い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

五十三拝

2021-03-19 | 願い
何処にいますか

住所のない春色の封筒がまたひとつ
心の文箱に重しとなって増えました

風に舞う花びらに憧れて
あなたのもとへ届けと願い

飛梅の伝説に現世を重ねて
昔ばなしを夢見てた

空を目指した大木の年月が
あまりにも幼い私を見下ろす



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