閉鎖病棟

オリナストーホーシネマズでレイトショーを観た。

「閉鎖病棟」・・・新聞の広告を見て、みたいと思った。


いろんな過去や問題をかかえ、

精神病院に隔離されている人々。

彼らの帰る場所は他にない。

だが、見ていると、本当に隔離されているのは

一見、普通に生活しているようにみえる

我々自身のような気がしてきた。


誰もが、いろんなものを引きずって生きている。

疲れはてることのくりかえし・・・

ただ、たったひとりでも自分の事を理解し

待ってくれる人がいれば

人は生きていける。


鶴瓶さんの演技には、いつも心をうばわれる。

「ディア・ドクター」「おとうと」・・・

共通した役どころとしては、アウトロー。

人には言えない事情をかかえて生きている。

だが、めちゃくちゃ人間味があってやさしい。


重たいテーマの映画だったが、

最後は少し希望の光が見えた。


＜映画「閉鎖病棟」 official site＞