はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

ホシガラス、アオシギと遭う。

2010-02-27 14:15:17 | Weblog
 2月23日  晴れて暖かい日  コート無しで出掛けました。
 午前中はグラゥンドゴルフの月例記録会で頑張って見ましたが、グラゥンドの凸凹
が多く途中から集中力が減退して、やる気をなくして久しぶりにオーバースコアにな
りました。

 急いで帰宅し、昨年亡くなった65年来の友人の墓参りに出掛けました。
 本来は今月の12日が一周忌ですが、当日は雨模様で寒いので一緒に行く予定して
いた共通の友人が出渋ったので今日になってしまいました。
 市内の墓地で30000基の墓が並ぶ広大な霊園です。



 駅前まで戻ってバスを待っている間に、ふと夜の講座を思い出し帰宅を止めて
筆記用のノートとボールペンを買い、テキストは何方かの本をコピーすることに
して出席することになりました。バスが直ぐに来たら危なく帰宅する所でした。
 講座は日本書紀で、依然として欽明天皇の条ですが、書紀と古事記の間では
多くの差異と誤差が年代的に生じ、果ては九代の開化天皇までの存在が否定され
兼ねないようです。本当に歴史は推理です。特に2000年も前の文字も無く
口伝だけの歴史では全くの推理になります。

 今月の11日の建国記念の日にしても果たして正確なものか否か判りませんが
国として建国の日が何時であっても、この日に定めたらそれで良いと思います。
 毎年この事で反対するグループが居るようですが、それなら一体何時なら正し
いのか、それを実証するものがあるのか伺いたいものです。

 2月24日  暖かい日が続きます

 吹き矢の日です。月最後の日なので、これも記録会です。
 少し好調でしたが、オリンピック同様メタルには行きません。
 冬期のオリンピックは日本勢不調です。体力の差が雪や氷の上では違うのでしょう。
 特にカーリングは残念でした。これは体力よりも普段の練習力の問題でしょう。
 若い女の子が真剣な眼差しでストーンを投げ、それをコントロールする姿には
思わず声援を送りたくなります。

 2月25日  今日も暖かく晴れていて楽しくなります。

 午前中はグラゥンドゴルフで帰宅後、懸案の確定申告を作成し、市の施設に
提出するサークル活動の書類を作成し提出だけの段階になってほっとしています。
 夕方になると少し冷えて来ましたのでストーブを点けました。

 2月26日  生暖かい感じで今にも雨が落ちそうな天気です。

 横浜市内の公園での探鳥会に参加しました。ここのメインはアオシギです。
 この公園は典型的な谷戸を形成しています。周囲は住宅地に変貌していますが
横浜市が市民の憩いの場として残し、今でも田圃では市民活動の一環として
田植えから収穫までの作業を有志で実施し、のどかな田園風景を維持しています。
 

 
 山道には、ここの所の暖かさでキブシの芽が出ていました。春近しです。



 黒い雲が近づいて来たり去っていったりして落ち着かない天候です。
 時折、細かい雨の粒が顔に当たります。降るまで歩くことにしました。
 なだらかな丘陵が連なっています。



 見事な枝垂れ梅です。



 雨にならないうちにと今日のメインである、アオシギの居る所へ急ぎます。
 着くとアオシギは眠っています。なかなか起きません。朝のうちに、たっぷりと
食べて満腹なのでしょう。



 アオシギは体長30Cmで、雌雄同色です。雌雄はアオシギ自身が匂いで
区別するのでしょう。ヒマラヤ北部・シベリア北東部・サハリンで繁殖し日本には
冬鳥として全国に飛来しますが、この鳥は孤独な性格で英名もSolitaly(孤独)と
孤独なシギと名付けられています。学名の種名も孤独となっています。

 待つ事30分余、やっと起きて動き出しました。









 アオシギはその後、寝たり起きたりで我々も2時間ほど付き合いました。
 午前中は遂に本格的な雨になりませんでした。

 昼食後、園内を散策しますと、ネコヤナギが芽を出していました。



 園内には古民家が保存されていて藁葺きの屋根の庇に横一列に棒が刺して
あるので、公園の方に聴いてみますとテグスが張ってあってカラス除けとの
事でしたが、それでもカラスが巣材用に藁を引き抜いて行くそうです。
 写真には藁葺き屋根が写っていません。アングルが違って済みません。



 サンシュユも花をつけていました。



 マンサクも有りました。



 園内の田圃です。ここで毎年、田植えが有り稲刈りをして足踏みの脱穀機で
お米が生産されます。秋には案山子祭りも有ります。



 今日4時間半で見聞きした鳥は27種でした。
 駅に近づくと雨が降って来ました。好運でした。

 期待していたオリンピックのフィギュアスケートの浅田真央さんが健闘空しく
二位となり金メダルを逸しましたが、日本勢不振の折から快挙でした。
 まだまだ19歳なので将来があるので、引き続き健闘して欲しいものです。
 
 2月27日 夜来の雨が朝まで残りましたが、9時頃には小降りになり
やがて止みました。

 吹き矢に出掛けました。暖房が暑いくらいになりました。
 狭い部屋を理由に8mで吹いて楽をしていますが、水曜日は10mで土曜日
が8mになると狙いのポイントが違うので戸惑います。

 暫く暖かい日が続きましたが明日から寒くなるようです。



冬陽の中のホシガラス

2010-02-21 18:33:21 | Weblog
 2月19日  久しぶりに太陽が顔を出しました。

 太陽が出ると嬉しくなりますが、まだ風が冷たく感じます。
 冬支度で東京へ出掛けました。月に一度の東京落語会です。
 先ず、目白へ向かい恒例の鳥切手の仕入れですが、最近は世界的に不況の
せいか、発行数も少なく今日も3ケ国 15種だけでした。
 コレクションも1万種を超え、鳥の種類も2621種と世界の鳥の四分の一
となり、特殊の鳥を除いて大体の鳥が網羅出来ました。
 先日も、どこをどうやって飛来したのか判らない日本初見のキヅタアメリカ
ムシクイと言う鳥もコレクションの中に有り嬉しくなりました。
 もっともこの鳥は日本では超珍しい種ですが、北米ではざらに居る鳥なので
切手に現れても不思議ではありません。

 夜は、東京落語会。前座さんの開口一番は滝川鯉昇師匠の弟子で滝川鯉ちゃ
さんでしたが、なかなか噺がうまく将来有望と見ました。
 新真打ちさんは、少し肩に力が入り過ぎ新作でしたが余り受けません。
 夢之助師匠の、お見立ては廓噺ですが、流石に場慣れのした演技でした。
 中入り後の桂 平治さんは、師匠の文治さんの流れを汲み師匠譲りの噺で
満場を沸かせました。今日のトリは噺の内容も語り口も陰々として聴かない方が
良かったと友人ともども思いました。
 落語は講談でないので明るく笑えるものでなければならないと私は思います。

 今の落語会では、柳家権太楼師匠、滝川鯉昇師匠、柳家さん喬師匠が好き
ですが、深みのあるのは柳家小三冶師匠ぐらいと思っています。
 然し、それぞれの好みの問題があるので、こればかりは何とも言えません。

 2月20日  今日辺りから暖かくなるとの予報でしたが朝は依然として
寒く冬支度です。吹き矢に行き、暖房を27℃にして暖まりました。

 午後はご近所の方のお見舞いに行きましたら、その方のお隣さんも同じフロアー
に入院されているとの事で、お見舞いのハシゴになりました。

 病気の方を見舞うと、つくづく健康の有り難みが判ります。
 何時まで、この健康が保たれるか後20年は頑張りたいと思い、日々気を付けて
過ごしています。

 2月21日  晴れて暖かくなるとの予報でしたが午前中は曇って冷たい風が
吹いていました。それでも一時の寒さから見ると何か春の近さが感じられます。

 県央の公園での探鳥会に参加しました。25名の盛況です。紅梅・白梅の盛り
で、それも目当てでしょうが今日のメインは、ミヤマホオジロです。

 公園に入り、森の中の坂道を下って行くと鳥の声がしません。何か拍子抜け
です。やがて先頭のグループがルリビタキの♀をロープの上に見つけました。
 顔まで見た人もいるのにホシガラスは嫌われて、そっぽを向かれました。
 ホシガラスだから恥ずかしいのでしょうか?ちらりと横目で見ています。



 次に出たのは、おっとりしているカワセミです。傍を人が通っても平気です。
 余程お腹が空いていて、餌の小魚に夢中なのかも知れません。
 カワセミは写真に良く入りますが、見るとその美しさについついシャッター
を押してしまいます。





 池には、キンクロハジロの群れがいます。この雄は余り鳥相が良くありません。
 公園の水鳥なので、入園者が餌を与えると見えて人が来ると寄って来ます。
 好ましい事では有りません。野鳥には人工の油で揚げたカッパエビセンや
ポップコーンなどは野鳥の身体に毒です。矢張り野に置けスミレ草で野鳥も自然
の食物で生きていくべきで、人間が可愛いからと言って考え無しに餌を与える
事は良くありません。

 キンクロハジロの飾り羽根も大分伸びて来ました。間もなく繁殖期です。





 ミヤマホオジロが出る場所へ行くと、カメラマンが手持ち無沙汰の態で佇んで
います。少し待たなければと思って近づくと間もなくお出ましです。
 丁度、見易い枝に止まって呉れました。暫くポーズを取って呉れましたが私の
位置からは手前に細い枝が入り、ピントがオートでは合いません。
 それでも滅多に無い機会と思って撮った写真が、こんなものです。



 公園にはいろいろな植物が有り、春に魁けて咲くマンサクが有りました。
 黄色い花が枝一杯にたわわに咲くので豊年満作からマンサクと言う説と、
春に先ず咲くと言うことが訛ってマンサクになったと言う説があります。
 関東から九州にかけて分布し、東北以北には無いようです。



 サンシュユもありました。ミズキの仲間で中国・朝鮮の原産で我が国には
江戸時代に渡来したとされています。1.5Cmほどの果実が生り漢方薬に
なるようです。



 紅梅・白梅も今を盛りと咲いていました。



 

 シメが飛んで来ましたが逆光でシルエットです。
 


 ユリノキの実がチューリップ状に空に向かって沢山残っていました。
 この実は、コイカルが好きで嘗ては都内葛飾の公園に秋冬になると飛来し
名物になっていましたが、ここ数年絶えました。惜しいことです。



 14時過ぎに鳥合わせをして解散しました。今日見聞きした鳥は34種に
なりましたが、これは参加した誰かが確認した種で全員ではなくホシガラス
は怠けているので7種少ない27種しか確認出来ませんでした。

 人数が多いと、どうしても好不運が出ます。立つ位置でも見えたり見え
なかったりすることは仕方の無いことです。

  それでも今日は午後から晴れて少し暖かくなり、良い探鳥会でした。

 2月22日   今日の午後から一段と暖かくなるとの予報でしたが、
それ程でもありませんでした。

 今日は、平成22年2月22日と言う事で2が続くので記念すべき日
なので近くの郵便局で葉書に日付の入った風景印を押して貰いました。
 2日もそうでしたが、4桁より5桁の方が重みがあります。
 次は、平成33年3月3日ですが、それまで11年も有ります。

 市民講座は吾妻鑑から、治承四年の合戦についての話でした。

 歴史と言うものは何時でも時の施政者に有利なように書かれ残されるので
兎角偏見が有ります。
 吾妻鑑にしても、頼朝寄りの記述で都合の悪い事は消されていて他の史書
と読み合わせると多くの矛盾が有るようです。

 頼朝が石橋山の戦いで何故負け逃げをせざるを得なかったのは旗揚げ後に
味方が少なかった事と、関東といえども平家に縁の有る武士が多く心から
頼朝を信じたのでは無く多分に日和見的な所が有ったからです。
 北条時政にしても娘が頼朝と懇ろになったが為に、渋々表面的に味方した
ようなものでした。
 以仁王の令旨にしても後白河天皇の跡目争いから、その当時朝廷に食い込
んで横暴になった平家排斥の理由付けに結びつけたとの解釈もあります。

 このように歴史は、どれが真実かは必ずしも明確でなく記録にしても様々な
解釈が出来るので面白くなります。
 源氏物語のように貴族階級の艶話は他愛なく歴史ではありませんが、平家物語
となりますと戦記物で歴史が絡んできますので、歴史家がいろいろに解釈して
それぞれの学説を唱えるようになり面白くなります。

 今の世も後世どのように報じられるか、興味あるものです。新聞も必ずしも
真実を伝えてはいません。政治には必ず報道されない裏が有ります。
 何時の世も歴史に本当の真実は有りません。誰でも真実は語りたく無い物
です。それでも良いと思うようになりました。

ホシガラスのハイビジョン

2010-02-18 09:59:53 | Weblog
 2月15日  どんよりと曇って北陸山陰の空のようです。
 市民講座は、糖尿病の話でした。
 日本人成人の三人に一人は、その予備軍ないしは病人とのことです。
 最初の患者は、藤原道長だそうです。この時代余り動かず美食に耽っていたので
肥満体になり果ては罹患したようですが、この頃の一般庶民は喰うや喰わずで粗食に
甘んじていたので糖尿病にはなり難かったようです。
 最近の欧米風の食事が糖尿病患者を激増させているとのことで、一度罹患すると
生涯の病気となり、その治療費は46歳基準として初期では870万円、途中で
治療を怠ると、1500万円になり、70歳まで何もせずに放置した場合は、最悪
脚の切断までしなければならなくなり、その治療費は5000万円に及ぶとの事
です。
 恐ろしいことです。11月14日は毎年、世界糖尿病デーで各地でブルーの灯り
を点け予防を呼びかけています。鎌倉でも長谷の大仏がライトアップし、東京タワー
横浜ベイブリッジ、岐阜城などがライトアップします。

 夜は平家物語の講座です。いよいよ平家滅亡の場面に入ります。

 冷たい雨が降っており風もあるので受講者は僅か5人でした。

 僅か70~80騎で四国へ渡った義経の軍は、それまで大軍を擁していた平家に
遭遇しますが、その頃からもう平家に将来は無いと見限った武士達が源氏に味方
するようになった事に加えて、富士川でも鳥の羽音に驚いて逃げ帰ったように平家
は総てに弱腰で、その上、安徳天皇をはじめ貴族階級の男女を抱えての戦陣なので
どうしても動きが鈍くなっています。
 その平家の中でも多少は豪の者がおり、時には小競り合いがあります。
 その小競り合いで義経の腹心とも言うべき佐藤三郎兵衛嗣信が矢に当たって戦死
します。嗣信は殿下の御前で死ぬのは本望と言って息絶えますが、それを義経が
鄭重に弔う話が一條として語られています。

 当時の死生観は死ねば冥界で過去のいろいろな人に再会出来ると信じていたので
今ほど恐怖感が薄かったのではないかと、ホシガラスは思っています。

 又、ホシガラスは義経ファンとして今でも義経が奥州で弁慶ともども火焔に
くるまれて死んだとは思っていません。義経ほどの戦略家(そのように仕立てられた
かもしれませんが)が、おめおめと騙されて死ぬ筈が無いと思っています。

 北海道日高には、義経神社があり、ホシガラスも参拝しました。そして道南から
西部にかけて義経伝説があり、多くの布徳の話が残っています。

 東部にも話がありますが、その多くは悪行が多いようです。これは義経の名前を
騙った悪い人間の仕業です。

 平家物語も次回は、いよいよ那須与一の話に入ります。

 この日は動物写真家の、嶋田 忠さんのニューギニアで撮影したオウゴン
フウチョウモドキの放映がありましたが、留守するのでブルーレイに収録して後で
再生することにしました。

 2月16日  曇り空から時々小雨が落ちて来ます。

 体操教室です。今日の先生はダンスが好きで最後には必ず簡単なダンスを入れる
ので、男性(と言っても3人)は苦手です。女性と先生が楽しんでいますが、要は
身体を動かす事で何らかの効用があると思って動いています。

 帰ってから昨日の映像を再生しました。

 ハイビジョンなのでデジカメで撮影出来るので写真としては完全なものでは
有りませんが楽しめます。版権の問題が有るのでブログには掲載出来ず残念です。
 文面からご想像下さい。

 まずは、オウゴンフウチョウモドキです。体長25Cmぐらいの鳥で、モドキ
と付いているように極楽鳥のフウチョウ科でなく、巣を組み立てるニワシドリ
(庭師鳥)の仲間ですが、その美しさは別格です。
 ニューギニアの南緯5度以北の1000m前後の高地に棲息し滅多に見られな
い鳥です。

 雄は全体が橙色と金色で翼の一部と尾羽が黒く、顔と嘴の先端・脚が黒い鳥です。
 庭師と言うように竹や小枝を組んで高さ25Cm位の2本の垣根をアーチ状に
組み立て、入口を青い球果や黒い茸や黄色・紫の葉で飾ります。

 雌が巣に近づくと雄はプレゼントの果物の実銜えてタイミングを測ります。
 
 時には、大きく口を空いて鳴いて雌を呼びます。

 同時に他の鳥も放映されました。尾から12本の飾り羽根が出ている事から
ジュウニセンフウチョウと言われ雄は体長33Cm 雌は35Cmと雌の方が
大きいようです。この鳥は極楽鳥の仲間です。
 上面と胸は紫から緑色に変化するメタリック黒色で、両脇には鮮やかな黄色の
飾り羽根が後半身を覆っています。雄は木の上で飾り羽根を広げ水平に時計回り
で踊って雌を誘います。

 次に放映されたのは、フウチョウモドキで、モドキが付いているニワシドリの
仲間です。
 体長は25Cmぐらいで雌がや大きめです。雄の頭頂から後頚部と翼は明るい
金橙色で、その他はベルベット状の黒です。光彩はと嘴は黄色、脚は黒です。

 小枝を集めて直径50Cmから1mぐらい高さ3m程の高い巣を作るのは、
オウゴンニワシドリです。体長はこれまでの鳥と同じです。

 次は良く写される、アオアズマヤドリでした。雌はやや大型で32Cm近く
あります。ブルーの色が好きのようで、巣の近くにブルーを集めて♀の関心を
呼びます。
 雌が巣に入ろうとしている様子を雄がさりげなく待っている映像が映されました。

 最後は、ヒヨクドリでした。尾羽に長い二本の飾り羽根が特徴で体長は雄が
31Cmに対して、雌は19Cmと小型です。標高400mくらいの丘陵地帯
から1000mぐらいの高地に棲息しています。

 兎に角、熱帯ジャングルの鳥は極彩色で綺麗で、♀に対するデイスプレー
も派手です。
 
 このように、お茶の間で居ながらにしてニューギニアの奥地の鳥が見られ
自分用の写真に納められる事は楽しいことです。
 勿論、実物に会える事の方がもっと楽しいのですが、旅費もかけず熱帯の
蛭や小動物の危険にも遭わずに、いろいろな光景に接する事が出来る現代は
幸せです。

 2月17日  曇り空で予報では夕方から雨か雪を報じていましたので
傘持参で出掛けました。

 吹き矢の日です。今年一番の寒さにもめげず28名が参加し、米寿を過ぎた
方が昨年9月9日以降久しぶりに元気な姿でお見えになり皆さん拍手で迎え
ました。素晴らしい事です。吹き矢が健康に良いことは判っていますが、この
ように何時も前向きで日々を送りたいものです。
 そして見習うべき先輩は皆で大事にしたいと思いました。

 午後は句会で、ご親切に近くまでクルマで送って下さる人がいて助かりました。
 皆さん佳い方ばかりで、水曜日は一番楽しい日です。それに女性会員が全員
程々に若くて美人揃いで嬉しいことです。

 2月18日 起きると夜来の雪で一面白くなっていました。



 庭木の檜にも、うっすらと積もっていますが雪国から見れば、おもちゃ
のようです。



 今月末か三月初めには咲き始める被寒桜の蕾も寒さに震えています。



 この雪景色も9時頃には雪が止み、その後急速に太陽が出てお昼頃には完全に
消えました。


 



 





 

ホシガラスの週刊ブログ

2010-02-14 18:40:26 | Weblog
 特別な事も無く、平凡な一週間が過ぎました。
 立春に入ったものの小雪もちらつく寒中より寒い日が続きました。

2月 8日  寒いながらも、まーまーの天気です。

 午前中、市民講座で 日蓮 の話でした。闘争的な布教者である日蓮は三回も
時の施政者に迫害されたものの信念を貫き通し、後世に日蓮宗という宗派を確率
し、今でも多くの信者を集めています。
 因みにホシガラスは真言宗です。
 日本には数多くの宗教が混在していますが、西欧のように争いが無いことは
日本人の寛容さを示しています。

 午後は町内の親しくしている人を病院に見舞いました。
 昨年の初夏から病状が悪化し、幸いに息子さんが北海道で医師をしているので
今の病院からベッドの儘、飛行機で転院することになりました。息子さんの治療で
再び町内に戻って来て下さる事を願っています。

 夜は演劇鑑賞会で市内の芸術館へ向かいました。
 劇は、イギリスが舞台で或るサラリーマンが勤め先を首になりましたが、妻に
告げられず福祉手当の豊富なイギリスの制度を利用して、失業手当、傷害手当等
いろいろな支援金の受給を受けたものの最後には断るについて複雑な手段を弄し
当局の担当者を惑わすストーリーで、イギリスの社会福祉制度を諷刺すると共に
オリジナルの筋書きでコミック風に画いた面白い劇でした。
 最後の結末を楽しみに観ていましたが、最後には当人が巧妙に当局を騙した
才能が認められて福祉の役所に採用されることになり大団円でした。
 気持ちよい劇で舞台も一面だけで10人の俳優さんで演じていました。

 2月9日 晴れてはいましたが風の強い日でした。
 
 グラゥンドゴルフの日でしたが、前半だけで早退し昼から近くの山歩きと言う
より丘歩きに参加しました。

 夜は日本書紀の受講で、相変わらず欽明天皇の条で朝鮮の事ばかりです。

 2月10日  曇って寒い日ですが、吹き矢には29名も参加しました。

 夕方、句会の事で打ち合わせが有り、鎌倉駅前へ出掛けました。
 一日、曇り空で太陽は出ませんでした。

 2月11日 今日も曇りです。そして午後からは遂に雨になり、果ては
みぞれにもなりました。

 探鳥をして俳句を詠むと言う受け取り方によっては優雅な会です。
 地元と言うことで案内役を引き受け、毎月訪れる市内の公園を回りました。
 何時降り出すか心配していましたが、午前中は降らずに助かりました。
 午後からの句会には18人が参加しました。
 採られる句は女性ばかりで7人の男性は成績不良でしたが、それは別にして
和気藹々で楽しい会でした。

 2月12日  曇って、うすら寒い日でした。

 グラゥンドゴルフの日でしたが、朝早くに連絡網で中止が伝えられたので
一日のんびりと過ごしました。
 
 昨夜、歯がひとつころりと取れたので歯医者さんへ行くと応急に処置して
貰えましたが今度取れると治療に長くかかると脅かされがっかりです。
 年はとりたくないものです。

 2月13日  一日中小雨が降ったり止んだりの日でした。

 猛禽類の調査観測の日でしたが、悪天候の為中止になりました。
 別の場所での吹き矢に参加します。暖冷房完備の部屋で、おまけに部屋の
都合で何時もより2m短い距離で吹けるので楽です。

 午後は俳句の事で茅ヶ崎まで出向き相談事をして夕方帰宅しました。

 2月14日  久しぶりに晴れました。

 月、恒例の酒匂川の探鳥会です。
 2.3日前からの悪天候で箱根の山々は白くなっています。八幡平のように
樹氷が出来ています。

 



 探鳥会風景です。今日は12名の参加でした。
 河川敷の芒の原には、オオジュリンがちらりですが総体には鳥影が少ないです。
 観ているとその中に犬か鹿の顔がちらりと見えましたが、直ぐに消えたので
確認出来ませんでした。何時もいるアオサギの姿もぱらぱらでゴイサギは一羽も
見えません。



 スズメだけが元気で飛び回っていました。最近、疲れるので要心して重たい
一眼レフのカメラでなく軽いデジカメにしましたので遠い所の鳥が撮れず今日は
風景主体となりました。



 箱根連山の明神岳も樹氷に覆われています。



 ダム湖の浚渫をしている為、土砂が山積みされており、この工事の機材が入って
いるので鳥影も少ないようです。
 鴨類は土砂の山の周囲や、低い所で眠っていました。
 以前は百羽単位で居たアオサギも今日は29羽で先月より少し多くなりました。
 カワアイサの雌雄も遠くにいました。そしてウミアイサもいました。



 ベニマシコもちらりちらりと枯れ芒の中を飛び回っていましたが今日の
デジカメでは到底無理です。

 中州の先端にミサゴが降り立ち、水浴びでもするのかと見ていましたが
やがて飛び立ちました。



 約4Kmを6時間かけて歩き、見られた鳥は先月より6種少ない57種
となりました。

 最後に枯れた草むらから鹿が姿を現し先刻のちらりは、矢張り鹿でした。

 丹沢から餌が無くて降りて来たようです。厳しい自然を物語っています。

 これでホシガラスの週刊ブログ2月第二週編を終わります。

ホシガラスがミヤマホオジロに会う

2010-02-06 21:26:24 | Weblog
 2月3日 今冬一番の寒さでした。
 
 吹き矢の日でしたが、この寒さにもめげず32名の参加です。嬉しい事です。
 楽しく賑やかにブレーしました。

 2月4日 今日も寒く、グラゥンドゴルフのグラゥンドは霜が降りて固く凍って
いました。陽が昇るにつれて融けるのでグラゥンドは泥濘になるかと思っていまし
たが、乾燥している為か思った程では有りませんでした。
 午後から句会が有るので前半の6ラウンドで失礼して帰宅し、出掛けます。

 上のグループに入って最初の日でしたが、それだけに5句中2句だけしか選ばれ
ません。
 終わると恒例の懇親会を有志で催し夕方解散しました。

 先日、私独りで先行して見に行ったユキホオジロを探しに行った人達が今朝早く
に出掛けましたが無事に見られる事を期待していたので昨夜、無事に残っていた
夢を見たので恐らく大丈夫であろうと思って携帯で確認すると、無事に見られた
ようでほっとしました。そして、おまけにいろいろと珍しい鳥も見られたとの事で
これは少し羨ましく思いました。

 今日は立春ですが、これは昔の暦の上の事で新暦では3月上旬になるので今の
時代は変えるべきと思います。
 本当の立春は3月の上旬なので、その頃になると春めいて来ます。

 
 2月5日 特に予定が無いのでゆっくりしました。久しぶりの休日です。

 午後、ご近所の奥さん達と自宅で病気療養中の親しくしている私の友人宅に
おじゃまして見舞い旁々歓談しました。
 友人は5人の元大和撫子に囲まれて楽しそうでした。私もおこぼれに預かり
ました。

 メールを見ると、ミヤマホオジロの情報が入っています。
 明日の午後に行って見る事にしました。

 夜はテレビで、モンゴルのマンホールチルドレンの映像を見ました。
 零下何十度になるモンゴルの首都ウランバートルでは社会主義制度から
自由経済国家になってから、格差社会となり弱い子供はいろいろな事情から
迫害されマンホールで暮らさなければ生きて行けない実情を10年に亘って
取材した映像でした。そんな中で逞しく生きて行く10歳前後の子供達が
ウランバートルでも4千人も居るとのことです。見ていても胸が苦しくなり
ました。
 然し、3時間近い番組を見通してしまいました。

 ここにも政治の貧困が現れています。中央の一部の人達だけが裕な暮らし
が出来る反面、大多数の国民特に地方の国民が貧しい暮らしを押しつけられて
いる政治は良いことではありません。
 こんな所にも、朝青龍の不作法さが伺われます。いろいろと考えさせられ
ました。



 2月6日 風はあるものの良く晴れています。

 別の場所での吹き矢に行く途中、大島が見えました。
 午後から出掛けます。
 現地へ行くと7~8人が屯して盛んにシャッター音をさせています。
 最近は三脚無しで出掛けるので、どうも手ぶれを起こしますが何とか写せました。
 まずは左側です。ミヤマホオジロは、体長16Cmでスズメより少し大きく目の
上の黄色が特徴で、目の回りが黒いのは♂で雌は茶色です。写真は♂です。



 右側です。



 正面から見ると、こんな顔です。



 公園では梅まつりの準備が進められていました。白梅が満開でした。



 コゲラが一生懸命コンコンと木の幹を叩いていました。



 暗い木陰で何か動いているので、見るとジョウビタキの♀でした。愛くるしい
目で、ちょこちょこと動き回っていました。



 池の杭にカワセミが止まっていました。間もなく池に飛び込んで小魚を獲り
立ち去って行きました。一瞬の出来事でカメラを向ける暇も有りませんでした。





大分,陽が長くなり16時半になっても太陽はまだ高くに輝いていましたが
長ーい自分の影を見ながら帰宅しました。

 2月7日  鳥の会の例会で7時半に家を出ました。いつものコースを歩き
ますが、川縁の草地を綺麗さっぱり除去したので、鳥達も棲む事が出来ず鳥影
は全くと言う程有りません。
 すっかり人工的な川になっては生物は住めません。

 我々から見れば予算消化の為の仕事としか思えません。我々が楽でない思い
で納めている税金が、こんな使われ方をされている事に腹立たしくなります。

 こんな政治しか出来ない政府を持つ国民は不幸です。コンクリートより人間
をモットーに立ち上がった政府も、そんなに簡単に改変出来ない事は判っている
つもりですが、何時になったら本当に人間の為の政治が行われるのか恐らく
ホシガラスが生きているうちには無理でしょう。情けない事です。

 草食系国民は温和しいので格差是正は難しいでしょう。

 我々の鳥の会が昨年で創立30周年を迎えたので、これを記念して昨夏は
講演会を開催し、その第二弾として公園に記念植樹をしました。

 市内の公園からは富士山が良く見えます。特に今日は綺麗です。



 紅梅も満開でした。



 そして白梅も咲いていました。



 10時半から参加者で植樹しました。次郎柿の8年生の樹高4mほどの樹です。
 既に昨年の実のへたが付いていましたので、今年の秋には生る事でしょう。

 多くの鳥達に食べて貰えれば我々としても嬉しいことです。