資料館を出たあとは、夜の広島に出ました。
なるべく、地元の人が集まる場所を探していきました。
結局、「広島焼き」を食べるべく、地元のチェーン店に入りました。
食事を楽しみながらも、私の心には、原爆ドームと資料館での体験が残っていました。
その入ったお店のあった場所も、あの日の爆発で、一度全くの壊滅状態になっていたのを復興させた場所であること。
そんなことを思っていました。
地元の会社関係者の方であろう人々の楽しそうな会話も、そういう「復興」の上にたっている結果であること。
彼らは自然に食事をし、会話をしていたわけですが、その光景が、私には違った形で見えました。
(つづく)
-K.O-