9月27日
朝のうち曇っていましたが、予報では日中は晴れると言う事なので
期待して出掛けました。
7月8月と暑いのと鳥も少ないので休止していました酒匂川の定例
探鳥会を再開しました。集まって下さった方は10名でした。
この定例探鳥会を始めて今回で48回目になります
これまで60名の方が参加され延べでは499名になります。
9月では、まだ冬鳥に少し早いので今日も端境期に見られる珍鳥に
期待します。
東海道線鴨宮駅で下車して川の堤防に向かいます。
堤防から見る芒原では鵙の高鳴きが聴こえ、芒の穂先にノビタキが
止まりますが遠くて写真になりません。
緑いっぱいの葉に包まれるようにダイサギが、周囲を睥睨しています。
バックは東海道線の工事用のネットです。
飯泉堰の上の水面には遠くにカイツブリが一羽ぽつんと浮いているだけです。
ゴイサギの若鳥のホシゴイが定位置に佇んでいました。
何もいないので進む速度も速く、飯泉橋を渡ってもまだ11時前です。
橋の上流では、ダイサギ、コサギ、チュウサギが円陣を組んでいます。
まずはコサギです。
チュウサギもいます。
チュウサギは一見ダイサギに似ていますが首が短く嘴も短めです。
サギの群れだと、侮っているとチュウサギの手前にシギが見えます。
大きなサギに比較して余りにも小さいので見落とし勝ちです。
良く見るとアオアシシギでした。
この時期ここでは珍しいことです。
頭上を二羽の鴨が飛んで行き岸の草むらに降りました。
今の時期では夏羽から冬羽に替わる所謂エクリプスで、容易に判別
が困難な場合があります。エクリプスだけの図鑑が欲しくなります。
然し、これはどうもカルガモと他の鴨との交雑種ではないかと思い
ましたが断言は出来ません。20年、鳥を見ていてもこんなものです。
今日も鳥が少ないのでトンボに関心が向きます。ハグロトンボが
産卵していました。
♂の胴体のメタリックグリーンが見事に光っています。
空には常連のミサゴが飛んでいます。
東海道線の線路下を潜るとカワセミが遠くのテトラポットに降りて
いました。口紅を付けていないので♂でした。
何も見えない川辺を歩いていると暫く雨が無く乾燥しきっているので
河川敷でプレーしているサッカーが黄塵を巻き起こしています。
それを避けて川辺へ草をかき分けて出ます。
中州にイカルチドリがいました。傍にコサギがいても平気です。
二ヶ月休んでいる間に河川の草が伸び放題で歩くのも難儀します。
ダイサギが長い頸を伸ばすにいいだけ伸ばして魚を狙っています。
何時もの終点となる河口に出ました。遠い沖にオオミズナギドリが
水面すれすれを舞っていました。
沖を見ていると何やら波打ち際に降り立ちました。
皆で見ると、これもここでは初記録のクサシギでした。
普段は川岸や湿地に飛来しますが、海岸の波打ち際に飛来するのは
珍しいことです。
最後にクサシギを記録し、今日は39種を見聞きしたことで、この時期
としてはまずまずの成果と満足して引き揚げました。
今回から大きい身体で目立つアオサギをカウントすることにしましたが
45羽だけでした。以前1992年1月26日に飯泉堰下だけでカウント
した時は104羽も居た事から比較すると時期の問題もありますが隔世の
感です。今回、同じ場所では25羽でした。
来年の1月には、どんなになっているでしょうか?少しは増えて欲しい
ものです。
朝のうち曇っていましたが、予報では日中は晴れると言う事なので
期待して出掛けました。
7月8月と暑いのと鳥も少ないので休止していました酒匂川の定例
探鳥会を再開しました。集まって下さった方は10名でした。
この定例探鳥会を始めて今回で48回目になります
これまで60名の方が参加され延べでは499名になります。
9月では、まだ冬鳥に少し早いので今日も端境期に見られる珍鳥に
期待します。
東海道線鴨宮駅で下車して川の堤防に向かいます。
堤防から見る芒原では鵙の高鳴きが聴こえ、芒の穂先にノビタキが
止まりますが遠くて写真になりません。
緑いっぱいの葉に包まれるようにダイサギが、周囲を睥睨しています。
バックは東海道線の工事用のネットです。
飯泉堰の上の水面には遠くにカイツブリが一羽ぽつんと浮いているだけです。
ゴイサギの若鳥のホシゴイが定位置に佇んでいました。
何もいないので進む速度も速く、飯泉橋を渡ってもまだ11時前です。
橋の上流では、ダイサギ、コサギ、チュウサギが円陣を組んでいます。
まずはコサギです。
チュウサギもいます。
チュウサギは一見ダイサギに似ていますが首が短く嘴も短めです。
サギの群れだと、侮っているとチュウサギの手前にシギが見えます。
大きなサギに比較して余りにも小さいので見落とし勝ちです。
良く見るとアオアシシギでした。
この時期ここでは珍しいことです。
頭上を二羽の鴨が飛んで行き岸の草むらに降りました。
今の時期では夏羽から冬羽に替わる所謂エクリプスで、容易に判別
が困難な場合があります。エクリプスだけの図鑑が欲しくなります。
然し、これはどうもカルガモと他の鴨との交雑種ではないかと思い
ましたが断言は出来ません。20年、鳥を見ていてもこんなものです。
今日も鳥が少ないのでトンボに関心が向きます。ハグロトンボが
産卵していました。
♂の胴体のメタリックグリーンが見事に光っています。
空には常連のミサゴが飛んでいます。
東海道線の線路下を潜るとカワセミが遠くのテトラポットに降りて
いました。口紅を付けていないので♂でした。
何も見えない川辺を歩いていると暫く雨が無く乾燥しきっているので
河川敷でプレーしているサッカーが黄塵を巻き起こしています。
それを避けて川辺へ草をかき分けて出ます。
中州にイカルチドリがいました。傍にコサギがいても平気です。
二ヶ月休んでいる間に河川の草が伸び放題で歩くのも難儀します。
ダイサギが長い頸を伸ばすにいいだけ伸ばして魚を狙っています。
何時もの終点となる河口に出ました。遠い沖にオオミズナギドリが
水面すれすれを舞っていました。
沖を見ていると何やら波打ち際に降り立ちました。
皆で見ると、これもここでは初記録のクサシギでした。
普段は川岸や湿地に飛来しますが、海岸の波打ち際に飛来するのは
珍しいことです。
最後にクサシギを記録し、今日は39種を見聞きしたことで、この時期
としてはまずまずの成果と満足して引き揚げました。
今回から大きい身体で目立つアオサギをカウントすることにしましたが
45羽だけでした。以前1992年1月26日に飯泉堰下だけでカウント
した時は104羽も居た事から比較すると時期の問題もありますが隔世の
感です。今回、同じ場所では25羽でした。
来年の1月には、どんなになっているでしょうか?少しは増えて欲しい
ものです。