い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

朝の訪問者

2017-04-13 | 人々
24時間誰かが起きていて
回っている世の中

それぞれの目覚めの時刻
新聞配達のバイク音
鳥の挨拶

動き出す空気の中
気合いを入れて
今日が始まる

朝6時15分のチャイム
何事かと手を止める暇もなく
二度目の催促の音

田舎の朝は
たぶんのどか
隣人の忙しい音も知らず
自分の速さで動く

街中であれば
顔も知らない距離の住人が
訪問してくる

今日じゃなくてもいいような
今は必要じゃないような
電話でも済むような
メールでお知らせでも構わない

その訪問者は
きっと朝の6時から
自転車に跨り
班内を巡る

コメントを投稿