは運動量を維持していたので、そんなに危ない場面は無かったと思います。
逆に、結構パスが回って、面白いように攻め立てた時間帯もありました。
ただ、時間が経過するに従って、運動量が確実に落ちていって、お互いの中盤が機能しなくなると、カウンターの応酬となりました。
できれば3:0の完封勝利でゲームを終りたかったんですが、カウンターから最後はあっさりとDFを抜かれて1点を献上しちゃいました。
しかし、後半終了間際、途中出場の明堂が起点となったカウンターから、最後は曹永哲がGKと1:1になって倒されました。
当然PKです、マルシオはすでにピッチを去っていましたので誰が蹴るのかと思ったら、倒された曹永哲自身がキッカーでした。
曹永哲は、自ら得たPKをシッカリと決めて、4点目をゲット。
ロスタイムは5分もありましたが、最後は危なげ無くゲームを進めて、真夏の夜のオレンジダービーを制しました。