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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

やられて嫌だったことは、やるな!の巻

2022-09-13 11:43:33 | 身辺雑記

先日、懐かしい場所に赴いた。

ここ。






空鞘神社ですね。

空鞘稲生神社【公式】ホームページ


ここは記者になりたての時に、記事で呻吟したんだよなあ。

なあに大した記事ではない。
氏子さんたちが神社のために何かをしたって話。300文字、20行ぐらいのベタ記事だったかな。

で、当時、地方版に「ひとこと」ってコーナーがあってね。
当該記事掲載の翌日辺りに、その登場人物、関係者のミニミニインタビューを箱組み200文字、15行ほどで載せるのさ。
その「ひとこと」が書けなかったのだ。

とゆーか、ホントは書けてたと思う。
これまでのスタイルを踏襲してるわけだから。
しかし、まあ、見事に先輩に原稿が通らない。
どこが悪いかも言ってくれず、ただただ原稿用紙を捨てたり破ったり。
(考えてみれば、当時はワープロでもなく、もちろんパソコンでもなく、ホントに紙の原稿用紙に書いてたんだよなあ~)






当時、小生は「荒くれモノ」をようやく卒業したぐらいだったので、ホントにやばかった。
目の前の先輩さんを叩きのめすなんてのは、極めて簡単なこと。
まさに、赤子の手をひねるって感じなのさ。
そりゃ、くぐってきた修羅場が違うからね。
めんどくせえから殺っちゃおうかな~と、何度思ったことか。


もちろん新人さんなので原稿は稚拙なんだけど、それにNGを出す先輩方もたいしたことはない。
22歳VS25,26歳って話なのよ、スキルにそう変わりはない。

で、当時感じたのは、彼らは別に俺を鍛えようとしてくれてたんじゃないのさ。
彼らは彼らで上司のキャップあたりから厳しく叱られ、その鬱憤をボクに晴らしてるだけってわけだ。
それに気付き、彼らの「事情」もわかったからこそ、こいつらを壊さずに済んだ、自分の人生を棒に振らずに済んだって話です。
だって、少なくとも被害届は出さざるを得ないぐらい、徹底的にやっただろうからね、俺。






一生懸命に手を合わせ、何やらお願いしてる奥さんの横で、俺はそんなことをつらつら考えていたのでした。

 

だからボクには「やられて嫌だったことは、やるな」ってのが染みついてる。
「迷った時は高い方」という人生訓に匹敵するほどの、僕の「羅針盤」である(笑)


現在、組織内で様々なハラスメント防止のお目付け役をやってます。
まあ、グループ会社も含めれば1000人単位の組織だからいろんなことがあるよね。
それでも、「やられて嫌だったことは、やるな」に尽きると思うけどなぁ。

当時の先輩方には偉くなった人もいるし、そうでもなかった方もいらっしゃる。
もう36年に及ぶ長い付き合いだ。
ただ、まあ、総じて大した人物じゃないよね、当時俺に壊されかかったそんな奴らは。

甘やかせと言ってるわけではないけど、指導は相手のハラに落ちなきゃダメ。
そして、理不尽は論外。
フツーに、自分に恥ずかしくない行動をしていれば、チーム、部、組織はうまくいくんだけどね。


「だよね~」ってワンコたち。






セーネンは相変わらず楽しそうだな。

もっと自由に羽ばたいてほしいものです。


 



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