黄昏人生徒然日暮らし

人生黄昏時になり今を大切に、趣味の仏像彫刻・歌声・写真・散策・読書・日記・フォトチャンネルを徒然なるままに掲載します。

歯の治療中に心の中で般若心経を

2017-08-17 | 健康
昨日は前歯が欠けたので近所の歯科医院へ出かけました、医者はどこでも不得手ですが、とくに歯科治療は一番優鬱で肩に力が入り力んでしまいます、今日も同様でしたので力を抜きリラックスするために手を組んで心の中で般若心経を唱えていました。

そういえば3年前に一時意識不明になり緊急入院し、心臓の検査のため腕の血管から注入するカテーテル検査の際に心を落ち着かせるために、心の中で懸命に般若心経を唱えていた事が思い出されます、まさに苦しい時の般若心経頼みです。

四国遍路では札所で般若心経を唱えるとのことで興味を持ち始めました、また、仏像彫刻関係の図書を読むと般若心経を唱えてから仏像を彫り始めるようにと仏師は進めています、般若心経は寺院だけではなく・神社・家庭での祈祷にもご利益があるそうです。

仮の歯が入っており一週間後に新しい歯はできるそうですので、しばらくは注意して食べないといけませんね。

仏像彫刻と読書で過ごす。

2017-08-15 | 読書
今日は朝から雨なので合掌観音菩薩立像を彫って過ごしましたが、暑いというより湿度が高く中々集中できないので、エアコンを除湿にして音楽を聴きながら作業を続けました。

力を入れて彫る作業が多いので腕が疲れたので、気分転換に図書館で借りてきた「後期高齢者四国遍路を歩いてみれば」狭間英夫著 風詠社刊を読んで過ごしました。

四国一周歩き遍路は長年の夢ですが長引く足裏の痛み痺れの身体的問題と、強欲非道の姻族との問題もあり長く家を空けることもできないので、せめて本の中で遍路しています。

できることなら何とか後期高齢者になる前に実現したいとの夢はしばらく捨てないで夢追い人でいたいと思います。
夢を捨てながら生きるのが人生と言われていますが、歩き遍路を夢見て長距離を歩けるように心身を鍛えなければとも思ってはいますが。

昨日は孫と過ごし今日は墓参へ

2017-08-14 | 日記
昨日は、次女一家が来訪し3歳半の孫娘に遊んでもらい、静かな老夫婦二人の家に笑い声が溢れていました。どういうわけか爺がお気に入りで、いいように引っ張りまわされ嬉しい悲鳴を上げていました。

シルバニアファミリーや大正琴などで楽しそうに遊んでいました、夕食後に「来て嬉しい帰っても嬉しい」孫が帰りまた静けさが戻りましたが、賑やかな跡の静寂は一層淋しさが身に沁みます。

今日は旧盆なので朝食後に義父の墓参のためバスを乗り継ぎ出かけましたが、途中で雨が降ってきたり、帰路のバスが大渋滞にはまりましたが昼までに帰宅できました。

午後は仏像彫刻で過す予定ですが、徒然なるままになのでどうなることやら。

読書「風と遊び風に学ぶ」より

2017-08-13 | 読書
辰濃和男 著より共感した言葉を引用(太字)しました。
 
朝日ソノラマ「野の花が好きだから」より画家深沢紅子氏の言葉は「野の花はたいてい、これ見よがしには咲いていませんね。ところを得てひっそりと咲いているのが多いでしょう。それが好きです。数が絶えてきて一本だけ咲き残っている姿を見ると、いとおしくて、描きとめておきたいと思いますね。」

「夕菅の花も好きだ。宵闇に消え入りそうな弱々しい色がいい」「私は弱いものに魅力を感じるのかもしれませんね。いかにも西洋くさい立派な花はあまり好きではないのです」

*(コメント)私も同感です。丹精込めて世話をされた大輪のバラや牡丹・温室育ちの花・外来の色鮮やか過ぎる花は綺麗だとは思いますが,美しいとは感じませんので記念写真として撮るぐらいで、撮りたい残したい花とは感じません。

厳しい環境の中で自分の居場所を見つけそこで懸命に自然と共存している高山植物や山野草には健気さと凛とした美しさを感じます、人間も同じように感じます。



読書「陽子の一日」より考えさせられたこと

2017-08-12 | 読書
南木佳士 著 文藝春秋 

医師でもあり作家でもある南木佳士氏の著書より考えさせられた言葉・心に残った言葉
を引用(太字)しコメントしました。

 病気の早期発見を目的に受けた検査で。医師も判断に迷う病変がみつかり、受けた者は余計な心配を背負い込むという現象は日常の診療の中でよく見られる。

36歳の患者は脳梗塞・認知症になるのを恐れて脳ドッグを受け、小さな動脈瘤が見つかり、手術するほどの大きさや形ではないが、半年ごとの定期検査が必要と告げられ、動脈瘤が急速に膨らんで破裂する悪夢に苦しめられ、一年半後に不安神経症になり、一か月ごとのMRI検査を要求して医師を悩ませた。

MRI検査室で、あの棺桶そのままの狭い筒の中に入れられ、なはなだしい騒音に包まれている時だけが芯から安心できるのだ、と強く主張していた。

結局、ごくありふれた陽気な専業主婦だった彼女は今、精神科の患者となり、表情を失ったまま前かがみで病院の廊下を歩いている。


(コメント)
 健康のため早期発見・安心するための検査が、結果を悪く悪く考えて妄想が膨らみ精神に異常をきたし、心の病に苦しめられるとは何ともやりきれないですね。 まだ、若いので自覚症状が無いのであれば若いのに検査などしなければ、良い人生を過ごせたのではないかとも思いますが。

病は気からとも言いますが、心配症の性格は物ごとを悪く悪く考えてしまい、心配し悩んだり迷ったりしてしまうのでしょう。ここまでのケースは特異の事だと思いますが、他人事ではありませんし心配症なので考えさせられました。

私も早期発見のために年1回内科の健康診断で各種検査をしていますが、毎年大きな異常はありませんが、骨密度が平均値より低い・多少貧血気味と言われ対策にカルシウムや鉄分が豊富な乳飲料を飲んだりしています。病は気からにならないように気を付けていますが、後は神仏頼みでしょうか。

スマホ・ゾンビとは言い得て妙

2017-08-10 | ぼやき
昨日の新聞には、「米ホノルル市が道路横断中の歩きスマホに罰金を科すことにした」との記事がありました。

歩きスマホが全世界で社会問題となっており「スマホ・ゾンビ」と呼んでいる、ふらふらしながら不意に出てきたり、こちらに気づかずにぶつかってきたり、どこに向かうか解らない様子は生きる屍のようなのでスマホ・ゾンビと呼ばれているそうで言い得て妙ですね。

民営鉄道協会の迷惑行為アンケートでは「1位は騒がしい会話・はしゃぎまわり」で2位が「歩きスマホ」だそうだ。

マナーに任すなど言っているからマナーを守らない輩が増え守っている人が被害者になるので、スマホには歩くと画面が見られない機能を付けることを法で義務付けるとともに、警察も歩きスマホ即禁止にして反則金を取り、これによる事故は未必の故意として厳罰にしない限りスマホ・ゾンビは増殖しつづけるのでは。

年齢を問わずマナー違反が大増殖しており暮らしづらい世の中になっています、こまったものです。

昨日は懐メロを歌う会へ

2017-08-08 | 歌・音楽
猛暑の中、第4回懐メロを歌う会に参加というより役員なので会場設営・受付などの手伝いをしましたが、高齢者の他のメンバーとも4回目なので話も弾み楽しく準備作業ができました。

猛暑なので参加者は少ないのではと心配しましたが、ほぼ前回並みの40数名が参加しました。検査入院中の会長兼司会者もマスクをして病院から仲間の車で駆け付けたので、仲間が心配をしましたが、「皆で懐メロを歌うから元気が出るし頑張れる」と言い「医者には歌を歌って元気になってくる」と言って許可してもらったそうです。

声に少し力がないように感じましたが、ピアノ芸人がその分カバーしているように思えました。

テーマは故郷を歌う昭和歌謡ヒット曲集で、曲目は「長崎の鐘」「島のブルース」「長崎物語」「南国土佐を後にして」「柿の木坂の家」「南海の美少年」「十九の春」「長崎のザボン売り」「雨のオランダ坂」「島育ち」「影を慕いて」「長崎ブルース」「長崎の女」の南の地方の曲13曲でしたが、「影を慕いて」は古賀政男氏が福岡出身だからとのことです。

椅子などを片付け後、JRで帰路に着きました、来月も楽しみです。

ナツズイセン(夏水仙)が咲いています

2017-08-07 | 
狭い我が家の庭に夏水仙の花が咲いています、植えた記憶はなく球根なので飛んできたわけではないので?

ナツズイセンは中国から昔に入ってきたと言われており、庭に植えられているほか人家の近くに野生状態で生えているそうです。

8月中旬ごろ球根から60cmほどの花茎がのび直径10cmほどの淡いピンク色の花が咲き、水仙に似ていて夏に花が咲くので夏水仙と名付けられたそうです、しばらく目を楽しませてくれます。


合掌観音菩薩を彫り始めました。

2017-08-05 | 仏像彫刻
暑いので集中力などがないので簡単な癒し系の仏様を彫っていましたが、ヤル気が出てきたので合掌観音菩薩を彫り始めました。

なお、合掌している観音様はないそうで、購入した仏像彫刻本の著者である仏師が合掌している観音様をとの要望が多いので「合掌観音菩薩」と名付け彫ったそうです。

彫刻のマニュアル本ではないので前後左右・斜めからの完成写真のみで彫らなければならないので頭を悩まします、完成写真をコピーし等分線・概略線を檜材に書き込みしてから、不要部分を鋸・鑿で切り落とし彫刻刀で大まかに削っていきます。

どう彫ろうかと頭を悩ましますが楽しい?時間でもあります、徒然なるままに中秋頃には完成させたいと思っています。







完成見本

健康長生き歯が命

2017-08-03 | 健康
以前に保健所の担当者による「健康長生き歯が命」の講座を受講しました。
主な内容は
1、 良く噛むことの効用
あごの発育がよくなる・筋肉が鍛えられ姿勢が良くなる・脳が活性化・消化吸収が良くなる・虫歯、歯周病の予防・肥満防止
2、 良く噛むことで唾液がたくさん出て、歯に着く汚れを洗い流すので虫歯や歯周病の予防になる。
3、 20歳代では唾液は1日1-1.5ℓでるが、65歳以上では0.5ℓしかでない。
4、 誤嚥性肺炎(食物や飲み物が気管に入り起こる肺炎、口腔内の細菌が気管から肺に入る事で発症する)が増えている。
5、 歯の模型と歯ブラシ・歯間ブラシを使って正しい歯の手入れの実践。
6、 各自ガムを噛んで噛む力を測り、噛む力をつよくするには、口の観察・意識して良く噛む・虫歯歯周病の治療)
7、 歯・はっきり読みエクササイズ
(アエイウエオア・サセシスセソサ等のアナウサー等が活舌を良くするために練習している文章を読み上げる。)
8 歯はつらつ体操
  舌体操・顔面体操・唾液腺マッサージを実践
以上を実践し健口は健康のもと・元気で長生きのためにも歯は大切に。