HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

ホントにお世話になりました、の巻

2018-04-09 14:07:45 | 事件モノ
「俺の8割は岡村さんで出来ている」とは、小生のよく言うフレーズ。

職業人としての覚悟や手練手管の多くを教えてもらった。
見よう見まねでその背中を追いかけてきた。

そんな先輩がこの春、仕事のキャリアを終わられる。
「祝おう」と山口までやってきたわけだ。

一部のマニアにはたまらないスポット。



一の坂川を上った場所にある。



さあ、始まりだ。



まあ、何度ここで飲んだろうか。



武勇伝、失敗談、熱い話、冷徹な計算に基づく戦略。

話を聞くのが楽しくて、ついつい杯を重ねてきた。

いろんな現場をご一緒した。
無茶もやった。



さまざまに思いがこみ上げ、挨拶の際、この薄情な俺も言葉に詰まり、つい語尾を震わせてしまった。

そんな自分に驚いた。



エピソードは売るほどある。
達成感に包まれたものもあれば、苦いものも。

ただ、言えるのは、大将とご一緒した20代半ばの3年間以降、彼の生き方はずっと俺の指針になり、いろんな岐路の際に「大将ならどうするかな?」と考えたものだ。

とにかく、「人の心」を動かす記者だった。



そしてその後ろにはいつも、岡村さんの奥さんの姿があった。

ありがとうございました。

そんな風に自分はなれなかったけど、まだあと数年はある。

少しでも、大将に近づけるよう、前に進んでいきたい。

そう感じた夜だった。


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