い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

八十八日

2020-02-28 | 日めくり
腕の高さの鼓動

コンビニのドアを支えてくれた腕越しの眼差し
出て行く時の伏し目が語るお辞儀の角度
気付いた時の口角が上がるトキメキ

日差しを含んだ風に目を閉じるような
花びらの揺らめきに耳を澄ますような
やさしさに包まれた笑顔に

見上げる高さの鼓動が響き
ただ ただ ただ
会いたくて 会いたくて 会いたい