はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

ヴァンクーバーの旅四日目の続きです。

2008-06-13 11:47:29 | Weblog
 トラブル解消です。最近パソコンを酷使するので、ご機嫌
が悪く時々怒り出します。

 それではハシナガヌマミソサザイの巣からです。


 警戒心が強いのでなかなか全身を現しません。

 池にはカナダガンの親子が見えます。12羽の雛を連れて
いました。


 先刻のハイイロチュウヒがハゴロモガラスに追われています。
 恐らく、近くにハゴロモガラスの巣があるのでしょう。

 ハゴロモガラスが飛ぶと翼の赤が目立ちます。

 ミドリツバメの頭の緑が太陽に当たると綺麗に光ります。
 巣箱に止まっていました。


 近くでハシナガヌマミソサザイがちょこちょこと動いています。




 湖面をアカシマアジの夫婦が、のどかな陽の光を浴びて
仲睦まじく滑るように泳いでいます。


 やがて何を思ったのか、飛び立ちました。


 奥さんの方が先頭で写真に入りません。
 いつも♂はドジです。

 森に今年生まれたネワシミミズクの雛が居ると言うので
身に行きました。もう、親と同じくらいになっていましたが
身体は産毛に覆われています。


 三羽ですが、一羽は離れていました。

 ミカズキシマアジが出て来ました。




 対岸の草地にアメリカヒバリシギが餌を啄んでいます。


 アメリカ大陸からヨーロッパにかけて多いイエスズメです。
 日本のスズメの方が可愛く思えますが、賛成頂けますか。


 約3時間近く、園内を回りすっかり堪能しました。
 昨年は冬でしたので、オウギアイサなんて言う珍しい鳥
が見られました。
 12時半近くに、サンクチュアリを後にしました。

 お昼の時間も過ぎましたので途中で先日寄った、ふじや
スーパーでサーモン弁当を買って、次のバーナビー・マウント
パークへ向かいました。

 マウンテンと言っても岡です。バーナビーは釧路と姉妹都市
を結んで40年になるとの事です。
 それにちなんでトーテムポールもアイヌ模様でした。
 シマフクロウのトーテムポールです。


 ヒグマのトーテムポールも立っています。


 フェンスには、丹頂のシールが貼ってあります。




 快晴ですが、そんなに暑くはありません。現地の人はノー
スリーブで、日本人のように日傘も差しません。

 姉妹都市の説明がありました。


 文中に、丹頂鶴を助けて、とあるのを、丹頂鶴を助毛手、と
あるのが愉快です。異国で見る日本文は懐かしい思いです。
 サンド・ヒル・クレーンは、先ほどの、カナダヅルです。

 丹頂の説明もありました。

 

 岡の上からヴァンクーバーの町を眺めながら、サーモン弁当
で遅いお昼にしました。


 遠い山には雪が残っていました。
 家族連れが、三々五々散策したり、寝そべっていたりして
いました。のどかな公園です。

 然し、目新しい鳥はいません、いた!と思うとコマツグミです。
 ウイルソンアメリカムシクイが、いたようですが見られません。

 岡を一周して一時間と、ちょっとで引き揚げました。15時7分。

 ここから45分で、あっと言う間に雪の世界に入りました。
 高度約1000m。冬季オリンピックの開催される、サイプレス
マウントパークです。

 ミヤマシトドが屋根の上で囀っていました。


 雪の中でマツノキヒワが餌を探しています。



 北国特有の山の景色です。


 雪の山道を暫く歩き、小さな湖へ行こうとして登りましたが、
前方から凄く軽装のカナダ女性が降りて来ましたので、ガイド
さんが、湖の状況を尋ねましたら氷が張っていて何もいないと
言うので引き返しました。知らずに雪道を危なっかしく歩かな
くて助かりました。
 時々、ずぶっと足が埋まります。靴の中はびっしょり濡れま
した。

 ハシボソキツツキが枝の陰にいます。


 間もなく飛び立ちました。100m位遠くなのでボケボケ
です。






 ここでもコマツグミに会いました。


 マツノキヒワです。


 換気口のような所に、ハシボソキツツキが止まっていました
が、飛び立ちました。曇り始めて暗くなりました。


 下に降りますと、マツノキヒワが一生懸命に土をほじくって
何か啄んでいます。
 スキー場は、雪を凍らせる為に冬に塩を撒くので、鳥も塩分
補給にその塩を啄むとのことでした。


 難儀した雪道登りも良い経験でした。18時になっていました。

 今日は最後の日なので、ガイドさんご夫妻との会食がありのす
ので、早めに山を下りホテルに戻りました。

 18時41分にホテルへ戻り、直ぐに出掛けました。

 ヴァンクーバーの中心街にある、日本寿司屋さんで、ガイドさん
ご夫妻を囲んで歓談しました。

 日本に無いカナダ特有のメニューがありました。
 果物を巻いた寿司や、肉の入った寿司もありました。

 2時間ほど楽しく過ごし、21時に再会を約して散会しました。

 本当に楽しい四日間でした。

 今日、見聞きした鳥は57種で、累計で93種となりました。

 いよいよ明日は帰国の日です。早く起きて近くのスタンレー
公園を散策する事にして23時頃に就寝しました。

 最後の日は又、改めて書きます。


 

ヴァンクーバーの旅四日目になりました。

2008-06-13 09:54:57 | Weblog
5月25日  曇りのち腫れ  

 何時もの通り6時起床、7時半出発です。
今日は、昨年も行って雨の中の探鳥をした、ラドナハーバーパーク
 名前の通り波止場の近くですが、ヨットハーバーです。
 出発して40分ほどで着きました。
 新しい住宅が建ち並ぶ団地を抜けて駐車場へ車を入れ林の中
へ入ります。団地と言っても平均100坪くらいの庭付きで
手入れが行き届いているので綺麗です。

 林に入ると先ず、チャバライカルが囀っていました。


 小規模な林ですが、針葉樹と広葉樹がほどよく混交している
ので鳥も多く集まります。

 チャバライカルの横姿です。


 先日も見たヒメレンジャク


 今度はオウゴンヒワ の横向きです。


 コウウチョウがディスプーレーをしていました。
 上に居るのが♀です。





 大分首尾良く接近しましたが、♀がここでは厭と言ったの
でしょうか新婚旅行に飛び立って行きました。お幸せに。

 波止場の管理事務所は瀟洒な建物でした。


 またまたコマツグミです。


 歌の上手なウタスズメ


 そしてお馴染みになったアカフトオハチドリ。
 兎に角小さいので撮るのが大変です。多少のボケはお許し
の程を。

 距離は30m程離れています。

 1時間20分ほど、歩き回って9時半に次のライフェル
・バードサンクチュアリへ向かいました。
 ここも昨年訪れた場所で、ゆっくり回りたい、そして
住んでもみたいサンクチュアリです。15分で着きました。

 10時開園なので、少し待っていると人だかりがして
いました。行って見るとスタンドに置いた蜜の入れ物に
ハチドリが来ていました。それを撮っている人たちでした。




 アカフチオハチドリです。花型の口の奥に蜜(砂糖水)が出る
ようになっています。止まり木がある為、完全なホバリングが
見られません。鳥も楽な方が良いようです。

 ラドナでディスプレーしていたカップルでしょうか?ここにも
カップルがいました。矢張り前が♀です。


 ここでもウタスズメが歌っていました。


 正真正銘のアメリカヒドリです。日本では、この交雑種の
まがいものを良く見かけますが、これは本物です。


 ガイドさんが早く来るように手招きしました。急いで行って
見ると、カナダヅルでした。日本の丹頂の仲間です。


 ここは、池有り、川有り、広大な草原・湿地帯有り、そして
当然の事ながら鬱蒼とした林も有る非常に広いサンクチュアリ
です。
 オオアオサギがお腹まで水面に浸して佇んでいます。


 マガモのお母さんが8羽の雛を連れています。


 草原に出ますと、空にハイイロチュウヒが舞っていました。


 このハイイロチュウヒは、勝ち気なハゴロモガラスに追われて
いました。

 葦の中間にハシナガヌマミソサザイの巣が有り、主が
出入りしていました。


 ちょっとトラブルです。続きは改めて。








 

ヴァンクーバー探鳥三日目になりました。

2008-06-06 12:59:11 | Weblog

 5月24日 5時  日本では同じ日の21時
 ぼつぼつ寝る時間に、こちらでは早起きです。
 今日はフェリーでヴァンクーバー島の南端、ヴィクトリア
へ行きます。
 海上に居る鳥が目的です。然し、遠いことでしょう。
 とても写真には撮れません。見るだけになりそうです。
 天気は絶好です。
 7時20分にホテルを出発し、フェリー乗り場へ向かいます。
 40分で着きました。
 延々と車の列です。予約してあるので、前の方に並びました。
 時間があるので、海を眺めます。飛んでいるのは、ミミヒメウ・
ヒメウ・アオノドヒメウですが、何れも遠くて望遠鏡でやっとの
状況です。ヒメウの繁殖期に見せるお腹の白が目立ちます。

 フェリーは18000㌧の船で車が600台収容出来るとの事
です。
 8時44分に乗船し、9時に出航しました。

 船の周りをワシカモメが飛び交います。


 大きいです。体長64Cm 翼を拡げると135Cmで
ユリカモメの1倍半、普通良く見るウミネコと比較しても
体長は1倍半、翼が15Cm程大きいカモメです。
 ここでは今の時期、ワシカモメばかりでした。

 沖を同じ型のフェリーが航行していました。1時間に1便
の航行のようで、あちこちへ運行しています。


 風にはためくカナダの国旗です。


 湾内の航行なので静かですが、船首で探鳥をしようとすると
まだもの凄い風で寒いので、早々に船内に入りました。



 途中ではウミバトと木に止まるハクトウワシだけでした。


 エニシダに似た黄色い花が、いっぱい咲いていました。

 10時39分、ヴィクトリアへ入港しました。
 南北で約300Kmのヴァンクーバー島です。


 ヴィクトリアの町も英国調の美しい町で整然としています。
 サンドウィッチとコーヒーで簡単な食事をして、みやげもの店
を物色しました。バッファローの皮で出来た鞄を自分用に奮発
しました。ヴィクトリアの想い出になります。

 食後、クローバーポイントと言う海岸に出ました。
 遠くにウトウが出たり潜ったりしていました。

 近くの岩礁にクロミヤコドリです。


 日本で見るミヤコドリより見栄えがしません。

 ワシカモメとヒメコバシガラスが仲良く街路灯に止まり、遊んで
いました。


 ヴィクトリアの住宅街です。


 こちらでも通りには全部、名称がついており住宅の玄関や
壁には住宅番号が、それぞれの趣向で表示されていました。


 標高100m程の地にある、マウント トネミーへ行き
ました。
 ヴィクトリアの町が一望出来ます。


 ここでもムネアカルリノジコの声が聞こえましたので探し
ます。葉の繁った木の枝の中にいましたが、後ろ向きで残念
です。


 ムネアカルリノジコのいた繁みです。


 ヴイクトリアへ来たら、有名なヴッチャートガーデンを見る
べきとのことで、探鳥にはなりませんが、入園しました。
 入園料は30ドルと少し高めですが、それだけの価値は有る
ようです。


 花好きのロバート・ビム・ブッチャート夫妻が採石場跡を
美しくしようとして、130エーカーのうち55エーカーの
敷地を庭園にしたとのことです。
 元は採石場だったようです。
 中に入ると正に百花繚乱の感です。
 名前は判りませんが兎に角、花いっぱいでした。

 名前無しで暫しご覧下さい。










 この木に今の季節には非常に珍しいムネアカシルスイキツツキ
が止まりましたが、望遠レンズを付けたカメラを持って来なかっ
たので痛恨の極みでした。







 快晴の空にハクトウワシが飛んで来ました。


 何時見ても大きく壮大な鳥です。

 1時間半ほどガーデンを充分に堪能して16時近くフェリー
乗り場へ急ぎました。
 17時のフェリーに乗ります。

 帰りも延々と車の列です。17時05分、出航しました。
 18時39分、ヴァンクーバーに入港し、19時半ホテルに
戻りました。夕陽が綺麗でした。


 今日、見聞きした鳥は37種。累計で81種となりました。

 いよいよ明日で最後です。

 

ヴァンクーバー探鳥の二日目です。

2008-06-03 15:31:46 | Weblog

 昨年は初日に時差寝坊で失敗したので今回は緊張状態。

 M氏の目覚ましが正常に作動したので何なく6時に起床。
 昨夜買っておいたサンドイッチと、あれこれやってやっと
湧かせたコーヒーで朝食です。
 近くのセブンイレブンで買ったサンドイッチの大きいこと、
どうにか苦労して全部食べました。カナダ人向けの大きさです。

 これならカナダ人みたいに大きく育つでしょうが今からでは
もう遅いですが頑張れます。

 7時半少し過ぎて出発しましたが西も東も判らず総てガイド
さん任せ。20分程で、先ずはクイーン・エリザベスパーク
です。広大な公園です。地元の人が三々五々散歩しています。

 天気は少し雲があるものの、まずまずです。
 日比谷公園の数倍はあるでしょう。起伏もあり、それに大木と
花です。花の公園です。

 ショートホールのゴルフ場があり市民が僅かのクラブをカート
に入れて楽しんでいました。

 ガイドさんが植え込みに案内して呉れ、見せられたのが、
ヤブガラの巣です。アフリカのハタオリドリ類の巣よりは小さく
巣材を巧妙に使って上手に出来ています。


 体長11Cmの地味な目立たない鳥が作ります。

 ここは兎に角、花が多く百花繚乱です。名前は分かりません。


 ミニゴルフ場です。


 高台からはヴァンクーバー北部の山が見えます。まだ残雪
があります。


 真っ黄色のキバナフジ(金鎖)の木です。この時期、この
木は町中で良く見かけ、この花を見るだけのツァーもあるとの
ことです。豆科の藤に似た花です。


 白い大きな花は、ハンカチの木とのことです。
 本当にハンカチーフになりそうな花です。


 真っ赤なシャクナゲがありました。シャクナゲはいろいろな
色の花で、あちこちで見かけました。


 ダグラスファーの梢にアカフトオハチドリが啼いていました。
 遠くて小さくて撮るのが大変です。良く撮れていません。


 鳥の声は良く聴かれますが新緑の葉が繁り、なかなか
探すのが大変です。それに敏捷に動き回るので写真に入れる
のが困難です。鳥の撮影は石になるべきですが、四日間には
そんな時間的余裕は有りません。双眼鏡や望遠鏡で見て目に
焼き付けるしか有りません。

 それでも約2時間ほど散策しました。それほど広い公園です。

 9時50分に公園を出て、コロニーファームへ向かいました。

 途中、日本にもあるチェーン店のふじやスーパーで弁当の
調達です。
 店員もレジも日本人で、鮭弁当や日本食の弁当、お寿司も売
っています。レジに日本人がいるのは助かります。ドルは判り
ますがセントは小さくてどれがどれだか判らず適当に出すと教
えて呉れるので言いなりで済むのが楽です。
 

 コロニーファームは以前、農場だった所のようです。
 どうやら郊外です。ここの目的は美しいムネアカルリノジコ
です。それは綺麗な鳥のようです。
 1時間余で着きました。
 地元のバーダーも探しに来ていましたので、ガイドさんが聞く
と一羽見られたとのことですが、ガイドさんはそんな事は無い
もっといる筈と期待を持たせて呉れました。

 駐車場でミヤマシトドが餌を啄んでいました。


 橡の木(マロニエ)の花が満開でした。


 芝生では、何処にでも見かけるコマツグミがいます。
 日本のアカハラやアカコッコにそっくりなので、私は勝手に
カナダアカハラと名付けました。


 農場跡のような草地で、ガイドさんがムネアカルリノジコの
声がすると言うので皆で探しました。
 居ました!!何と綺麗な鳥なのでしょう。胸の赤はまだ不十分
ですが、瑠璃色の頭の美しいこと。今回のハイライトと思いました。




 折角の美しい鳥ですが、写真では遠くて小さいので無理して
拡大していますので、本当の美しさが出ず残念です。
 結局2~3羽いたことになりました。

 近くの繁みでウタスズメが囀っていました。


 倉庫の中ではツバメが巣材を採集しています。


 少し歩いていると遠くの木に何か止まっています。
 たまには私も発見第一人者になりたくて双眼鏡で見ると
ごく普通のアカオノスリでした。しかも若鳥で尾もそれほど
赤くありません。
 そのうちに飛び上がり、青空と雲をバックに悠々旋回して
やがて遠くへ去って行きました。




 かすかに赤い尾が見えます。

 門扉にはクサチヒメドリ(サバンナシトド)です。この鳥も
03年11月に葛西臨海公園に飛来した時は大騒ぎでした。


 シトドと言うのはホオジロのことです。古語ではシトトと言
ったようです。

 これまた判らない白い花です。


 1時間半ほど歩き回り12時半にコロニーファームを
出ました。看板にはフクロウが描かれていました。
 農場には昔、フクロウがいたのでしょう。


 40分で、今日のメインとも言うべき、ピットワイルドライフ
に着き、ここのベンチで遅い昼食となりました。
 異国の空の下、異国の風景を眺めながらの、お寿司は乙な味
です。



 繁みに何か見つけました。ヒメレンジャクです。
 日本なら、さしずめキレンジャクでしょう。尾が黄色です。


 湖面に設置された巣台にミサゴの夫婦がいましたが、雛は
まだのようです。


 水鳥の冬の住まいとのことです。


 湖面をカナダガンの2家族が泳いで行きます。
 整然と雛たちが一直線に並んで両親に囲まれて泳いでいます。


 前方を行く雛4羽の家族です。



 後方の雛6羽の家族です。



 いずれも私の400mmレンズでは遠過ぎます。

2~300m程先なので写真では小さくて良く判りません。

 林道に入り1.8Kmを歩きました。途中でビーバーが
倒そうとした木がありました。梢が掛かり木になってしま
って倒れなくなりましたが、凄い歯の力です。


 林道の右側には湿地帯が広がっていました。


 お馴染みのハゴロモガラスです。


 そしてミドリツバメです。


 これまた黄色が鮮やかなキイロアメリカムシクイが現れ
ました。


 ミソサザイです。日本のそれと同じのようです。


 楽しい林道です。
 絶好の場所にヒメレンジャクが止まりました。


 声は良く聴きますが姿はなかなか現して呉れません。

 また遠い枝先にアカフトオハチドリを見つけました。
 遠いけれども見ると写したくなります。


 ビーバーの大きな巣の上に、カナダアカハラならぬ
コマツグミがおります。


 比較的近くの木にセジロアカゲラが止まって呉れました
が全身が見えません。後頭部の赤も見えませんが一応写して
みました。




 湖岸を歩き、往復3.6Kmの林道を歩いて4時間以上も
滞在しました。17時30分になりました。

 まだ太陽は上の方にいます。

 ここから近い、ミネカダパークへ行くことになりました。
 35分で着きました。

 鬱蒼とした樹林の中に湖がありますが、既に時期がはずれ
ているので、遠くにアメリカホシハジロ・クビワキンクロ・
ヒメハジロ♀・オカヨシガモの鴨類などがいるぐらいでした。
 それも遠い対岸の近くです。諦めました。

 静かな湖です。近くのゴミ函には熊除けの鉄器具がついて
いました。熊も棲息しているようです。



 木の枝でダグラスリスが一生懸命、まつぼっくりから松の実
を取って食べていました。暗くて遠いのではっきり写りません。
 どうも言い訳が多すぎるようですが、ご勘弁の程を。


 何も目新しい発見が無かったので30分で切り上げました。

 19時35分、ホテルに戻りました。
 今日、見聞きした鳥は60種で累計で70種となりました。

 今晩は外での食事と言う事で、ガイドのK氏に奨められた
海岸のレストランへ、内心おっかなびっくり外見堂々と入って
行きました。

 一階が混んでいたので、二階に上がるとウエイトレスが何か
言っているが判らず、どうやら予約制のようでした。
 一階に下りると6人の席を用意して呉れ何とか座りました。
 回りは皆、大きな声で話しています。体格が良いので声も
大きいです。ウエイトレスさんが来て注文を聞きますので、
先ずはメニューの中からビールを差してオーダーしますが
周りに負けじと大きな声と早口でまくしたてます。
 ただでさえ判らないのに早口の英語ではお手上げです。
 それでも何とかグラスビールを注文しました。

 さて次は料理です。何とか判る食品名で指さします。
 それでも何かまた早口で言いますが、終始希望のメニュー
の所を指さして判って貰いました。

 同行のM氏が、サーモンを希望なので兎に角サーモンと
書かれたパスタを二人で注文しましたが、出て来たサーモン
は、粉々になったチップ状のサーモンでした。
 取りあえず我慢して何とか食べ終わりレシートを持って
レジへ行き勘定して、お釣りを貰おうとすると係のウエイト
レスさんが寄って来て又、何か言っています。
 チップの事と思い僅かな釣り銭を上げると、サンキュー
と言って店内に戻って行ったので一安心でした。
 考えて見ると上げたチップは120ドル余の勘定に対して
80セント(約100円)ほどでした。

 本当に旅の恥はかきすての状態でした。

 外食はもっと簡単に出来ると思った、とんだ誤算でしたが
良い経験をしました。

 暮色の迫る21時過ぎホテルにもどり二日目の夜を迎えました。

 明日はフェリーに乗ってヴァンクーバー島のビクトリアへ
行きます。船から海の鳥が楽しみです。

 それでは又、後ほどに。