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GAFAとBATH

2019年04月18日 22時04分47秒 | 読書・歴史
GAFA(ガーファ)とは、世界をけん引する
アメリカのIT企業の頭文字をとったものだ。

GAFA 創業年 時価総額 売上高 従業員数
Google 1998年 93兆円 12兆円 9万人
検索サービス
Amazon 1994年 95兆円 20兆円 61万人
Eコマース
Facebook 2004年 55兆円 3兆円 2万人
SNS
Apple 1976年 96兆円 23兆円 13万人
メーカー

Cf トヨタ 1937年 22兆円 27兆円 36万人

世界のトヨタ!の4倍の時価総額の企業が集まっている・・すごい~

そしてBATH(バース)。
GAFAは私もお世話になっている企業群なので、イメージはわかるが、
BATH(バース)は、使ったことがないので
よくわからない。

BATHはGAFAに対抗する中国のIT企業のようだが、
当初はGAFAをまねて作られたサービスが独自に発展をとげ、
いまやGAFAを超える勢いがあるようだ。

BATH バース
Baidu バイドゥ 百度 時価総額:8兆円
検索サービス

Alibaba アリババ 時価総額:50兆円
Eコマース

Tencent テンセント 時価総額:48兆円
SNS

Huawei ファーウェイ 時価総額:不明
メーカー

この本では、それぞれの企業の事業領域を具体的に解説するとともに
さまざまなマーケティングの手法で現状と未来を映しだしている。

とてもわかりやすく勉強になる本だ。

しかしながら、読み進めるうち、あまりにも世界が進化していて、
日本は取り残されていることを実感した。

日本はどうすればよいのか?!

やはり人材だろう。

孫正義氏のような、人間力がありリーダーシップのある人材を創出するには
教育改革が必要だ。
学歴のための教育ではなく、人生を使命感をもって有意義に生きるための、
真の学びの場が必要だ。
そしてその場は、年齢や収入に関係なく、生涯いつでも参加できることが望ましい。

まだ前書きしか読んでいないが、いろんな思いが頭をめぐった。


この本で紹介されている、さまざまな分析手法

孫子の兵法「五事」
道、天、地、将、法
→5ファクターメソッド
国家レベルの企業を網羅的に分析する


一に曰く道(戦略) 企業としてどのようにあるべきか
使命 グランドデザイン
その使命(ミッション)が製品やサービスに盛り込まれているか?


二に曰く天(時) 外部環境を踏まえたタイミング戦略
→どれだけ時流に即してスピードをもって変化できるか!
→SWOT分析やPEST分析が外部環境分析ツールとして有効


三に曰く地(利) 事業領域を知る!
戦地が自陣から遠いのか近いのか、広いのか狭いのか、
山地か平地か、自陣の強みを活かせるか否か、
環境に応じて戦い方を変えるべきだ。
→有利な環境を活かし、不利な環境をカバーする
→3C分析、5フォース分析が有効


四に曰く将、五に曰く法 
リーダーシップとマネジメント
→戦略を実行に移す際の両輪

リーダーシップは人対人のコミュニケーションで
モチベーションを上げて人や組織を動かしていくもの
マネジメントは仕組みで人や組織を動かす
→事業構造、収益構造、ビジネスモデル、
構築しているプラットホームやエコシステムなど


PEST分析 政治、経済、社会、技術について洗いだし
企業を取り巻くマクロ環境を見る


SWOT分析 外部環境・内部環境を軸とし
強み、弱み、機会、脅威について考察


3C分析 マーケティング分析
Custormer 顧客
Competitor 競合
Company 自社


5フォース分析 
マイケル・ポーターが提唱する業界構造分析
参入障壁、買い手の力、供給者の力、代替品の力、競合


プラットフォーマー
ビジネスや情報配信を行うに際して基盤となるような
製品・サービス・システムを第三者に提供する事業者のこと



GAFA×BATH 米中メガテックの競争戦略
田中 道昭
日本経済新聞出版社














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