大嘗宮参観

連日の冷たい雨が朝から降っていた。
できれば、外に出たくない気分だった。

が、せっかくなので、
皇居へ行き大嘗宮(だいじょうきゅう)を参観しよう！と決めた。

大嘗宮は皇位継承の儀式:大嘗祭を執り行うために
建てられた建物で、終わったら取り壊しとなる。

12月8日まで一般公開されるとニュースで聞き
行きたいと思っていた。

この冷たい雨の下、参観する人も少ないだろう、
という目論見もあった。

気分を変えて、東京駅までバスで行き、
バス停のある八重洲口から丸の内北口まで
通路を抜けた。


東京オリンピックまで244日！
休日の朝、丸の内は閑散としていた。

が、皇居に近付くにつれ、どんどん人が増え、
ドームのコンサートに行くような人の流れだった。

入場前に、手荷物検査と金属探知機による防犯チェック。

無事、坂下門から入場し、
人の流れにそって大嘗宮を目指す。

10分ほど歩くと、それらしき建物が遠くに現れた❗️

中年の夫婦連れ、奥さんが写真を撮ってくださいと
声をかけてきた。
雨の下、傘をさしながらの撮影はたいへんだが、
ちゃんと大嘗宮を背景に入れてください❗️
とリクエストは厳しかった。

その後、人の流れにそって参観したが、
立ち止まることができないのと、
傘が視界を妨げたので、
一瞬の出来事だった。

それでも歴史的な光景を見ることができて、
とてもよかった。

帰りは大手門からでて、大手町駅から地下道を通り東京駅、
山手線に乗った。

体が冷えたので、今晩は芋煮鍋を食べよう🎵


冷たい雨にもかかわらず、何万人もの人が参列した。