3年前まで、ひろしまフラワーフェスティバルの責任者だった。
何十年も記者さんをやってた俺様が、イベント業という未知の分野に飛び込んだわけだ。
もちろん戸惑いしかない。
これは2年間やった、後の方かな。
その際、ド素人の責任者を一番最初に受け入れてくれた方がいる。
FFの名物ディレクター、石田史朗さん。
本当にお世話になった。
みなに「シローさん」と親しまれた兄貴分だ。
シローさんがいると、そこがぽっと明るく温かくなる感じ。
まさに、「ミスターFF」の名がふさわしい人だった。
「だった」と語らなければならないのは、年明け、彼が急逝したからだ。
年末にお見舞いに行った際、ずっと手を握り合い、お互い言葉にならなかった。
そこからシローさんは頑張り、1月5日に63歳の誕生日を迎え、しばらくして力尽きた。
そして今日、4月6日、「シロー」の日に偲ぶ会が営まれた。
早過ぎたなあ。
優しい兄貴。
時に頼って来られた時は、全力で対応した。
すると、ホントに感謝してくださった。
才気と包容の人だった。
広島にいろんな種を遺していかれたと思う。
形見分けに愛読書をいただいた。
趣味、嗜好もぴったりなんだよなあ。
シローさんが好きだったコカ・コーラとともに。
シローさん、春が来たよ。
そしてフラワーフェスティバルがもうすぐ始まるよ。
ありがとうございました。