Mザワファミリーが東京からやってきた。
青春18キップでゴトゴトと西下。
下関で合流して、
門司、小倉と、北九州を旅しました。
写真は関門海峡を臨む、赤間神宮。
この後われわれを襲う災厄を、
誰しも予想していなかったのである。
なんて大げさだけど、災厄とは突然の大雨。
ポツポツと来始めたのだが、「まあ、行ってみよう」と見切り発車。
数分後には、前も見えないぐらいの雨の中、ひたすらペダルをこぐ羽目に。
短気は損気である。
直前に見たのが、「耳なし芳一」のお堂。
祟りとは言わないが、まあ、芳一の「ご指導」でありましょうか。
北九州に上陸するとすぐに雨も上がり、鉄路、小倉に。
お昼は、焼きうどん発祥の店「だるま堂」で、「天たま」なるうどんをむしゃむしゃ。
ウンチクを申せば、
小倉駅近くの鳥町食堂街にあるだるま堂では、
焼きそばを作ろうとしたが、食料に乏しい時代でそば玉がなかった。
代用品として乾めんをソース味でいため、日本初の焼きうどんが誕生したという。
だるま堂2代目の坂田チヨノさん(68)は
「乾めんはもちもちとしていてコシがあります。
先代から伝わる味を守ることが私の仕事です」と話した。
という次第。
Mザワパパがいろいろ説明してくださるのに、
お子たちはまるで聞く耳持たず。
乗っちゃあ行けない鉄鉱石運搬車などに潜り込み、
きゃあきゃあ大騒ぎしておりました…。
門司に戻り、レトロの町並みを満喫。
しかし、お子たちはここでも、サイトシーイングにはまるで興味なし。
実に子どもらしくてよろしい。
東京駅の丸の内口を小さくしたような門司駅、
美しい海峡の夜景と、なかなかよろしい光景でした。
夜はこれまた地元ならではの味。
ハヤシライス。
ボリュームがあって、安くて、大満足でした。
帰りは再び、関門トンネルを自転車で。
本州と九州の境目で、お約束の写真もパチリ。
実に楽しい旅行でありました。
その翌日、Fワラ家も加わったチビ軍団は、
レンタカーの車内で、カルスト台地で、
相変わらずもの凄くハッスルしたらしい。
夜は、行きつけの中華「老四川」。
紹興酒をがぶ飲みしながら、いろんな事を話しました。
次は、北海道のキャンプかしら。
でも、フェリーの予約は難しいしなあ。
どうでしょ、Mザワパパ殿?
で、〆はやっぱり「老四川」なわけですか(笑)
おみやげは「きさく」?