人間社会の戒律から見ればとんでもない事だと思いがちになるが、生物学的に見れば元来性と性が繋がる事で子孫を残す繁殖としてごく自然な行為であり、裏を返せば不倫を撲滅させるというのは困難な事とも言える部分であろう。
飽くまで不倫を「悪」とするのは制度・戒律、そして感情や社会的な影響を及ぼす人間社会での事であるが、世界的に見ると姦通罪適用の国から一夫多妻制を取る国まで 温度差もあるのが実情だ。
話を国内に戻して個人の不倫については基本的には個人の責任を負うという事となるが、特に著名人はイメージで売る仕事であるため影響は計り知れないほど大きくなる。
不倫によるイメージダウンで出演部分の降板や契約打ち切りとなれば多大な損害が出てくるが、所属事務所に損害が出れば損害賠償請求されるので個人の責任となる。
一般社会では社外での不倫あれば退社にまで追い込まれる事は少ないが、それでも家庭崩壊や事実を知った人から白い目で見られるといった顛末を迎える事にはなる。
不倫については刑事罰はないため飽くまで社会が罰するのではなく、影響を与えた分の責任を個人が負ってもらうという考え方が必要なのだろう。