はっしーさんに、
「やっぱ100キロサイクリングが必要だね」と喝破された私。
こー見えて、根に持つタイプ。
ムシのような暗い目で出発しましたよ。
30日朝のことです。
こんなド年末のサイクリングを許してくれる奥さんは、まさに偉人。
関係ありませんが、私、高校時代、「魔人」って呼ばれてました。
とゆーことで、40半ばのおっさんはまたも船に乗ります。
ふふふ。
「天の岩戸」が開くと、そこは呉。
休山新道なのさ。
で、これはスグレモノ。
ちゃんと分離されてる。
自転車乗りなら、わかるだろうけど、
トンネルってメチャクチャ怖いよね。
ここはじんわり温かいし、路面はいいし。
スンバらしい道なのさ。
で、お約束の「私が愛し、憎む建造物シリーズ」
はい、広警察署ですね。
んなことをしながら、たらたらと東進。
なんか見えてきましたなあ。
そう、安芸灘大橋。
とゆーことは、この40男の魂胆も見えてこようというもの。
そう、とびしま海道ですね。
お隣さんとは愛媛県のこと。
ほどほどのない私は、自転車で隣県を訪ねるのです。
って、サイクリストなら、フツーのことらしいけどね。
以下、橋シリーズ。
で、この建物はインパクトあるでしょ?
ただ、俺、40年近く前、
この建物の一室で綺麗なオネエチャンに遊んでもらったような…
って話はコレでやんす。
http://happy-go-lucky.blog.ocn.ne.jp/pog/2005/12/post_5686.html#more
で、橋はまだまだ続きます。
時折陽がさして、小春日和って感じ。
気持ちよかったなあ、往路は…
で、この辺りで、ふと思ったのですが、
なぜにこんなに高度を稼ぐ必要があるのか、と。
正直、貧脚のアタシにはヒイヒイハアハアですよ、まったく。
遥か下の海岸線を通ればいいじゃん、と。
要するに、自動車と同じコースを走らされているからであって、
ちゃんとした生活道をちょっくら、アタシに紹介してくれ、と。
風光明媚な風景の中で、
ゼエゼエあえぎながら、天を呪う私であった。
てなことをしていたら、可愛い橋も。
ここは心和んだなあ。
牛も渡れるようなのどかな瀬戸です。
もうちょっとで、四国かな?
おお、到着。
お隣さんだぁ!
岡村島から、たった今渡ってきた橋を望みます。
いやあ、達成感、ばりばりですね。
ほとんど無意味ですが(笑)
とゆーことで、あっという間に帰路につく私。
岡村島なんて、わずか10メートルも侵入していません。
だって、いきなり下り坂。
後で上るのヤなんだもん!
とゆー、どヘタレな私ですが、お約束の絵は押さえます。
その後、御手洗地区に。
昔ながらの街並みが残る地域。
ここは遊郭跡。
ここが海上貿易の要衝だった江戸期、
遊女が春を売いでいたわけですね。
ハードな話がたくさんあったんだろうなあ…
古に思いをはせながら、しばし散策。
風情のある路地です。
そろそろおなかが空いてきました。
って思ったら、食堂が!
実にトラディショナルでコンサバティブな店構えです。
頼んだラーメンのお味も、上記のような次第。
暖まって、美味しかったよー!
お腹がくちくなると、余裕も出てきます。
そんな私のアンテナに引っかかったのは、コレ。
「愛憎半ばする建造物シリーズ」ですね。
豊駐在所。
町並み保存地区に近いとは言え、これはいかがなものか。
税金だからね、サツの建物は。
この駐在さんと家族には申し訳ないけど、ダメダメだと思います。
で、楽しい島の旅だけど、いただけないのはこれ。
何よ、この隙間。
これって、過去、数多の自転車をパンクさせたに違いない。
特にロードーレーサーを!
いやあ、実に危険だよね。
豊浜大橋にはこの類いが二箇所ありました。
皆さん、気をつけましょう!
で、この辺りから天候が急変。
物凄い風で、ひっくり返りそうに。
アビも吹き飛びそうですなあ。
もう、寒くて寒くて。
向かい風もすんごくて、思いっきり踏んでも15キロぐらいしか出ない。
いやあ、恐怖すら感じましたですよ。
なのに、食べるのはアイス。
これはもう芸風ですから仕方ありません。
美味しゅうございました。
てなことをやってたら、フェリーが迎えにやってまいりました。
いやあ、よく走ったなあ。
うん、満足、満足。
全身の倦怠感もここまでくると心地よい。
100キロなんて軽いものよ、と。
いやあ、俺って勇者だなあ。ぷぷぷ。
はっしーさんにも威張ってやろう、と!
おうちに帰って、メーターを確認。
ん?
あれ?
97キロじゃん…
100キロ、届いてないじゃん…
ムキッーーーーーーーーーー!
記録 2008年12月 COLNAGO 468キロ(総走行距離 997キロ)
LOUIS GARNEAU 486キロ(総走行距離 991キロ)
月間 954キロ(前月比▼80キロ)