実に痛ましい事件で、
ここ韓国の田舎町でも話題はそれ。
犯行声明の存在を伝えるニュースを、
食堂のみなが食い入るように見つめてました。
韓国ってのは、日本以上に米国に近い。
一緒に戦った仲だしね。
韓米FTAが妥結したばかりだし、微妙な空気が漂っている。
「精神障害者の犯行だから」
「移民だし、もう米国の社会の問題だよ」なぞとおっしゃる。
でも、それはイルボンに言う建前で、
本音では「やばいなあ。国際的に孤立しちゃうかも」って不安がありありだ。
とりあえずは突っ張るってのがお国柄で笑えるが、
米国も突っ張り度合いでは負けてないからなあ。
今回の旅で、少し韓国ファンになった私としては、
ちと心配な展開である。
ニュースは乱射事件一色。
ただ、このお国らしい反応も。
最大発行部数を誇る朝鮮日報の漫画。
「韓国は33番目の犠牲者だ!」ですって。
やっぱ、日本とは違うよなあ…
竹島問題と同じですね。
当時韓国は、米国に全面依存している安全保障政策の一環(今年ようやく韓国内韓国軍の指揮権は、米国から韓国に返還されるようです)で、派兵せざるを得なかったのですが、なんとも言えない不合理・せつなさを感じました。
今回もGucciさんのお見立てに同意ですね。
その歴史認識に違いはあるのでしょうが、
その「違い」を知ることからまず始めようと思います。
今日は、仕事の合間に、
日帝時代の負の遺産を見学しようと思っているのです。