今日は天気が良かったので久しぶりに布団を干した。
11:30・・出かけようとしたが、服装で迷った。
というのも昨夜あたりから風がいっきに冷たくなったからだ。
ヒートテックを出してきて重ね着し、
ウインドブレーカーを羽織って出かけた。
自転車で約30分。
会場の古石場文化センターに到着。
近くでランチを物色した。
「三幸苑」という昔ながらの中華屋に入った。
メニューに☆マークが入っている「タンメン」と
半チャーハンのセット950円をオーダーした。
びっくりするくらい美味しかった!
食後、小津橋のほとりのベンチで
日向ぼっこをしながら、うとうとした。
川のせせらぎと風が心地よかった。
13:50 会場で受付して入場。
市民文化講座「小津安二郎再発見」全3回
第1回目のテーマは「小津作品と戦争」
講師は古賀重樹氏(日本経済新聞文化部編集委員)
冒頭、今年5月山田洋次監督に取材したエピソードにふれた。
取材ではZOOMも使用していたが、
監督は実際に会って話をしましょうということで面談したそうだ。
山田監督は「キネマの神様」制作中だったが、
主役の志村けん氏が亡くなり、
さらに緊急事態制限下で中断している最中だった。
コロナと戦争には共通点があるという話になった。
もちろん一夜にして10万人が亡くなった
東京大空襲に比べれば被害は少ないが、
自粛や自粛警察、さらには混乱した各リーダー達が大本営を発表するという構図。
山田監督は脚本を根本から書き換え、
コロナ禍の社会を反映した作品に仕上げようとしているそうだ。
本題の小津作品と戦争
戦後発表された作品を「戦争の影」という切り口で分析。
”影”はさらにいくつかのテーマに分類された。
・焼け跡の風景が撮影されているもの
「長屋紳士録」1947年、「風の中の牝鶏」1948年
・不在の家族(戦争で失った家族を思うシーンがあるもの)
「麦秋」1951年、「東京物語」1953年
・戦友との再会
「お茶漬の味」1952年、「早春」1956年、「秋刀魚の味」1962年
等々・・・
各作品ごとにそのディテールを掘り下げていく。
とても興味深い内容だった。
私は一通り小津作品は見ているが、
物語の表面を見ていたに過ぎないことを実感した。
今回、時代背景と作品の関係を学んだので
改めて作品を見てみたいと思った。
講演終了後、古賀氏にお礼を述べ会場を後にした。
<古石場文化センター講座情報:小津安二郎再発見>
<映画「キネマの神様」official site>
11:30・・出かけようとしたが、服装で迷った。
というのも昨夜あたりから風がいっきに冷たくなったからだ。
ヒートテックを出してきて重ね着し、
ウインドブレーカーを羽織って出かけた。
自転車で約30分。
会場の古石場文化センターに到着。
近くでランチを物色した。
「三幸苑」という昔ながらの中華屋に入った。
メニューに☆マークが入っている「タンメン」と
半チャーハンのセット950円をオーダーした。
びっくりするくらい美味しかった!
食後、小津橋のほとりのベンチで
日向ぼっこをしながら、うとうとした。
川のせせらぎと風が心地よかった。
13:50 会場で受付して入場。
市民文化講座「小津安二郎再発見」全3回
第1回目のテーマは「小津作品と戦争」
講師は古賀重樹氏(日本経済新聞文化部編集委員)
冒頭、今年5月山田洋次監督に取材したエピソードにふれた。
取材ではZOOMも使用していたが、
監督は実際に会って話をしましょうということで面談したそうだ。
山田監督は「キネマの神様」制作中だったが、
主役の志村けん氏が亡くなり、
さらに緊急事態制限下で中断している最中だった。
コロナと戦争には共通点があるという話になった。
もちろん一夜にして10万人が亡くなった
東京大空襲に比べれば被害は少ないが、
自粛や自粛警察、さらには混乱した各リーダー達が大本営を発表するという構図。
山田監督は脚本を根本から書き換え、
コロナ禍の社会を反映した作品に仕上げようとしているそうだ。
本題の小津作品と戦争
戦後発表された作品を「戦争の影」という切り口で分析。
”影”はさらにいくつかのテーマに分類された。
・焼け跡の風景が撮影されているもの
「長屋紳士録」1947年、「風の中の牝鶏」1948年
・不在の家族(戦争で失った家族を思うシーンがあるもの)
「麦秋」1951年、「東京物語」1953年
・戦友との再会
「お茶漬の味」1952年、「早春」1956年、「秋刀魚の味」1962年
等々・・・
各作品ごとにそのディテールを掘り下げていく。
とても興味深い内容だった。
私は一通り小津作品は見ているが、
物語の表面を見ていたに過ぎないことを実感した。
今回、時代背景と作品の関係を学んだので
改めて作品を見てみたいと思った。
講演終了後、古賀氏にお礼を述べ会場を後にした。
<古石場文化センター講座情報:小津安二郎再発見>
<映画「キネマの神様」official site>