い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

百小節

2019-03-29 | レッスン
雲が背負った光の道が
無数に飛び散り地上に降りる

地中に眠る新芽を起こし
薄桃色の魔法をかける

数えきれない繰り返しの中で
いつでも初めてがあるのなら

その手でつかむ次の始まりは
すでに目の前で待っている