い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

六十六日

2020-02-05 | 日めくり
透明が見せる空の色

数えきれない青の集まりが
息の白さを飲み込んで
暦に届く春が咲く

冷たい風がためらいがちに
耳元の髪をなでながら
通り過ぎた風が見える