☆日本再生ブログ~Byのんpapa

政治・経済・社会を少々保守的視点からの思想やメディアが伝えぬ内容、更に交通関係の趣味も入るという何とも謎なブログです

AMラジオ放送は完全廃止ではなく広域ネットワークで残すべし

2019-04-03 05:00:00 | 社会・政治
近年AMラジオが聴きにくいエリア向けにワイドFMを始めたが、民放連はAMラジオからFMラジオに切り替えられるようにする方針を固めたとの事。

これはFMラジオのほうが音質は良くAMラジオよりも送信設備を中心にした運営コストが安い事が背景にあり、スポンサーが減る中で資金力の乏しいローカル局でも運営していけるよう道筋をつけるという意味では現実的ではあろう。

しかしFMラジオの欠点としては電波が干渉しやすくエリアが狭いという面があり、特に日本では76.0〜90.0MHz帯のラジオが出回っていたため90.1MHz以降のワイドFMは普及していないため切り替えるのは難しいであろう。

ただ地方局の経営を考えるとAMのままやれとはなかなかいかず、地方局については76.0〜90.0MHzでも空きがある場合が多い事から、周波数にやや問題があれば一部コミュニティFM局の周波数を変更する等して、ローカル局についてはこれらの周波数内に移す事が重要となろう。

ただAM放送は廃止ではなく東名阪などの拠点局や面積の広い北海道・沖縄ではAMを残し、それらは広域放送として送信出力を上げ全国をカバーしていけばどうだろう。

災害の下ではラジオが最後の情報源になるので、近隣エリアのAM放送が受信できれば情報の伝わり方は大きく違ってくる。

ローカル局も76.0〜90.0MHzにする事で聞ける環境がかなり変わってくるので、既存局によるワイドFMは特に大都市圏等のAMを兼ねた拠点局のある地域に限定して都市型放送として位置付け、用途があれば専用放送等にも解放していくのが良いだろう。

脆弱なところには配慮しつつラジオを聴ける体制にしていく事が求められよう。

4月2日(火)のつぶやき

2019-04-03 04:53:23 | Twitterのまとめ投稿