はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

10月最終週のホシガラス

2010-10-30 15:48:39 | Weblog
 タイトルを書かなければ先に進まないので書いたものの文章が出ません。
 今年も遂に10月が終わろうとしています。
  
 10月25日  最終週が始まりましたが曇り空です。
 
 午前中は市民講座です。龍馬と彌太郎についての話でした。
 戦後いち早く雑誌 平凡 を創刊した人を父に持つノンフィクション作家の女性
講師でした。
 龍馬は33歳で望み半ばで何者かに暗殺されましたが、彌太郎は艱難辛苦の果て、
現在の三菱王国の基礎を創り上げました。
 江戸から明治に大きく変換した時代だからこそ、若者が、そのエネルギーで活躍
出来ましたが今の時代ではどうでしょう。

 多くの国民が、それぞれそれなりに満ち足りた生活が出来ている現在では、日本
の将来に不安があっても、それを突き破る勇気を持ち合わせない情けない世の中に
なっています。日本はこれからどうなるのでしょう。一国の運命を左右する政治屋
は相変わらず党派争いだけで真剣に将来を考えているようには思えません。
 もっと、ぎりぎりまで追い詰められなければ救国の志士は期待出来ないかも知れ
ません。それだけ現在は余裕が有るのでしょうか?

 昭和の時代は約20年毎に三段階に分けられます。
 最初の20年は戦争の時代、次の20年は復興の時代、そして最後の20年は
繁栄の時代です。平成の20年は、繁栄期の昭和を継承している年代です。

 今の日本を支えている中堅の若者は生まれてからこのかた、この繁栄期に育って
いるので言うなれば苦労知らずの人たちが占めています。

 それだけに連帯感に乏しく、間違った個人主義に徹していて愛国に関心が薄くな
っているように感じます。

 維新の大変動だからこそ、出来た事が今では不可能かも知れません。
 空恐ろしいことです。

 10月26日  今日も曇り空で夕方から小雨となりました。

 昨夜に降った雨のお陰で、グラゥンドに水が溜まり予定していたグラゥンドゴル
フが中止になりましたので失業です。
 仕方なく以前に収録しておいた、紀伊国屋ホールで大滝秀治さんが演じた
【らくだ】を再生して観ました。

 落語の中でも、この らくだ は多くの名人が演じていますがホシガラスは好き
な噺です。特に屑屋さんが、らくだの兄貴分に勧められて酒を呑むうちに主客転倒
して、やくざの兄貴分に絡む経過の語りが面白く落語家によって、それぞれ特徴が
あります。
 NHKhiでの演出には、粗忽長屋まで取り入れていますので余計面白くなって
いました。こんな時間が無いと、なかなか収録したブルーレイが観られません。

 午後は頼まれた写真を届けに大船まで行き、帰宅して直ぐに日本書紀の受講に出
掛けました。
 続いている用明天皇の条で、29代の欽明天皇の息子が亡くなった30代の敏達
天皇の皇后が喪に服しているのに犯そうとして失敗する話で、当時は先帝の皇后と
関係が出来ると天皇になれるしきたりになっていたようです。
 それだけに当時は即位しても皇后がいないと、先帝の皇后が下る習慣が続いてい
た今では考えられないような事が行われていたようです。
 31代の用明天皇は僅か2年の在位で、直ぐに崇峻天皇の世になります。
 この頃から、物部と蘇我とが官位の事で争い始め世の中が乱れ始めます。

 10月27日  久しぶりの晴天です。

 吹き矢の月例会の日です。同じスコアが三人いましたが、年齢と段位の順で珍しく
優勝しましたが、スコアは恥ずかしい程の低位です。

 終わってから先日の湘南オープン大会で、無格に終わったので残念会を兼ねて
食事会となりました。23人の参加です。初めてのお店と思って行くと意外と藤沢
市内の境川沿いで数回訪れている店で何時もカウンターを利用して、とんかつを注
文していましたので二階に座敷が有る事を知りませんでした。
 料理も結構な食事で幹事さん役を勤めて下さった方に感謝です。何時もこの種の
会合にはいろいろと裏の苦労があるものです。

 今日は忙しい日です。食事会の後は句会でした。一時間遅れで駆けつけました。
 投句は既に済ませているので到着するや直ぐに選句です。
 5の選句のうち、3句が先生の句でした。流石です。帰宅したら17時を過ぎて
いました。大分冷えて来ました。もう冬賄いになりました。

 10月28日  雨降りで寒い一日でした。

 今日もグラゥンドゴルフが中止で失業です。一日、PCに向かいデーター整理
となりました。雨では鳥見にも行けません。何処へも出掛けられず暗い日でした。

 10月29日  予報では晴れと報じていましたが一日曇り空でした。

 晴れていれば出掛けようと思っていましたが、曇りでは意欲が薄れます。
 夏物を仕舞い冬物を出して入れ替えします。結構時間がかかります。

 昨日メールした返辞を待つと夜になって返信があって、ほっとします。

 一日、家の中に居ると電話やメールが外界との繋がりとなり、それすら無いと
世間から疎遠になったような寂しい気持ちになります。
 天気が悪いと余計に心が沈みます。年寄りでしょうか?そうは思いたく有り
ません。負け惜しみでしょうか?そんな事を思う一日でした。

 10月30日  台風14号の影響で一日雨でした。

 吹き矢に出掛けましたが、台風接近のせいか参加者は7名でした。
 4レーンしか取れない狭い会場ですが、7名ではフル回転で忙しく疲れます。
 何時もの3人で回転する事がインターバルが楽です。

 今日は外に出たので少し明るい気持ちです。

 夕方はストーブを点けました。冬になりました。少し早いようです。

ホシガラスの2010年10月第四週

2010-10-24 11:43:09 | Weblog
 10月18日  晴れて気持ちの良い秋本番です。
 
 大分涼しくなりました。近くに僅かに残っている稲田では手作業で刈り入れが
始まっています。
 市民講座に出掛けました。腹話術師の、笑うことで身体が活性化して病気に対する
免疫力が高まると人形と共に話されました。今、腹話術師は首都圏で7名しかいない
絶滅危惧種だそうです。
 人に優しくする事が世の中を明るくすると言い、優しいと言う字はにんべんに憂う
と書くが、憂うとは人のことを心配することですと中々良い話でした。

 何時も思いますが、腹話術師の口が全然動かずにあれだけの声が出る事の不思議です。
 あれでオペラ歌手のような高い声が出る(いっこくどうさんの千の風に乗って等)とは
益々不思議です。人形の中にテープでもセットされているような気がします。

 夜は平家物語の講座です。元暦二年(1185年)京都を襲った大地震の条です。
 安徳天皇は海の底へ沈み、大臣公郷が斬首された為、その怨霊の業と当時の民衆は恐れ
おののいたとの事です。

 10月19日  何とかと秋の空と言うように今日は、どんよりとした曇り空です。

 午前中は体操教室です。先生の到着が遅かったので12時近くまで運動しました。
 午後に友人から電話が来て、横浜戸塚区にある某大学の公開セミナーに行きませんか
との誘いに丁度予定していた事が崩れたので、これ幸いに乗って出掛けました。

 西武の御曹司、堤清二氏(作家で詩人の辻井 喬さん)と、当事者大学の付属研究所
長さんとの対談でした。
 堤氏は83歳とのことですが若々しく、とても負けてはいられないと思いました。
 同氏は青春時代、戦後の混乱期を過ごし東大で学生運動に励み一時、共産党に入りま
したが徳田球一を批判して除名されたとのことです。
 政界の裏話や会社経営に関する事や文学の事など興味深く話されました。

 10月20日  昨日に続き曇り時々雨の日でした。

 所属している結社の合同句会です。最初から期待はしないものの一応は参加です。
 昼食も出ます。まずまずのお料理でした。



 110人ほどの参加です。



 投句は、148人から296句有りましたが、その中から3句を選びます。
 時間の制限がありますが持ち前の性分から早めに選びました。
 13時半頃から披講になりました。私の選んだ句も結構入っていてほっとしました。
 自分の句は1点句と2点句だけで無点で無くて良かったです。
 16時半頃、終了しました。雨も小止みになっていました。

 鎌倉駅から銀座へ出ます。山野ホールでの柳家喜多八師匠の独演会です。

 宿屋の仇討ち でした。喜多八師匠らしい演出で面白く聴けました。

 10月21日  朝からの雨降りでしたが、夕方には止みました。

 雨の為、グラゥンドゴルフが中止になり夕方まで雑用を片づけます。

 夕方、鎌倉演劇鑑賞会の観劇に出掛けます。
 今日は、文学座の 殿様と私 です。
 明治19年、東京麻布鳥居坂の白河子爵邸。子爵は西洋化する日本に馴染めず
酒浸りの日々を送っていました。頭の髷も下ろさず武士の儘で過ごしています。
 ある日、外務郷・井上馨の書生に何時も一緒に附いている家令が髷の事で、から
かわれたばかりか子爵の事を因循姑息で華族の資格なしと罵倒されました。
 それを聴いた子爵は激昂し、鎧兜に身を固め討ち入りを決意しますが、息子に
和魂洋才の見本を示すように提言され、お家の為にと米国人女性を指南役にダンス
修行を始めますが、中々上手く行かず鹿鳴館にも出られません。

 然し、いろいろな紆余曲折を経て最後には、指南役の米国人女性と巧みにダンス
を踊るようになり幕となりました。

 10月22日  天気は良く有りませんが雨は降りそうもありません。

 今月の酒匂川定例探鳥が雨降りで中止にしましたので別のグループに参加させて
頂き何時もより遅めに出掛けました。

 何時ものコースを歩きます。ミズキの実が色づいていました。秋を感じます。



 堤防に出る前で、女郎蜘蛛のマンションと言いますか集団営巣が有りました。



 堤防に揚がると依然として鳥影は疎らですが今日はアオサギが多いです。
 カモメ類も集まって来ました。



 写す鳥も少ないので珍しくも無い鳶を撮ってあげました。



 次は蝶です。モンシロチョウと思います。間違っていたらご免なさい。



 これは蝶に詳しい人に教わったので間違いなくキタテハです。



 キタテハより美しいアカタテハです。葉の陰で全身が見えません。





 曇っているので明神岳の頂上は雲の中です。



 常連のホシゴイと成鳥のゴイサギは、もう何回も登場しています。





 飯泉ダムのダム湖は浅いのでゴミが島になっています。ゴイサギの成鳥が頑張って
いました。



 ミサゴが飛んで来ましたが、カメラのセットが遅く撮り損ねました。その代わり
チョウゲンボウを遅まきながら撮りました。後ろ姿です。



 丁度、頃合いの時間に休憩場所にしているお寺に着きお昼休みとなりました。
 飯泉橋近くの釣り堀の傍にどこから飛来したのか珍しくシナガチョウが蹲っていました。



 鷹の渡りの時に賑わう矢倉岳も霞んでいました。



 復路で漸くシギチドリ類が姿を見せて呉れました。
 まずは少ない乍らもハマシギです。





 トウネンも居ました。



 柳の梢近くにモズが高鳴きしていましたが逆光で良く見えません。



 河口付近に来ますと今日は水が多くて河口も広くなっています。
 イソシギが出て来ました。



 近くで眠っているシギが居ます。イソシギの若鳥と思っていましたが、どうも違う
ようです。図鑑を見たりスコープで確認したりしている内に起きだして結局キアシシギ
の若鳥となりました。





 更に運良くイソシギと並んで呉れました。一同納得です。



 海も暗く波が高く打ち寄せていました。



 最後に鳥合わせをすると50種になっていました。この時期としてはまずまずです。
 来月は、もう少し増えるでしょう。楽しみにして帰途に就きました。

 10月23日  秋晴れです。

 吹き矢の日です。成績はまーまーでした。先日NHKで放映されたお陰で新規参加
の方が見えます。土曜日の会場は狭いので嬉しい悲鳴です。

 午後は芸術館でのフラダンス発表会を鑑賞に行きました。北鎌倉の教室の10周年
記念公演です。
 タヒチアンダンスでオープニングの後、鎌倉市長が挨拶され可愛い4~5歳くらいの
女の子が花束贈呈した時は拍手喝采でした。

 今日の教室は皆さん揃っていて見事な演技で約3時間楽しめました。







 公演は馴染みの曲も有りましたが、未就学の女の子が真剣に踊る姿が可愛く又、
中には80歳を超す方も居るとの事でしたが、全然判らなく皆さん若々しく踊って
流石と思いました。

 14時半から17時半まで楽しみました。藤沢へ出て、藤沢郵趣会の藤沢市市政
70周年記念切手展を見学します。
 医療関係のコレクションや70の数字だけを集めた展示物、藤沢の歴史を回顧する
切手のコレクションを見学しました。

 一日、殆ど家の外で過ごしました。

 10月24日  曇り空です。

 久々に一日家に居てのんびりしました。最近、心の中も曇り空で今にも雨になり
そうです。早く晴れて貰いたいものです。

 人生長く生きていれば、誰でも晴れの日も曇り空も雨の日もあります。
 それを乗り越えて行くのが人生です。頑張ります。


 

 




 

ホシガラスの秋

2010-10-18 13:55:05 | Weblog
 10月16日

 空には鱗雲、鵙の高鳴き、そしてキンモクセイが匂うと秋本番です。
 雪国で深い雪に閉じこめられた冬の後、百花繚乱と咲く春を迎える喜びと同じ
くらい、今年の酷暑を過ごした我々にとって快適な秋を迎える喜びはひとしおです。

 その中を吹き矢に出掛けます。気分が良いのでスコアはまずまずです。
 凡人の浅ましさで時々基本を忘れたミスをするので、その時は駄目です。
 何事も基本に忠実が肝要です。当たり前の事が守れない処に人間味が有ると勝手
に思っています。特に今日は寝不足もありますので仕方ないか、と言う処です。

 10月17日  数日前までの予報では、曇り時々雨でしたが、予報に反して
晴れてはいませんが後で晴れる気配の曇り空です。

 横浜自然観察の森の探鳥会です。大船駅9時集合には19人の参加者が集まり
ました。9時20分發のバスで約30分乗り長倉町で下車しました。

 19人では少し気を遣います。簡単な朝礼と注意事項を述べて園内に入ります。

 探鳥会とは言うものの鳥は少ないです。声も余りしません。木の葉が繁っている
ので、いてもなかなか見にくいことです。

 緩い坂を登るとカワセミが来ると言う池に出ますが、滅多に見られません。
 ここ10年来見ていません。大きな蟇蛙が秋の陽を楽しんでいました。



 遠くのメタセコイヤの梢にシメが止まっていました。早くも渡ってきたのです。
 体長19Cmで、木の実を食べるのに便利な大きな嘴をしています。
 今日は日中25℃になるとの事でカメラも軽装で300mmレンズだけにしま
したので遠くの鳥はお手上げです。

 ネイチャーセンターに寄って簡単なご挨拶をして情報を聴きますが余り良い
情報は有りません。マミチャジナイが今朝見られたとの事ですが、恐らく通り
すがりに寄っただけでしょう。

 薄暗い林内の道を歩いて、ノギクの広場に出ます。少し早めですが、昼食休み
にします。ゆっくり休んで健脚組は鎌倉の天圓へ向かう事にしていましたが、昼
食後、何時ものように少ない乍らも鳥合わせをして四人の下山組と別れて出発と
言う段階で、キジが啼く、オオタカが舞う、数十羽のマヒワの群れが飛来する、
ノスリが飛ぶ、カケスが姿を現すやらで完全に釘付けになり、天圓どころでは無く
なりました。

 エゾビタキが枯れ枝の先端でフライングキャッチを繰り返しています。



 結局、この広場で14時半まで眺めておりました。鳥合わせの時、13種でした
が、ここで10種増えて23種となりまずまずの探鳥会となりました。

 会員の指に人間の汗が好きなウラギンシジミが暫く止まりました。



 木陰ではホトトギスが、ひっそりと咲いていました。



 最近は、カタツムリが乾燥化で激減しているようですが、カマキリも少なく
なりました。オオカマキリでしょうか?草むらに居ました。



 700ha有る観察の森ですが、三分の一は立ち入り禁止の自然林になっているので
実際は400haぐらいです。
 その中を4時間半ほど歩いたり眺めたりしました。

 エゾビタキを一番良く見ました。バス停へ着くと出た直後で30分待たされましたが
少し満ち足りた想いで我慢して待ちました。鳥見の気持ちで大らかさと諦めです。

 天気も良く快適な気候の下を大船へ向かい解散しました。

ホシガラスのおのぼりさんウォーク

2010-10-16 15:36:27 | Weblog
 10月14日   晴れて暑いことです。

 午前はグラゥンドゴルフで12069歩を歩き少し汗をかきました。
 シャワーを浴びて横浜へ出掛けます。知人の絵画展鑑賞です。ご一緒する方と三人
でアレンジメントの花を差し上げる為、自宅近くの馴染みの花屋さんに調達した花を
持参します。根岸線に乗ると乗り合わせた人が綺麗な花ですね、とつくづく見て下さ
いました。

 山手234番館が会場になっています。ここは昔の建物が保存されていて、中には
催し物の会場に提供されています。如何にも横浜らしい雰囲気です。

 会場の絵画は脳梗塞で倒れた奥様が十年に亘って左手で描かれた植物と、抽象的な
ご主人の絵40点でした。
 奥様の植物画は精密画ですが色は作者の感性で表現されていました。
 ご主人は全くの抽象画で作者の自由な感性で描かれているので我々には判りませんが
明るい絵でした。







 ギャラリーと言うよりは普通の家庭の部屋を開放して、いろいろなイヴェントに提供
しているようです。
 中には豪華な応接セットがあったり古ーいオルガンが手を触れないようにとの注意書
きとともに展示されていました。

 一時間程鑑賞して主催者の知人ともお話して別れました。
 山手234番館の外観です。訪れた時と辞去した時です。





 10月15日   朝の内曇っていましたが次第に晴れて来ました。

 定例の東京落語会の日です。朝から出掛けます。
 まずは目白で鳥切手の仕入れです。最近は何故か発行種が少ないです。
 終わってから同じ館内での鉄道切手展を見学します。いろいろな国の鉄道が切手に
描かれています。こんな国にも鉄道があったのかと思うほどです。
 特に西インド諸島の小さな島にも鉄道が敷かれているのには驚きでした。

 目白の学習院横の道路は緩い傾斜になっていますが、ナンキンハゼの並木が連なり
人通りも少なく好きな道です。日本の道100選に入れたいぐらいです。

 目白駅方面を見ます。



 高田馬場方向です。



 その玄関口の目白駅も昔から見ると、すっかり変わりました。



 目白橋からは、サンシャインシティーが遠望出来ます。目白界隈は若い頃の想い出
があります。



 思い切って今、話題のスカイツリーを見にいきました。

 大塚駅から都内唯一の都電で三ノ輪へ向かいます。



 全線160円で、35分も乗れます。始発の早稲田からでも同じです。
 14時過ぎに三ノ輪に着きました。



 殆ど当てづっぽうに、三ノ輪まで来ればスカイツリーが見られると思いましたが
何処にも姿が有りません。地元の人に聞くと建物が高くなって地面からは見られない
とのことでしたが、やっと建物の隙間から少し見えました。今の処、高さは500m
弱のようです。



 ここからは、ほんのちらりでした。再び都電に乗りました。
 今度は、お婆さんの原宿と言われる巣鴨の、とげ抜き地蔵へ向かいます。

 三ノ輪駅と言うよりは停留場です。のどかです。



 大塚まで行かずに手前の庚申塚で降ります。地蔵通り商店街を暫く歩きます。
 お婆さんは、そんなに居ません。



 右を見、左を見、全くのおのぼりさんです。やがて着きました。
 満頂山高岩寺です。曹洞宗のお寺で1596年(慶長元年)創建 当時は神田湯島に
あったが、後に下谷屏風坂に移り、明治24年に巣鴨に移され戦災で焼失し現在の本堂
は昭和32年に再建されたものだそうです。



 境内には石造りの聖観音と言われる「洗い観音」が祀られています。
 自分の治したい部処と同じ場所を洗うと御利益があるとの事で参拝者が並んでいま
した。若い女性が二人で一生懸命洗っていました。頭と胸でしたので、お利口になって
佳い恋人が授かるようにでしょうか?私には洗う処が有りませんので眺めていました。





 有名なお寺ですが、案外と平凡な感じで何処にでも有りそうなお寺でした。





 JR巣鴨から南千住へ行って見ました。もう少しスカイツリーを見たかったのです。
 果たしてホームから上部だけが、先ほどの三ノ輪より良く見えました。





 おのぼりさん宜しくあちこち歩いて最後は東京落語会です。

 今夜のハイライトは、圓歌師匠の久々の古典、品川心中 でした。
 流石にベテラン、麹町の師匠らしく圓歌さんらしい口演でした。この噺は全部丁寧に
語ると優に一時間はかかる噺ですが、時間の関係で30分に縮めているので本当の佳さ
が出ませんでした。
 
 中トリの米助の天覧試合は、嘗ての昭和天皇が、ご覧になった巨人阪神戦の最後に
長島が村山から放つ逆転ホームランの裏話でしたが、余り面白くありませんでした。

 かくてホシガラスの、おのぼりさんウォークの一日が終わり帰宅は16日に入って
いました。明日は吹き矢です。










ホシガラス動きだしました。

2010-10-13 20:51:30 | Weblog
 10月11日   快晴ですが暑いことです。

 7時半に予定通り藤沢を出発します。4人です。車は何時もお世話になるM氏の高級車
です。ナンバーは富士山の高さと同じです。
 9時半に二十一世紀の森の駐車場に車を入れます。
 そこから、だらだら坂の道を、えっちらおっちらと歩いて約一時間で目的地に着きます。

 森の濃い道なので鳥も少なく、専ら草花に目が行きます。その前に何か判らない蛾です。



 ツリフネソウがあちこちで咲いていました。





 アサギマダラも飛んで来ます。これから南を目指していくので充分に栄養をつけさせて
あげたいものです。



 標高500m~600mぐらいの山ですが、ガクアジサイが咲いていました。



 一時間後、目的の地点に着きました。既に10人ほどの観察者が来ていました。
 顔見知りの人もいます。10時26分に見た富士山です。



 鳥はさっぱりです。ヒヨドリやキジバトくらいで時折、トビやサシバが飛びます。
 渡りの遅いサシバは流石に数羽が旋回するくらいです。
 自衛隊の演習地が近いので(東富士演習地)ヘリコプターが往き来します。鳥も出ない
ので撮ります。



 杉や檜の植林地なので、ヒノキの採種袋が枝に被せて有ります。



 遠くに大野山の牧場が見えます。723.1mです。



 芒が綺麗です。



 300m程離れたヒノキの頂きにエゾビタキが止まりました。



 又、ヘリコプターですが、型式が違い二人乗りの小型です。



 午後になると一人帰り、二人帰りして15時には我々四人だけになりました。
 芒が西日を受けて光っています。



 15時半、遂に我々も引き揚げることにしました。5時間立っていたことになります。

 秋とは言え気温は27℃もあるのか暑い事です。下りは35分で駐車場に戻りました。
 下りは楽で早いです。途中で見たガマズミの赤い実です。



 16時15分にスタートしましたが、帰りは三連休の最後らしく西湘バイパスに入ると
凄い渋滞で藤沢まで3時間もかかり19時15分になりました。

 秋晴れの下、鳥は少なかったものの佳い一日でした。

 10月12日  朝から暑い日です。朝のうち少しお湿りが有りましたが直ぐに雲が
切れて来ました。

 勤めていた会社のOB会の開催案内の準備をします。これは最初100名以上の
会員が有りましたが新規が無いので年々減少するばかりで今年は50名を切りました。

 午後から定例の藤沢市の公園の山と言うよりは丘歩きに参加しました。
 ここもまだ、鳥の影は少ない季節です。
 ここは都市公園として或る程度整備されていて旧家から移築した長屋門があります。
 花壇には季節毎にいろいろな花が咲いています。



 長屋門です。



 山に入るとタイワンリスが剥いた木の幹が横たわっています。タイワンリスは。天敵が
いないので増えて困ります。



 サラシナショウマが咲いていました。



 不気味なキノコがあります。キツネノエフデと言うそうです。



 いつもの場所にトリカブトの花が残っていました。



 ワレモコウは、まだ赤くなっていませんでした。



 林内にカシワバハグマが見られました。



 開けた場所に出ると相模の海が光っていました。遠くに江ノ島の灯台も見えます。



 何時もの場所で休憩です。もう汗だくです。虫も出てきて痒い事。薬を分けて頂き
何回も塗り込みますが中々停まりません。正に晩夏です。

 木陰にセンニンソウが見られました。



  オオハナワラビも伸びていました。全部、詳しい人に教わりました。



 ギンミズヒキはひっそりです。



 収穫が無いので二時間で歩き終えました。最後はムクロジの木に沢山の実がついて
いました。今年は豊作のようです。

 

 一部拡大します。



 夜は日本書紀の講座に出席します。僅か二年の在位であった用明天皇の条です。
 昔の天皇は系統保持の為、多くの后を持ちました。
 一番が皇后ですが、二番目は嬪(ひん)と呼ばれ、参番目以降は単に、女です。
 参番目の女性は可哀想な存在です。
 皇后は家柄・容貌・教養が重んじられ、それなりの女性が選ばれますが、二番目
の嬪になると容貌第一のようで、現在の別嬪はこのことから来ているように思います。

 10月13日  晴れて暑い日でした。気温は25℃近いようです。

 午前中は、吹き矢です。何とか150点を維持しました。

 午後はOB会の案内を完成させて郵便局から発送してやれやれです。
 後は返辞待ちで当日(11月27日)開催するだけです。

 今日のビッグニュースはチリの炭坑で生き埋めになった33人の人たちが救出され
始めたことです。69日ぶりの救出ですが、これまで地下700mの地点で、この日
を待っていた精神力に敬意を表します。もの凄いことです。
 予定より一ヶ月近く早まった事は本当に立派です。世界中の注目の的でした。

 全員が救出されるのは明日になるようですが、一分でも早く完了することを願わず
にはいられません。兎に角、中国の横暴や北朝鮮の代替わりなど影薄くなるような
壮大なドラマです。