陽光が差し込むベランダで、愛車を洗ってます。
悪夢のような昨日を思い起こしながら…
アタクスは先日、こんなことを書いておりました。
http://blog.goo.ne.jp/19960408/d/20140110
愚かでありました。
今回もまた、ガチオ君とともにコテンパンにやられました。
そんなブルベはまだまだスタートしませんね。
愚かな男たちの所業は、まずバカげた前夜祭で始まります。
さあ、出発っす。一路福岡へ。
青雲の志を抱いたバカ二人、勇躍、九州を目指します。
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関門橋だぜ!
「明日は明るいうちにゴールできるよなあ」
「そりゃそうっすよ。福岡の自転車屋さんでも回りましょうよ」
ノー天気な二人です。
で、ガチオ君プレゼンツのこのお店へ。
カンパーイ!
いちいち美味い!
明日、ブルベなのになぜ?
それは「バカ」だからですwww
このお店の名物である慶満鍋。
ピリ辛で、いい感じ。
「名物です」と言われたものは、基本、全部頼みます。
なぜって?
だから、バカだからw
酔うほどに飲み、飲むほどに酔う…
バカはとどまることを知りません。
この後、さらにうどんを食べに行くも、「閉店です」って。
何時まで飲みよるん?ってお話ですなあ。
そして、夜は明けました。
吐き気と悪寒とともに。
まず摂取したのはコレです。
気分悪くてたまりません。
日本語ではこれを「二日酔い」と言います。
暗い中、バカ、いや、勇者たちが集まっています。
寒いなんてもんじゃない。
だって、氷点下だもん。
ガチオ君、すでに凍えていますな。
ブリーフィングです。
いつも思うけど、スタッフの方々の尽力の上に成り立っております。
感謝、感謝でございます。
そんなアタシは今回、痛恨のミス。
ベルを忘れてしまい、スタッフの方にお借りする失態。
申し訳ありませんでした。
帰り、福岡の自転車屋さんですぐに購入したことを、ここでご報告しておきます。
さあ、スタート。
特に先を急ぐこともなく、オトナな感じで走行。
寒いんだけど、基本平地で、粛々と走ります。
42キロ地点の第一PCまで、AVE27.3キロ。
まあまあのペースでございます。
ビビリのアタシはすでにドーピングっす!
福岡市街地を走るんだけど、これは飽きなくていいね。
そして、暗転。
まず、ガチオ君の様子がヘンです。
時速25キロ程度でも遅れちゃう。
坂も付いてこない。
もちろんこの俺様が速いわけじゃなくて、彼が不調なわけ。
寒さに弱く、股関節に違和感があるガチオ君。
じゃあ、出るなって話だけど、彼もバカだから、それは無理www
だましだましの走行になりました。
https://sites.google.com/site/ajfukuoka/menu/information/brm-fu-gang200k
第二PCまでに、サンセットロードって道を走るんだけど、これが俺には曲者でした。
要するに、夕日が美しい別荘地の道路。
かなーりのアップダウンなわけさ。
どこまで登って行くのかわかんないから、非常に不安になる。
で、12パーセントとかの坂も満載。
俺様、久し振りに押しちゃいましたよ。
とゆーか、脚が攣りそうだったからね。
ここでガチオ君は復活。
ムダにダンシングでぐいぐい登り、体を温めます。
何だか野獣みたいだったなあw
すっかりシオシオな俺と、元気を取り戻したガチオ君。
海沿いを必死に走ります。
88キロ地点の第二PC。
ここでもドーピングですね。
この後、風も強かったなあ、逆風…
で、あまりに寒いのよ。
なんせ一瞬も日が差さない。
ずっと4度ぐらいだった思います。
世を呪いながら進む二人。
で、100キロぐらいから、俺、かなり不調に。
要するに、逆流性食道炎なわけ。
胃がむかむかして、気分も最悪。
逆流性食道炎の要因ってご存知です?
①過度の飲酒
②空腹
③ストレス
すべてに合致しておりますアタシですなあ。ぷぷぷ。
コンビニを探しては吐くという状態。
ガチオ君も唇が紫色に。
ゴールの写真を見て、プチメタさん曰く、「こりゃ、チアノーゼだね」www
二人とも傷病兵のよう。かなーりヤバいっす。
ここで、低体温症寸前の私たちが飛び込んだのは、ジョイフルでした。
若き野獣のガチオ君は、濃いものを物色します。グラタンかよww
しかし、内臓がもうダメダメな俺様は、雑炊しか受け付けません。
その雑炊も、半分も食べられない。
胃が全く受け付けないのでありますな。
この時点で120キロ。
あと80キロですが、気温はどんどん下がっていきます。
いやあ、地獄?
うふふ。
しかしまあ、踏んでりゃ、いつかはゴールするわけ。
にやにや二人で走り始めました。
もはや激寒です。
140キロ地点からの峠は辛かったなあ。
5キロぐらい登るんだけど、寒いから脚も攣り攣り。
29Tだから、何とかイケるけど、最後は時速6~8キロぐらいに。
そして下りは極寒。
マヂっすかってぐらいの辛さでした。
160キロ地点の第三PC。
頭が働かないから、温かいものを飲まず、ひたすらドーピングするアタクスたち。
さらに体は冷えていきますwww
あと、40キロ。
よし、行くぞ!と。
基本、平地は速いので、ヨロヨロの先行「旅団」に追い付きます。
しかし、最後の峠では、やはり離される。
半分、脚が攣ってるからねw
峠を3キロほど登った地点で、すでに真っ暗。
ゆっくり登ってらっしゃる方に付いていきました。
ジワジワと二人で登ります。
おしゃべりしながらの登坂。
非常に心強かったなあ。
そして終わらぬ坂はない。
ここまで引率してくださったGIANTさん、
頂上で待っていてくれたガチオ君とともに、一気にダウンヒルっす。
この6キロに及ぶ下りは、人生最悪と言っても過言ではない。
寒い、怖い、手が痛いの三拍子。
登りの方がよっぽどいいなあって思ったほどでやんした。
闇夜に蠢くブルベ軍団。
最後の15キロを飛ばしまくります。
しかしこの時点で、俺とガチオ君はキューシートが読めません。
真っ暗で、手元を照らすライトも持ってないから。
ダメニンゲンなアタクスたちをGIANTさんが最後まで引率してくださいました。
本当にありがとうございました。
真摯に反省し、次回以降、フルスペックで臨むことを誓います。
さあ、ゴール!
かじかむ手で手続きするガチオ君。
タイムは10時間53分
AVE23.3キロ。
ヒャッホーな前日から打って変わり、よれよれ、コテンパンのゴールであります。
リザルトを先ほど見ると、78人の出走のうち、われわれは31番目のゴール。
われらがfuk@さんは8時間21分で、ぶっちぎりのトップゴール。
あらためて、神だと思いましたなあ。
肉体的な消耗はこの後、最高潮に。
車に乗っても震えが止まらず、スーパー銭湯では倒れそうになる始末。
後夜祭をやろうとはしたものの、もはや吐き気が止まりません。
ドラッグストアで、ガスター10を買って服用。
ホテルでバタンキューでやんす。
無理にでも食べなきゃと、セブンイレブンで買ったこれ。
でも、まったく食べられない。
博多の夜を楽しめず、コンビニのスパ。
そして、それものどを通らないとゆー。
いやあ、マヂっすか。
悲しいにもほどがある(笑)
あまりの疲れに眠れず、うとうとしてたら朝です。
それでも、少しは元気になったよ。
無類のデパート好きのアタシ。
三越や岩田屋をめぐり、しだいにHPを回復していきます。
そういえば成人式なんだね。
俺、あれから30年経ったけど、見事に成長しないなあ(笑)
福さ屋で明太子を買いました。奥さんのオファーっす。
で、二人で自転車屋さんに。
イワイですね。
で、めっちゃいいのを見つけた!
DOGMAなんだけど、これ、ポール・スミスヴァージョンなのさ。
指し色のピンクがおしゃれで、ポールスミス独特のレインボーな彩色もちょっぴり。
これはいいなあ。正直、ピナレロは???なんだけど、これはいい。
買っちゃおうかなあ。
なぞと妄想を膨らませながら、ガチオ君とラーメン屋さんに。
これは当たり!
KOOさん、ありがとう。
昨夜の寒気がウソのよう。
小春日和であります。
これが昨日だったら、どんなに楽だったか…
でも、踏めば、僕らは進む。
ボコられたとはいえ、楽しかったなあ。
辛くても、何だか面白いのがブルベだからね。
50歳と36歳。
われわれの「旅」は、これからも続いていくのです。
スポルティーフの方も何人かいらっしゃいました。
さらにはママチャリでめっちゃ速い方も。
私も、少しは頑張ろうと思った次第です。
しかしこの人が次の日のことを考えるようになるとつまらんか
プププ
今年は、ダイエットして、まずは、AJ広島三瓶山のブルベに向け、トレーニングを積まなければと思うこの頃です。
あの頃よりもバカになったような気がします orz
でも、楽しくて、美味しかったので、仕方ありませんなあ。
こーゆー事態を乗り越えるには、さらなる機材投入しかありません。
今後も、脚を鍛えることなく、散財することで、「峠」を乗り越えていこうと思っていますw
それでも、脚がピキピキ攣りそうになりましたなあ、
同僚は、「たいしてつらくもないのに、面白がって書いてるんでしょ」って。
そうじゃないんですよねえ。リタイアは思わなかったけど、なかなかつらかった。
寒い中での行軍の辛さってのは、やってみないとわかんない。
まあ、それがブルベの楽しみでもありますなあ。
三瓶200K、もちろんエントリーします。
出走できるかはわかんないけど、次はバイクを押すことも考え、MTBのシューズで行こうと思ってます(笑)
次回はどのブルベにしようか検討中です。SRが目標なのでできるだけ最短で取れるようにはしたいです。
SKINSのリカバリタイツを履いたおかげで酷い筋肉痛はありませんでした。
今からLSDで回復走してきます。
近々島ライドお願いしますね~ ( ^ ▽ ^ )/
ただ、喉と胃の不調は相変わらず。
これが癖にならなきゃいいけど。
僕も出走しやすい環境のうちに、SRを最短で取りたいとは思っています。
次は300キロ。
さて、どれを狙おうかなあ。
下りの後半で街明かりが見えた時の、HAPPYMANさんの
「人家が見えた」という、喜びの声が印象的でした。
私は、前半飛ばし過ぎて糸島で足が攣り、後半はヨレヨレでした。
いつか、どこかのブルべで一緒に走れるのを楽しみにしています。
それでは、また(^-^)/
おお、その節は大変お世話になりました。
まさに地獄に仏でありましたです。
街の明かりが見えたとき、大西洋単独横断飛行のリンドバーグを想起。
「翼よ、あれがパリの灯だ」ならぬ、
「ガチオよ、あれが嘉麻の灯だ」って、ぶちかましたかったんですが、
いかんせん凍えてまして、それも叶わず。
ブルベ後の消耗はハンパなかったです。
でも、またすぐに走りたくなっています。
また、ご一緒できたときは、ちゃんとご挨拶させていただきますね。
今後ともよろしくお願いいたします。