い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

七十一段

2020-09-07 | 階段
身に付けたはずの習慣が見当たらない
暗記するまで叩き込んだ教えなのに

目が合う瞬間を瞬きで逃げても
すれ違う匂いに息を止めても

すでに始まっている新しい一日

同じことを繰り返していても
惰性で道を誤ったとしても

すでに歩き出している違う一日