はじめまして

今回、新しくブログを開設しました。

歩くホシガラス

2009-11-28 18:10:12 | Weblog
11月24日
 
 最近、歯が弱くなって医者通いです。歯は歯周病予防の歯磨きを常用し
ているのに効果無いようです。歯磨きは塩でも良く、要は良く磨くことと
歯ブラシが問題のようです。1~2回の通院で済むかと思っていましら何
と大分かかるようで数か月かかるみたいです。

 医者通いは大嫌いですが、痛いと我慢出来ずついつい出掛けてしまいます。
 何か最近の病院は医術よりも経営に重点が有るみたいで信用出来ずにいま
す。何処か悪いと良い鴨とばかりに検査にかこつけて収入を増やす算段に利
用されると思うのは私だけでしょうか?

 そんな事で時間を取られて残念です。

 夜は日本書紀の講座です。欽明天皇の御代で朝鮮との交流が多い時代で
朝鮮は高麗と新羅と百済が争い、それに小国連合の任那が巻き込まれ日本
にも援助を申し出る事が多く、そんな事でごたごたしていた時代です。
 日本は古来、中国と朝鮮との交流多く朝鮮を経由して中国の文化が輸入
され朝鮮からの帰化人で日本の文化の基礎が作られたと言っても過言では
無いと思います。

 欽明の欽は、そもそも足りない物を補うの意で、ひいては文化を指すの
で欽明天皇は文化流入に積極的に働いたのでこの名が出来たのでは無い
でしょうか?

 そんな事を考えながら一日が過ぎて行きました。

 11月25日  雨のち曇りのち晴れ

 予報では9時頃には雨が上がると言っていましたので傘持参で出掛け
ました。

 勤めていた会社のOB会で都内をぶらりと歩く会に参加しました。
 9時半に水天宮集合でしたので早めに着きました。雨は止みません。

 参加者23人で9時半にスタートしました。コースを撮るべくカメラ
は軽い機種を持って行き、その都度シャッターを切りましたが途中から
何か不調になりました。然し、シャッターが落ちるので撮影されたもの
と思い安心して帰宅してからPCに読み込んで見ると全然写っていません。

 唖然としました。そんな事で写真が載せられません。

 コースは、水天宮を出て隅田川河畔を歩き清洲橋を渡って小名木川に
かかる万年橋を過ぎると芭蕉像の有る芭蕉庵史跡庭園で一休みし、更に
江東区立の芭蕉記念館を見学しました。

 この付近は何でも芭蕉の名が出て、蕎麦屋さんにも芭蕉蕎麦ののれん
が立っています。その後、のらくろ道路から田河水泡のらくろ記念館へ
向かいます。コースの略図です。



 芭蕉記念館のパンフレットです。記念館では句会が開かれていました。



 田河水泡さんには三人の弟子がいて、その一人の永田竹丸さんを知っている
人が参加者にいて事前に連絡してあったと見えて人数分の色紙が記念館に届い
ていました。
 のらくろは我々の年代では懐かしい存在です。ホシガラスの家にも全集が
あります。



 のらくろ記念館を出て清澄庭園に向かいました。この付近は嘗て木場として
運河が縦横に走っていましたが、今では江戸時代から数えて三度目の移転で
新木場へ全部移転しました。

 清澄庭園は不確かながらも紀伊国屋文左衛門の屋敷跡とされているようです。
 明治にはいってから、岩崎彌太郎が社員の慰安や貴賓を招待する場所として
造園整備した約8㌶の庭園です。池を巡って散策しました。
 池にはキンクロハジロ、オナガガモ、カルガモなどが冬の日射しを受けての
んびりと浮いていました。



 庭園から清澄公園の中を抜けて清澄通りを歩き冨岡八幡宮へ向かいました。
 冨岡八幡宮には力士の碑が有り歴代の横綱の名前が刻まれています。
 横綱にはなれなかった雷電為衛門も名誉で加えられて、最近の朝青龍や
白鵬も既に入っていました。

 冨岡八幡宮から深川不動尊の前を通ると名物のあげまんの店は生憎と
お休みでした。
 さて、今日の最後の目的地である門前仲町の、お蕎麦やさん ほうせい庵
に着いた時は13時半近くになっていました。行程約7Kmでした。

 帰宅後に期待した写真が駄目と判って大がっかりでした。

 11月26日   昨日後半からの晴れが続いていました。

 グラゥンドゴルフの日です。昨日の雨でグラゥンドが少しぬかっています。
 記録会でしたが、ホールインワンが年間180本を越して11月の月間賞
にもなりました。

 11月27日  晴れです。急に思い立って県央の二カ所の公園へ出掛け
ました。紅葉が綺麗です。



 アメリカヒドリが来ていると大分前に聞いていましたが、なかなか
出掛けられず漸く念願が叶いました。
 アメリカヒドリは、普通に見られるヒドリガモの顔の上部がメタリック
グリーンに輝いている所が特徴です。殆ど♂の単独で♀の記録は少ないよ
うです。交雑種が多く少しグリーンが見えるとアメリカヒドリと思いがち
ですが大抵は違います。

 アメリカヒドリですが、まだ完全な成鳥ではないようです。





 普通に見られるヒドリガモです。コガモと同じくらい秋に早く渡って
きます。



 ホシハジロです。大きさは鴨類は殆ど似たような体長です。



 目が金色で翼が黒く、お腹が白いキンクロハジロです。



 尾がピンとしていているので英名ではピンテールと言われるオナガガモ
です。



 クイナの仲間のオオバンで鼻柱の白が特徴です。



 同じクイナの仲間のバンです。オオバンより少し貧乏かも知れません。



 カイツブリの若鳥が一羽で頑張っています。



 誰かが投げるパン屑に群がる鴨達の中で、小さい身体のカイツブリは
もみくちゃにされています。



 自衛隊の基地が近いので自衛隊機が良く飛んで行きます。
 プロペラ機なので騒音はジェット機のように五月蠅く無いもののジェット
機の離着陸する沖縄の米軍基地周辺は本当に気の毒に思います。
 戦後60年も経つのに何故、米軍の犠牲にならなければならないのでしょ
うか疑問に思います。



 場所を移動するとカワセミが飛んで来ました。下嘴に口紅を付けていない
ので♂です。なかなか魚が捕れませんでした。







 もう一カ所の公園へ電車・バスを乗り継いで移動しました。
 ここも紅葉が午後の陽に映えていました。



 湿地には何時ものようにコジュケイの家族が餌漁りに訪れました。
 全部で8羽いました。



 ジョウビタキの♀は、来ても直ぐに飛び去り遂に現れませんでした。
 学習田にはキセキレイが一羽尻尾を振っていました。


 マガンまがいが大きな図体で泳いでいます。鴨類に比べると遙かに
大きいです。



 公園の入口近くの暗い斜面で何かが動きます。見るとコジュケイの
家族12羽の行進です。カメラは既にリュックの中です。
 残念ながら見過ごしました。

 藤沢に着くと駅前の欅にムクドリの大群が塒入りで大騒ぎしていました。
 今日一日の情報交換をしているのでしょう。鳥は言葉で無く声や身振り
で表現します。人間には判らない情報交換の手段が有る筈です。
 カラスは、いろいろな手段を使うようです。人間の気持ちを察する能力
も持っていて対応しているようです。
 長い物を持った人間には警戒することは良く知られています。

 鳥と思って侮れません。



 かくして気儘な鳥見の一日が終わりました。


 11月28日  良く晴れて暖かい日でした。

 前に勤めていた職場の年に一度の会合で銀座へ出ました。16人が
集まりました。本来、年に一回の予定でしたが私自身歳を重ねると段々
億劫になってきて昨年は、さぼってしまったので二年ぶりの会合でした。

 21年前から続けて来ましたが二度さぼったので今回が19回になって
しまいました。

 最初は50数名の参加でしたが、年々人数が少なくなって来ました。
 限定されたグループなので、新人の入会が無くメンバーは減る一方です。

 集まれる人の幸せを感じる会になって来ました。後、何年続けられる事
でしょうか?ホシガラス一人になるまで続けられるか心配です。

 それでも新幹線を利用して迄参加して下さる会員がいる限り続けて行こ
うと思っています。






ホシガラス今冬初めてのツグミを見る

2009-11-23 18:22:51 | Weblog
 11月23日 昨日の寒さと曇り空が嘘のような快晴の一日となりました。

 県内の照葉樹林を訪ねて歩きました。トベラの実がはじけて赤い実が見え
ました。



 空にはオオタカが飛んでいました。可成りな高空です。



 樹林の中で、トリュフを見つけます。



 桜の紅葉が青空に映えていました。



 最後に独特の声がして見ると今冬初めてのツグミでした。



 ツグミはこれから沢山見られるでしょう。いよいよ本格的な冬到来
です。
 新型・在来型問わずインフルエンザに負けないように頑張ります。

ホシガラスのご無沙汰

2009-11-22 12:12:23 | Weblog
 ホシガラスのブログは時々、更新を怠ります。毎日が華麗な日々で無い
為です。いとも平凡な日々を送っていました。

 12日に皇居前で3時間半、寒さに震えながら過ごしたせいか翌13日
の金曜日は何と無く体調勝れず、要心の為マスクをして東京落語会へ出掛
けました。
 この日の前座さんは、八づくしで熱演でした。将来楽しみな前座さんで
したが開口一番は可哀想に名前が出ないので名前は自己紹介の為、失念し
ました。



 今回は605回です。後95回で700回になりますが2017年10月
はホシガラスの米寿の歳です。何とか頑張りたいと思います。
 最近、何が原因か判らず少し体調が悪いと遂にいよいよかと思い、いろい
ろと書き残して置かなければ思いますが、間もなく回復すると又、100歳
迄生きられる気になって何時もの生活に戻ってしまいます。



 今日のお目当ては、中トリの権太郎師匠です。二番煎じ は期待通りの
爆笑落語でした。
 新真打ちの、菊六さんは 豊竹屋を難しい義太夫と口三味線を上手に
演じました。
 殺生禁断の柳好師匠は、与太郎が不忍池で叔父さんと釣りをする噺です。
 しん平さんは、林家さん平譲りの大げさな振りで私の好みでは有りません。

 中入り後の、志らくさんは師匠の談志の真似が上手でした。



 来月のトリを勤める、さん喬師匠の芝浜は楽しみです。

 今日も満足した一日が送れました。神仏世の中に感謝です。

 11月14日は雨の一日でした。吹き矢でしたが雨のせいて゜参加者
は6人でしたが落ち着いてプレーが出来たので私としては三段らしく
166点となり今日も満足でした。

 11月15日は、昨日と打って変わった快晴です。
 野鳥の会の創始者であり、野鳥の父と謳われる中西悟堂師の記念会に
参加しました。鎌倉駅からバスで向かいます。
 早朝の鎌倉駅はまだ、閑散としています。



 先ず鎌倉霊園に有る、梧堂師の霊前にお詣りします。
 鎌倉霊園は広大な墓地で何万基の墓が有るか判りません。



 快晴なので遠くに富士山も見えます。どこで見ても良いですねー。
 思わずカメラを向けたくなります。



 見上げるとハクセキレイが枝にとまっています。下からの姿は珍しい
のでパチリです。



 10時から墓参です。約100名が参列しました。
 墓前の墓碑です。



 参加者がお詣りした後、梧堂師が作った詩をシンガーソングライターの
女性YOCCOさんが墓前に捧げました。



 終了後、会場を横浜市上郷森の家に移し、お二人の講師による講演を
拝聴しました。

 開会に先立ち今一度、先刻の詩の歌を参加者で合唱しました。



 中西悟堂師の信条と生き様が語られ、お一人は野鳥と人との共生の中で
今日から始まった狩猟解禁が野鳥に及ぼす影響について、日本各地で聞こ
える猟銃の音で、折角越冬の為に飛来して来た臆病なマナヅル・ナベヅル
達が恐怖の為に仕方なく鹿児島県の出水市の大規模休耕田に集まざるを得
ない事は、あたかも難民収容所に入れられるようなものと評されていました。

 この為に一カ所に大量の鶴達が集まるので伝染病の心配が出ており決して
良い状況では無いと危惧される問題を指摘され成る程と思いました。

 最後に大会宣言として、銃猟と銃の所持を禁止しよう と決議して16時
半に終了しました。

 11月16日は、またまた曇り日です。

 市民講座では、相模の仏像 がテーマでしたが普段見られない貴重な
仏像なので、何処の寺にはこのような仏像が有ると言われても馴染みが
無いので興味半減です。

 最近、目と共に歯も悪くなり当分、歯科医通いが始まりました。

 夜は平家物語の受講です。平頼盛は池の禅尼の子供(但し継子)である
為、鎌倉下向の際、頼朝が嘗て平治の乱で源氏が敗れ殺される所を池の
禅尼の計らいで助けられ、伊豆に流される事になった恩義を感じ頼盛を
手厚くもてなした条です。

 会場には暖房が入りました。

 11月17日 は雨の一日です。

 体操教室で軽い体操をして午後は、鎌倉の野鳥についての初心者向きの
話を二時間程聴きました。

 この日、新聞には宮城県の伊豆沼に雁が7万羽飛来したと報じられて
いました。

 11月18日 完全には晴れませんが時々太陽が見えて、まずまずの
日でした。
 吹き矢の日で先日の余勢をかって今日こそはと思いましたが、さっぱり
でした。
 月最後の練習日なので記録会となり、今月も三ヶ月続いてのご夫妻が
一位と二位でカップが常駐しました。

 午後は句会ですが、ぱっとしません。

 夜は前進座のお芝居で、さんしょう太夫 を鑑賞しました。
 流石に前進座だけに、演出が素晴らしく幕無しで最初から役者さんが
客席入口から全員巡礼姿で出て来て舞台に上がりました。

 物語は森鴎外の原作で余りにも有名ですが、舞台は狂言的に纏めて演出
されているので見応えがありました。

 11月19日 朝のうち曇っていて雨は昼頃からと予報されているので
グラゥンドゴルフに出掛け4Rプレーしているうちに雨となり中止して早
めに帰宅しました。

 11月20日  晴れました

 歯医者さんに行ったりプリンターのインクが切れたのでバスに乗って
買いに行ったり近くの親しくしている人が病気で寝ているので退屈凌ぎ
に手持ちのCDをダビングして届けたりの日でした。

 11月21日 今日も晴れて小春日和です。

 午前中、吹き矢でしたが三段の腕前には行きませんでした。
 今日は町内の有志の定例会が有るので早めに引き揚げて会場へ向かい
ました。

 私の携帯電話が旧式になって来たので機種更新に営業所へ行き、新調した
ものの反って判りづらく取扱説明書は余計な事ばかり出ていて肝心の説明
不足で使いこなせません。今までの方が良かったようなものです。

 最近、何でも便利で複雑になり機械も説明書の字も小さくて読みづらく
なりました。言葉も専門用語で判り難く、もっと親切にして呉れたらと
思うのは私だけでしょうか?一億総専門家では無い筈です。

 11月22日  一日どんよりとした今にも雨が降りそうな日です。

 ストーブを点けて殆ど家の中で過ごしました。
 昨日の携帯電話を、いろいろといじくり回しても解決しません。
 晴れたら営業所へ行って聞いた方が早道です。困ったものです。
 買った時は説明書を読めば判ると思い係員の説明を十分に聞いて
来なかったのが誤算でした。


 そんなこんなの十日間でした。




ホシガラス東京へ

2009-11-13 09:27:48 | Weblog
 11月12日   曇りで今にも降りそうな寒々とした日でした。

 気温は15℃もあるのでしょうか?兎に角寒い日でした。
 暫く暖かい日が続いて寒さ対策不完全な身体は戸惑います。
 それでも少し厚着して出掛けました。

 まずは何時も行く目白です。学習院横の並木のナンキンハゼが色づき始めて
いました。実も黒くなりつつありました。この実は蝋燭になります。
 ナンキンハゼは名前の通り、中国南部原産のトウダイグサ科の木です。
 黒い実が三つにはぜると白い蝋を含んだ実がでます。種子からは油が採れます。





 学習院の植え込みにも黄葉が見えました。



 今月分の新発行の鳥切手を求めて駅に向かいます。少し上り勾配の
静かな通りです。ホシガラスにとって好きな道の一つです。



 目白から東京駅へ行きます。今日のメインとなる平成天皇在位20年
奉祝国民祭典参加です。
 所属しているボランティア団体の参加動員に応じました。
 生憎の曇天で涼しさ通り越して皇居前広場は真冬の寒さです。

 奉祝まつりでは全国から、青森ねぶた、群馬の八木節、佐渡おけさ、
郡上おどり、高山まつり、御諏訪太鼓、佐賀母ケ浦面浮立、等19団体
がパレードをしてお祝いし参列者に興を添えていました。

 二重橋前広場に特設舞台が設置されています。
 会場に入るには厳重な持ち物検査があり、カメラの持ち込み禁止なので
写真が撮れませんので、せめてものパレードだけ少し撮ってみました。

 館林の八木節のグループが出演準備をしていました。





 青森五所川原から参加の15m程の巨大な立ねぶたです。



 日暮れの東京タワー方面を見ます。



 諏訪大社の御諏訪太鼓の行列が続きます。







 佐賀県鹿島市から参加の母ケ浦面浮立のパレードが来ました。







 折角来たのだからでしょうか?屋台の上からビデオカメラを回して
います。



 もっと見ていたいのですが、17時開会では後ろの席になりそうなので
15時半に会場に入りました。厳重な検査です。各ゲートが、ごった返して
います。私の入場券はAゲートです。



 前から3列目ですが、我々の前に祝田橋に通ずる車道が有り、その先が
二重橋広場の特設舞台が有るので120m位の遠さです。
 近くにテレビの大画面が各所に設けられていますので舞台の様子は良く
判りますが所詮、映像です。
 気温が低い上に風が有るので寒いことです。奉祝も三万人の我慢です。
 用意の良い人はビニールのレインコートを羽織って風を防いでいます。
 雨が降らないだけ、まだしもです。

 17時、アナウンサーの宮本隆治さんとタレントの久保純子さんの司会
で開会となりました。

 開会宣言は元閣僚でした。佐藤しのぶさんの国歌独唱の後、各界からの
お祝いメッセージが延々と続きます。経団連の豊田氏は凄く小柄な人でした。
 ノーベル賞の小柴さんは杖を突いてのご挨拶でした。森光子さんは平成
天皇誕生の時の歌の一節をうたいました。荒川静香さん、高橋尚子さんは
書き物を読まずの立派な挨拶でした。

 この後、陸海空自衛隊合同の奉祝演奏です。鬼太鼓座、千代田区の小中学
生のビッグバンド演奏など暫く寒さを忘れる演技が披露されました。
 両陛下は室内でご覧になっているのでしょう。気温は12.5℃と司会者
が言っていました。風があるので体感温は10℃を切るでしょう。

 18時半に、両陛下が二重橋にお出ましです。これも我々には映像でしか
見えません。主催者の祝辞が有って、鳩山総理の祝辞に続きEXILEの
即位20年奉祝曲が歌唱されましたが、私の年代には、ぴんと来ません。

 この時代に全国から三万人の人が、動員されたか否かは問わず老若男女が
集まる事は日本人の豊かな国民性と思います。結構、若い人も参列している
事に日本の将来に明るさを感じます。

 全員で国歌斉唱の後、天皇陛下のお言葉がありました。生憎の寒さを労わ
れた事に心が安らぎました。陛下はオーバーコートでしたが、美智子さんは
薄着のようで寒かったでしょう。女はつらいよ です。

 以前、悪評の高かった元総理が万歳三唱の音頭を取りましたが今更の感じ
でした。

 両陛下が静かに手を振りながら退出されて19時、閉会となりました。

 実に寒かった三時間半でした。東京駅に着いてほっとしました。

 丸の内の夜景をお上りさんみたいに撮りました。



 日比谷方面です。



 ミレニアムの通りにはイルミネーションが輝いています。



 丸ビルと新丸ビルです。全くお上りさん気分です。



 東京駅から会場までは今日のポスターが並んでいました。



 かくして11月12日も無事に終わりました。帰宅は21時半、嘗ては
近かった東京も今では遠くなりました。そして明日も東京です。


ホシガラスの勉強

2009-11-10 17:34:11 | Weblog
 11月 9日   晴れて暖かい日が続きます。

 市民講座の会場は約100名ですが、途中から冷房の準備をするぐらい
でした。
 今日のテーマは、相模湾の生物 で、講師は葉山しおさい公園の館長さん
です。

 相模湾の定義は真鶴岬から三浦半島の城ヶ島を結ぶ線の中とのことです。
 相模湾、特に江ノ島周辺は海洋生物、なかでも深海生物に関しては明治の
頃から世界的に有名な場所だそうです。
 ドイツ人のヒルゲンドルフやデーデルライン、又、大森貝塚で有名なモース
さん、そして鳥でも馴染みの深いアラン・オーストン等が競って相模湾の
海洋生物を調べ、モースは江ノ島に実験所を設置した程です。

 我が国では、昭和天皇が葉山のご用邸に来られ研究されて、いくつかの
新種も発表され数多くの文献や著書を発行されています。
 我々は兎角、天皇の研究は自分では余り携わず専門家に委託して結果
だけ発表しているので無いかと思いがちですが、昭和天皇はご自分から
出掛けて採集し研究されたとのことです。

 海にとって、大きな台風が来ると海がかき回されて掃除になるそうで
綺麗になるようです。丁度、畑が耕されるようなものです。

 1970年から、ブラスチックの屑が海に流出し海洋生物にとって
いろいろな悪影響を与えるようになりました。
 この為、海の透明度が悪くなり太陽光線が届かず海藻の繁殖力が悪く
なり、これを食べる生物が育たなくなって絶滅危惧種が多くなっています。

 日本では、蛤が絶滅し今売られている蛤は全部、韓国産になりました。
 序でに蛤の貝合わせは絶対に一つしか合わないようです。
 昔は、アワビでもサザエも大きかったそうですが、いまでは小型になり
ました。

 又、序でにバイ貝の貝殻に穴を開けて鉛を流し込み、独楽にしたよう
です。このバイゴマが訛ってベイゴマになりました。

 最近は海洋生物でも外来種が増えていますが、この原因は大型船が航海
の際、舟を安定させる為にバラストに水を入れますが、これを外国の港で
吐き出すと、この中には多くの外国産の生物が入っているので、これが増
えるので防ぎようが無いとの事です。

 海岸の砂浜を歩いていると、いろいろな打ち上げ物が見つかります。
 これを丹念に探すと、とんでも無い外国の品が見つかり面白いようです。

 こんな話を二時間に亘って聴き、多いに勉強になりました。

 11月10日  引き続き晴れて暖かい日です。

 午前中、グラゥンドゴルフ7Rプレーすると汗が出ます。
 午後の予定があるので早めに切り上げて、毎月第二火曜日の午後恒例の
新林公園の山道を歩く会に出掛けました。

 ここは鳥の種類は少ないのですが、昆虫や花に詳しい人が参加するので
教えて頂けます。

 ここの入口の欅並木の紅葉は毎年早めで素晴らしいのですが今年は冴え
ません。





 サザンカが咲いていました。



 蜘蛛の巣に鈴虫のような虫が、引っかかりそうになっていました。
 虫は、セスジツユムシだそうです。



 どうやらセスジツユムシの威勢が良くてジョロウグモは落ちてしまいました。
 枝にしがみついて己が身を嘆いているようです。



 近くに小さなボケも咲いていました。



 短い急な登りを上がり切ると、ほっとします。
 下ると夏には葛が繁茂し、秋にはトリカブトが咲きます。
 今日は珍しい菊科の白い花が咲いています。
 花に詳しい人が沖縄に多い、タチアワユキセンダングサ と教えて下さい
ました。帰宅して図鑑を調べると納得です。



 秋の風物詩のカラスウリがぶらさがっています。



 ここは全行程約2Km弱ですが、ぶらぶらとあちこち観ながら歩くので
2時間はかかります。山道を登ったり下ったり適当な運動になります。

 最後に、クロコノマチョウ が樹液を吸っているのを見ました。



 公園には池が有り、その上に近くの小学校の実験用の田圃が有ります。
 秋には稲穂が垂れます。
 池の側に大きなラクウショウ(落羽松)がまだ葉を落とさず聳えています。
 この木は、ヌマスギとも言われ北米南部の原産です。大きな木になります。



 拡大部分です。紅葉が綺麗です。



 今日もいろいろと勉強になりました。教えて下さった方に感謝です。

 今日歩いた歩数は、25,365歩になりました。